encourageofclimb 山登りへの招待状

Encourage of Climb 山登りへの招待状

山登りと買った山道具、温泉の記録帳です。

2021年は富士山に登れるのか?登るには感染リスクがあるけど山小屋に宿泊したほうがいいのか?

2020年は登ることのできなかった富士山。2021年こそ富士山に登ってみたいというかたは多いでしょう。果たして2021年は登ることができるのでしょうか?

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2021年2月時点での富士登山の現状

2020年の富士山

昨年、一部の山小屋では休業や売店営業の休止などありましたが、ほとんどの山では感染対策を施しながらも登ることができました。ただ例外だったのが富士山と南アルプス

 

新型コロナ: 富士山、今夏閉山へ コロナ感染防止で登山道閉鎖: 日本経済新聞

 

記事によると登山者が密集するのと救護体勢の不安から2020年夏の開山は見送られました。確かに富士山は高尾山みたいに本格的に登山をしたことない人も登っている山なのに、他の山と比べて高山病のリスクもあります。さらに他の山と比べてシーズンが短く夏休み期間中に登山者が集中する、北アルプスのようにいくつもの山が連なっているわけでもなく、5合目から登る人の99%は山頂を目指していくので(登れるかはどうかは別として)、頂上付近は渋滞する。といった他の山とは大きな違いがあります。

2021年2月時点の現状は?

では、今年(2021年)はどうでしょうか?山と渓谷の2021年2月号では今のところ開山へ向けて各方面から働きかけが強まっているようです。富士山の山小屋や観光業者が連携して県に感染対策を徹底した上での財政対策を申し出たということ。県も乗り気で予算を計上しているとのこと。今後の感染状況次第やワクチンの供給状況にもよりますが、2月の段階では登れそうです。

 

ただ、例年のように開山中であればいつでも登れるようなことはなさそうです。山小屋も感染対策のため、通常と比べて宿泊人数も減るでしょうし、山頂付近の密を回避するためにそもそもの登山人数を制限するかもしれません(環境保護の観点からも含めて)。

 

山小屋には宿泊するべきか?

 山小屋は快適になるのか?

ここでひとつの疑問が生じます。山小屋に泊まるべきかどうかです。山小屋というと大勢が雑魚寝するというイメージを持っているかたが多いかと思いますが、まさに富士山の山小屋の大部分はイメージ通りです。例えばお盆のピーク時は1畳の中に3人とか1つの布団を2人(ひどいと3人)という非常に狭い環境下で泊まらないといけないときがあります(ここも他の山と違うところ)。2021年も同じような状況になることはまずありえないので寝るという環境に関しては例年よりもましにはなりますが、不特定多数が泊まってしかも個室のない富士山の山小屋は感染対策を施しているとはいえ不安は拭いきれないでしょう。富士山には残念ながらテント場もないのでテントを張るということもできません。

 

となると日帰り(朝登って昼間登頂、夕方下山)もしくは夜行(夜に登り始めて休憩しながらご来光をみて下山)という山小屋を利用しない富士登山も候補に入ってきます。山小屋を利用しないので感染リスクは少なくなりますが、果たしてどの登りかたが1番安全に登れるのでしょうか?

 

日帰りや夜行はケガや高山病のリスクが大きい

1番に考えてほしいのはリスクの最小化です。富士登山をするにあたって、感染してしまうリスクもあるでしょうが(それはどこにいても変わりませんが)、富士登山には高山病、捻挫や落石によるケガ、夜行登山の場合は眠気などさまざまなリスクがあります。感染リスクを恐れて他の高山病や眠気のリスクをあげても意味はありません。感染を恐れたために夜行で登って想像以上に寒くて体力奪われたなんてことをしたら、医療関係者の手を煩わせるになります。

 

富士登山は登りで5時間30分から6時間、下りでも4時間はかかる登山です。朝はやくに登れば日が沈む前までには戻ってこれる時間ですが、1日がかりの登山になります。昼間の気温は朝と比べて暖かいのでそれなりの山装備をしていれば登れますが、高山病を回避するためには夜にはご5合目までには到着している必要があるでしょう。ましては夜行は眠気と寒さとの戦いも入ってくるため、登山初心者はやらないべきでしょう。無駄に医療関係者の手を煩わせるのはよくありません。山小屋が満杯だとついこういう無謀な登山をしがちですが、今年(2021年)は特に実施するべきではありません。

 

となると、山小屋に宿泊することが1番リスクが低いのかなと思います。1泊2日で高度順応しながらしっかりと睡眠も取れる山小屋であれば高山病のリスクを減らすことができます。

 

何がともあれ2021年は富士山に登れますように。