2019年9月中旬、そろそろ本格的な登山をしてみたいなということで目指したのは谷川岳。東京都内からもアクセスがよく近くて良い山とも呼ばれています。
谷川岳はロッククライミングの聖地でなんか難しそうな山かと思ったのですが、谷川岳ロープウェイを使えばお手軽に登れる山になります。とはいっても高尾山と比べたら遥かに難しく、これからしっかり山の世界に入っていっぱい登って行くぞ!!っていうかた向けの山です。
今回のコース
●コースタイム合計=約5時間(休憩時間含まず)
●コースタイム詳細
土合口駅(谷川岳ロープウェイで10分)→天神平駅(0.50)→熊穴沢避難小屋(0.30)→天狗のとまり場(0.30)→天神のザンゲ岩(0.20)→肩の小屋(0.10)→トマノ耳(0.15)→オキノ耳(1.40)→熊穴沢非難小屋(0.40)→天神平駅
この日の東京都内は土砂降りの雨。山にいくのも億劫になるぐらいでした(道あるているだけで濡れるぐらいの雨でした)。ひとりだけなら絶対中止にするのですが、今回はグループ登山なのでそんなことはいってられません。谷川岳のほうはまだ天気が持ちそうとのことなのでとりあえずいってみようということになりました。
アクセス
東京駅から上越新幹線で1時間20分ほどで着く上毛高原駅が最寄駅。この日は東京駅6時36分の始発新幹線で向かいました。えきねっと割引があったので普通車よりもグリーン車のほうが安いという異常な設定だったのでグリーン車で優雅に向かいました。
上毛高原駅からはバスで谷川岳に向かいます。
バスの時刻表はこちら
バスとこれから乗る谷川岳ロープウェーのセット乗車券みたいなのがあるのでこれを使ったほうがお得です。
https://kan-etsu.net/publics/index/32/
途中水上駅を経由して小一時間(ずっと寝ていました)で谷川岳ロープウェイの入り口に到着です。
ここからはロープウェーに乗り換えて登山のスタート地点である天神平に向かいます。
少し準備運動して登っていきます!!
しばらくはなだらかな道
天気ですが、幸い雨はまだ降っていないです。
最初は木道と階段で整備された樹林帯を進んでいきます。
いきなりキツい登りでないのでウオーミングアップには最適です。
途中できのこが生い茂っている木がありました。
周りでこの木だけきのこだらけだったのでこの木はきのこからモテモテですね笑。後で調べてみたらツキヨタケという毒キノコみたいです。
途中谷川岳のトマの耳とオキの耳が見れました。
普段は雲がかかっていることが多いみたいなので奇跡的みたいです。これからあそこまで行くんだなって思うと少し気が遠くなります。
トウオオヤマリンドウが咲いていました。
谷川岳は太平洋と日本海の分水嶺で日本海側は豪雪地帯ということで森林限界が低いことで有名です。なので標高1500mぐらいでも多種多様な高山植物が見れます。
50分ぐらい歩いて熊沢岳避難小屋に着きました。ここで少し休憩です。適度に晴れ間が出てきて暑かったので、半袖シャツにしました。朝の寒さはなんだったのか・・
避難小屋をすぎると一転岩場の登山道。
ここから本格的な登りがやってきます。
こんなようにロープ使って登って行く箇所が多くなってきます。
しかし、ここが一番キツいところなので踏ん張りどころです。
だけど、ロープ箇所が終わるとこんな風景が広がっていました(^o^)
出発点の天神平駅やみなかみ町、遠くには榛名山まで見えました。晴れていたらもっと遠くの景色まで見れるそうです。
雲が流れている姿もみれました。
天狗のとまり場、天神のザンゲ岩と過ぎていくなかで徐々に雲の中に入っていきほとんど視界は見えずって状態でした。さっきまでの穏やかな天気はなんだったのかという感じです。
そして、ついに肩の小屋に到着!!ここまできたら頂上まであと少しです。
そしてトマの耳に到着!!
頂上からは絶望的なぐらい何も見えず(泣)。そして、気温10℃なので寒い!オキの耳まで行きたかったけどこの先何も見えないので仕方なく下山することに。
下山中そして終わりに虹がみれました。やっぱ今日はついてる♪
奇跡的だと思うぐらい雨は降らなかったし、頂上以外では景色もそれなりに楽しめた
オキノ耳にはいけなかったので次回再挑戦するとしよう