encourageofclimb 山登りへの招待状

Encourage of Climb  山登りと温泉への招待状

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下諏訪温泉ぎん月に1人泊 二十四節気の料理と庭園ビューの掛け流し露天風呂

中山道と甲州街道の合流点にある下諏訪温泉。

諏訪神社の門前町としても有名で温泉は鎌倉時代に発見されたようです。共同浴場も10箇所あり、泉質が異なるのでいろいろな浴場と比較して入ることができます。2022年の年末、下諏訪温泉のぎん月に宿泊してきましたのでレポートします。

 

 

ひとり旅だったが広々した8畳の部屋に宿泊

 

ぎん月まではJR中央線の下諏訪駅から歩いて8分ほどです。行きは諏訪大社よってからきたので後述します。玄関入って中に入りチェックインしました。玄関には天気や温泉の温度の案内もありました。チェックイン時に夕食の時間や朝食の時間を決めてから部屋に向かいます。

今回の部屋は山月でした。

 


8畳の広々とした部屋です。ひとりであれば十分過ぎる部屋です。

広縁もあり、冷蔵庫もありました。

ちょうど角部屋なため奥には諏訪湖が見えます。

冷蔵庫の中にはお水が入っています。

部屋内にトイレもあります。

洗面所は部屋の扉開けてすぐのところにあります。

部屋内にはタブレットがあり、館内案内やルームサービス、インターネット閲覧ができます。



温泉は綿の湯源泉を引いた源泉掛け流し、近くには公衆浴場もある。

 

温泉は館内では内湯と露天風呂が1ヶ所ずつあります。内湯と露天風呂は別々になっていますので一旦服をきて移動する必要があります。

 

内湯は循環式だがいつでも入れる

 

内湯は宿泊中いつでも入ることができます。

 

脱衣所には綿の湯源泉についての説明と人形が飾られています。

綿のようにふわふわなお湯なのでそう呼ばれているそうです。

内湯はこんな感じです。内湯は循環式ですが、シャワーは露天風呂にはないので体を洗う場合は内湯で洗う必要があります。

泉温は42℃なので熱めですが、窓が開いているおかげで冬の寒い空気が入ってきます。

 

露天風呂は源泉掛け流し。ほぼ貸切で入れた

 

露天風呂に行くには一旦外に出ます。ぎん月のうさぎさんが可愛いです。

鯉が泳いでいる庭園を通って露天風呂の建屋が見えました。

先客がいましたが、ゆっくり着替えていたのであまり被ることがなくほぼ独占して入ることができました。露天風呂は源泉掛け流しです。無色透明の単純温泉ですが、硫酸イオンと塩化物イオンが比較的豊富です。綿の湯源泉と呼ばれるこのお湯は綿のように柔らかく、誰でも入れる優しいお湯です。

露天風呂には恋札占いという何枚かの札があり札をお湯に広げて沈めて再び上がってきた時に表の枚数によって運勢がわかるというものです。コツがわかればぶっちゃけ全部表にすることも可能です笑。

また、近くに公衆浴場もあります。公衆浴場のチケット付きのプランに申し込むと新湯、旦過の湯、遊泉ハウス児湯の中から2箇所入れます。今回は遊泉ハウス児湯に行ってきました。

中は結構広く多くの地元の方が利用していました。風呂の種類公衆浴場の割に多かったです。

 

二十四節気の感じる夕食と健康朝食

 

部屋でゴロゴロしながらテレビ見ていたら、山小屋特集やっていました。木曽駒ヶ岳や八ヶ岳の山小屋の紹介していてさすが信州です。


夜の6時ごろから夕食で食事処に向かいました。年末に訪れましたが、まだ本格的な帰省ラッシュ前なので数組の夫婦とひとり旅客しかいなかったので落ち着いて食べることができました。

 

ドリンクメニュー

 

ビールはキリンと瓶ビールでアサヒがあります。

信州らしく旅館ですがワインも豊富です。グラスワインもありました。

日本酒も種類揃っています。

ソフトドリンクは自家製のクラフトソーダが気になります。

ってことで今回は自家製クラフトソーダのアップルビネガーにしました。

ビネガードリンクはよく食前酒(なのかノンアルコールのものもあるから食前ドリンクなのか)でもいただくこともあるのでちょうどよかったのかな。りんごとお酢の爽やかさは食事ともよく合いました。

 

ではいただきましょう。

右下にあるのが本当の食前酒でカリン酒です。諏訪といったらカリンです。甘さもありながらスッキリしていて食前酒としてもぴったりでした。

 

前菜はお酒に合いそうなものばかりですが見た目も鮮やかで、一つ一つ凝っています。下のシートは中山道69次が書かれています。

右上からローストビーフ、満月玉子、いくらおろし、干し柿のクリームチーズ和え、諏訪湖でとれたワカサギの甘露煮、紅葉に隠れていますが梅の甘露煮です。どれも美味しかったのですが、干し柿のクリームチーズ和えはその中でも格別でした。干し柿の甘さとクリームチーズの酸味がとにかく美味かった。ビールにもワインにも合う味です。

 

先付は椎茸(原木)の菊花和えでした。

お作りは長野の旅館に泊まると大抵出てくる信州サーモン。程よい脂のりでした。

お吸い物は蕪の摺り流しです。蕪の苦味はあんまり好きではないですが、そこまで苦味を感じることなくいただけました。

焼き物は鰤でした。海なし県の魚はちょっと違和感もありますが、二十四節気を感じるメニューなので出てきたのかな。

鍋は豆乳鍋です。

鰤を食べているころに鍋もいい感じになりました。

落ち着く味です。女将さんも気さくに話しかけてくれましたしご飯も早いタイミングで持ってきてくれましたので鰤や豆乳鍋と一緒にいただけました。

 

お料理最後は豚の角煮です。こちらは美味しいには美味しいのですが脂が結構きつかったですね。体質なのかな。

デザートはほうじ茶のブラマンジェでした。

朝ご飯はこの日は飯田線修行を行うので1番早い7時半からにしました。種類豊富で健康的な朝食です。

サラダにもナッツが乗っかっていてちょっぴり贅沢気分です。

りんごのコンポートにヨーグルトをかけていただきました。

コーヒーは別途100円払っていただきました。

 

諏訪大社にお参り

ぎん月にチェックインする前に諏訪大社の下社春宮に参拝してきました。

春宮から1キロほど歩くと秋宮がありその周辺が下諏訪宿と下諏訪の温泉街、ぎん月があります。

春宮は夜明け前に行ってみました。年末の6時前という時間なので誰もいませんでした。


諏訪地域の夜景もちょっと見えました。

このまま日の出まで待ってやろうかと思いましたが寒いのでやめて朝風呂入っていました。なので日の出は部屋からみました。



食事も美味しかったですし、露天風呂も貸切気分で入ることができました。二十四節気なので2週間程度でメニューが変わっていくのかな。信州にいく機会は登山をしている限り何回でもあるので