encourageofclimb 山登りへの招待状

Encourage of Climb  山登りと温泉への招待状

登山記録や山旅、登山道具などの山に関することや旅行や温泉のブログ

東京23区の山をメトロ24時間チケットを使って縦走(箱根山・飛鳥山・愛宕山)


東京23区(特に山手線から西側)って意外に平坦な場所って少ない気がします。全力坂シリーズで色々坂が出てくるぐらいですので東京ってああ見えて実は起伏に富んだ街ですよね。実際地下鉄でもいきなり地上に出てくるとか(渋谷とか)もありますし。

23区内標高自体は大して高くはないですがお山は結構あるらしく東京まちなか超低山なんて本も出ているぐらいです。

 

 

前まえからちょっと興味があったのとたまたま東京にいて1日暇だったのでまちなかの超低山の中でも比較的有名であろう箱根山(新宿区)と飛鳥山(北区)と愛宕山(港区)の三山を登ってきました。

 

 

 

 

サウナに入りたい&石井スポーツで冬用装備の下見をしたいということで東京にきたわけですが時間的にはまだ余裕があります。

ってことで企画したのが今回の超低山の縦走です。縦走っていっても人工物で満ちた東京を尾根線で繋ぐことはできないので実際は走るなり、自転車乗るなり、交通機関使うなりして点と点を繋いでいきます。走る準備はしていませんでしたので自転車借りるか交通機関使うかの2択になりましたが、その後のことを考えると自転車借りるのは一部にして基本は東京メトロの24時間チケット(600円)を使って移動しようと思います。

 

1. 箱根山(標高44m)

www.tokyo-park.or.jp

朝は池袋駅からスタートし副都心線に乗ってやってきたのは西早稲田駅

ここからまず行くのは箱根山です。箱根っていっても東京の人たちがよく行く箱根ではなく恐らく100人中1人か2人ぐらいしか行かない箱根でしょう。

 

この箱根山、山手線内で最高峰の山となっています。とはいっても山の標高を有に超える建物がわんさかあるのが東京ですが。箱根山は戸山公園の箱根山エリア(東側)のエリアにあり、駅から明治通りを南へ少し歩き最初の信号を左に曲がって路地に入り一旦下ったところにあります。



公園の中なので舗装もされていますが少しずつ登っています。



ちゃんと山の形しています。

階段を登ると


山頂です。テーブルと三角点があります。

 

木々に囲まれているせいで残念ながら展望はよくないです。

ものの3分ぐらいで登頂しましたが、山の形しているのでちょっとした登った達成感もあります。

 

この先愛宕山まで行くのですが地下鉄で行くと面倒な乗り換えが多いのと1時間もかかるようなので自転車を借りようとしたのですが、久しぶりの操作で使い方を完全に忘れレンタルできませんでした(東京ってそんなに自転車借りる人多いの?)。

なので先に飛鳥山まで行くことにします。

 

2.飛鳥山(標高26.2m)

 

飛鳥山は北区王子にあり地下鉄の場合南北線で行けるのですが副都心線も南北線も基本的に南北を連絡しているので相互で繋がっていません。乗り換えが2回必要になるので、近くを通っている都電に乗って行くことにします。初めての都電です。

結構お客さん乗っていましたね。路面電車ならではの景色とゆっくりした車窓を20分ばかりみた後飛鳥山で下車します。

階段登って

あれ?もう山頂?

って思ったら案内図がありました。どうやら山頂はもう少し先のようです。

飛鳥山は江戸時代から桜の名所としても有名で渋沢栄一ゆかりの地でもあります。

 

公園自体全体的にのペーっとした尾根っぽい場所で、山頂は少しばかり隠れていました。



王子駅は公園から見えるぐらいすぐなので地下鉄に乗って愛宕山に向かいます。

 

3. 愛宕山(標高26m)

 

最後になった愛宕山は天然の山としては23区最高峰とのことです。他の山は人工物なんですかね(詳しいことは分かりませんが)。愛宕山の最寄り駅は日比谷線の神谷町ですが、南北線からの乗り換えはできないので銀座線の虎ノ門から歩きます。

愛宕山というと急すぎる階段。別名出世の階段とも呼ばれています。これ登ってブログの出世を願いながら登りました笑。上から見ても結構な急勾配です。



神社でお参りして神谷町まで戻り東京まちなか超低山縦走は終了です。

 

番外編1 東京タワー(高さ150m)

今回は登りませんでしたが、歩いて登れる東京23区最高峰って東京タワーの展望台ではないでしょうか?

入場料を払って階段に挑戦します。600段もあり高さも150mまで登ります。登り切ると非売品の昇り階段認定証をもらえます。

もちろん他の超低山やビル群と比べても高い位置にあるので展望も良好。曇っていたのですが湾岸エリアやスカイツリーは見えました。



愛宕山からも近いので愛宕山登山前後に挑戦してもいいでしょう。

 

番外編2 石井スポーツ神田本店(2階建)

 

この日は神谷町から日比谷線と千代田線を乗り継ぎ神保町の石井スポーツにきました。2階建で入り口の階段を登ると山頂に着きます。



新宿の石井スポーツと比べると本格的な登山用品が多いって思っています。なのでしっかり買いさだめしておきたいって時は新宿よりも神保町に行くことが多いです。新宿は山から帰った後には寄りやすいのでそういう時に寄りますが、神保町は街自体も好きですし、秋葉原も歩いて行けるので山に行かず東京にきた時は大抵よっているような気がします。

 

これから冬になって雪山シーズンになって行くので装備も買い揃えようかなと思っているのでその下見でしたが満足できました。

 

東京都内にはまだまだ超低山があるようです。後でKindleで東京都内の山についての本もあることを知ったのでまた暇なときに登りたいです。