encourageofclimb 山登りへの招待状

Encourage of Climb  山登りと温泉への招待状

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静岡市内の富士山眺望の名所朝鮮岩と薩埵峠に行ってきた

2022年の年の瀬、地元静岡に帰省していたので静岡市内で富士山展望の名所の朝鮮岩と薩埵峠に登ってきました。

 

 

 

朝鮮岩

 

朝活ということで宿泊していたホテルに不要な荷物を置いてサコッシュだけで登ることにしました。

 

静岡駅から1駅先の安倍川駅から登山は始まります。冬の朝6時なのでまだ暗いです。

最初は住宅街の中を15分ほど歩いて登山道に入っていきます。登った時はまだ暗かったのでここから先は帰りにとった写真になります。最初は舗装されていますが徐々に林道っぽくなっていきます。

分岐が何回かありますか、傾斜の緩急の差なのでどちらから行っても問題ないです。

途中でお堂が見えます。

広場のようになっているので登山道はどこ?ってなりますがお堂の奥に行くと獣道があるのでそこを進んでいきます。ここからが本格的な登山道になります。

 

送電線の先には雪山が見えましたのでおそらく南アルプスのどこかの山でしょう。

急な坂が続き、荷物は軽いですが、運動不足がたかってキツキツです。

ある程度登り切ると尾根線に乗るのであとはアップダウンの繰り返し。

最後の坂を登り切ると朝鮮岩です。

静岡市内を一望でき、その先に富士山があるのですが雲に隠れて見えませんでした。西の方は晴れていたんですけどね。

海とその先には伊豆半島も見えます。

新幹線もみることができます。富士山と夜景の名所のようで、確かに静岡市内の夜景と富士山はいい写真になりそうです。

 

この先は満観峰などもありますが時間はないのでまた今度。帰りは急坂を下るのでトレッキングポールあると楽かなと思いました。

 

注意したいのは下り切ったところ。

このまま降りてしまうと別のところに行ってしまうので右上に曲がってお堂に向かいましょう。

 

往復で2時間弱ほどで行けますので静岡市内で泊まった際の朝活にはちょうどいいかもしれません。

 

ホテルで朝食をとって着替えた後、今度は静岡市の東側の薩埵峠に向かいます。



薩埵峠

 

薩埵峠は東海道の難所としても知られていて、歌川広重の東海道五十三次にも描かれています。今でも東海道本線、国道1号、東名高速と交通の要衝で東名高速を運転していてトンネル越えて富士山がドーンと見えるのは感動レベルです。大学の頃毎日のように電車で薩埵峠を通っていましたが行ったことがなかったので今更ながら行ってみることに。

 

スタートは興津駅。

隣の由比駅まで1駅ですが結構離れていて標準で160分かかるのである程度時間に余裕を持って歩くことをおすすめします。基本舗装道なので足元はスニーカーで問題ないですが、長時間歩くのでコート着ていると暑くて邪魔になるのでロッカーに荷物を預けて歩き、帰りに回収する方がいいでしょう。

 

駅からすぐの国道1号を由比方面に歩き、途中で甲府方面に向かう身延道と別れます。

国1のバイパスと合流する近くで写真のような看板がありますが、

海岸沿いを行く道で薩埵峠に行かないので抗って真っ直ぐ行きましょう。

 

分岐に看板があるので従っていけば問題ありませんが、近道もあるようです。道中みかんが売っている無人販売が多かったですが、道中は100円、薩埵峠で200円になっていたのは峠であることを実感しました。

 

墓地があるあたりで駐車場がありそこからは階段になります。


200m登ると薩埵峠の看板がありました。割とあっさり着きました。

国1と東海道線、駿河湾その先に富士山が見えるのですが雲がかかっています。

遊歩道になっているのですが、途中で崩落しているので通行することができず一旦下り、再度舗装道を登っていきます。

 

由比方の薩埵峠に到着。


東名高速も見える有名な場所ですが、実際は展望台のとこになります(崩落しているため行けず)。

 

車でも行くことができますが結構細い道なので運転には注意が必要です(もちろん歩行者も)。あとは由比に向かって下っていくだけです。夏みかんが道端に生えていてとてもきれいでした。

途中のくらさわやという食堂で由比名物の桜えびのかき揚げをいただきました。

あまみもあり、小さいですがのどに突っかかるようなこともなく食べやすかったです。

 

由比駅に向かって歩いていたら最後に富士山がみえました。よかったよかった。

 

早いペースで歩いたので2時間40分でご飯も食べて由比駅に着きました。

朝鮮岩も、薩埵峠も結局雲に富士山が隠れてしまったので今度は富士山が見えることを期待してまた