年始に京都の大文字山を登って以来久しく登山をしていなかったのですが、
そろそろこれからに向けて動いていかねばという気持ちになったので、久しぶりに山に登ってきました。久しぶりなので足慣らしも兼ねてハイキング感覚で景色もよいところに登りたいと思っていたので向かったのは埼玉県日高市の日和田山。奥武蔵の山で電車でのアクセスもよく、低山ながらも岩場があったり、眺めがよかったりと真夏の暑い時期を除けば季節を問わず楽しめる山です。
今回は西武線の武蔵横手駅から物見山に登ってその後日和田山まで縦走。一旦里に降りて後、高麗峠を超えて宮沢湖のメッツァビレッジを目指します。前半は山を楽しみ、後半は里山ハイキングです。全体的に日和田山からの下山を除いてアップダウンは少なく、休憩スポットも豊富ですし、最後にはムーミンと温泉が待っています。
まずは物見山へ
スタートは西武池袋線の武蔵横手駅から。自販機とトイレぐらいしか駅や周辺にはありませんので買い出しは電車に乗る前にしておくのが無難です。
まずは登山口の途中にある五常の滝を目指します。
国道を歩いてすぐで五常の滝の案内板があるので左に曲がって林道の中に入っていきます、
川沿いの単調な林道を少しずつ登っていきます。めぼしいものは祠ぐらいしかなくただただ登っていきます。下山でこの道は辛そうです。この先に集落もあるので駅に向かう地元の方らしき人と2人すれ違いました。集落から駅までは4kmぐらいあるので車がないとほんと大変だと思います。ちなみに車は1台もすれ違いませんでした。
25分ほど歩くと五常の滝に到着しました。
入場するのに200円かかるようですが、本日は月曜日のためおやすみ。だから、車は少なかったのか。道から覗いてみます。
当たり前ですが滝はみえません。川の大きさ的に大きな滝ではないはずなのでお金をとってまで見せる滝はどんな滝なのか気になります。
もう少し舗装道を歩くと登山道が始まってきます。
日和田山の近くらしく岩肌が少し露出した登山道です。
ただ、急な箇所も林道である程度標高をあげているので山頂まで登山道で標高をあげていくのは100mほどだけ。久しぶりの山でも歩きやすいです。
明るくなってくると山頂??って思ってしまいますよね。
山頂ではなく畑でした。
集落があり夏みかんも栽培されたり、露店もありました。
ここまでくるともうアップダウンはほとんどありません。
途中少しわかりずらい分岐もあるのですが、しっかり地図をみればさして大きな問題はありません。
物見山登頂!
付近は少し広場のようになっていて、日差しもあたりベンチもあります。ただし、眺望は一切ありません。
YAMAPの地図上の山頂はもうちょっと奥にあるので少し進んでみましたら三角点がありましたよ。
日和田山まではゆるやかな縦走
物見山から高指山を通って日和田山まで縦走していきます。
相変わらずアップダウンがほとんどなく歩きやすい道です。その後一旦舗装道にでます。
道沿いにはふじみやというお店があったり、トイレがあったり、東屋があるので休憩するのにはちょうどいいかもしれません。
少しガスっているのですごく遠くまではみえませんでしたが丹沢方面の山がみえます。
あのボコっとした山はどこなのでしょうか?山ナビみても不明でした。
舗装道は高指山までつづいているのですが、高指山は現在立ち入りできないようなので、
途中の登山道から日和田山に向かいます。
日和田山っぽい岩道(そこまでキツくありません)を登って
登頂できました。
花粉の影響で快晴ですがそこまで遠くまでは見えなかったのが残念でなりません。
目をこらせばなんとか東京都心のビル群を望めます。
少し下ると、日和田山の鳥居が現れます。西武線に乗っているの見えるあれです。
花粉が飛んでいなければよりキレイに遠くまで見えることでしょう。
手前右側に見えるのがこれからいく巾着田です。
晴れていれば富士山などみえるみたいですが、流石に確認することができませんでした。
日和田山には急な男坂となだらかな女坂の2つが登山ルートとしてあるのですが、今回はくだりなので女坂で下ります。下りはなだらかのほうが安全ですし、男坂は登って来る人も多いですしね。
15分ほどで下山してしまいました。
登山口から最寄りの高麗駅もちかいですので疲れていたら駅に向かおうかと思いましたがまだまだ、体力的には十分です。
また、付近にはレストランやカフェもあるようなので休憩するのもいいでしょう。
のんびり里山ハイキングだけど
下山できたら巾着田、高麗峠を通ってメッツァビレッジまでがんばります。時間にしては60分ほどです。
長閑な田園風景を歩いていきます。
高麗川をドレミファ橋で渡って
川を渡って高麗峠までの登りが続いていきます。
急なところは全くなく歩きやすいのですが、如何せん日和田山まで登った後の登り返しですから少しきついですね。もう少し山をしっかり登らなければいけませんね。だけど、こういう里山がすぐ近くにある飯能は自然が豊富で山が好きな人には最適な場所かもしれないですね。
高麗峠からはゴルフ場の間をすり抜けていくとメッツァビレッジのある宮沢湖に到着です。
宮沢湖につくなり白馬がいて?となりました。
一体何なのか?と思いましたが、原因はこれでしょう。
ムーミンバレーパークのWINTER WONDERLANDというアドベンチャーハイクのようなものみたいです。昼間みるとなんだこれってなりますね。昼間であれば一周歩けるみたいなので散歩がてら歩いてみるのもいいかもしれませんよ。
夜は有料になってしまい、高麗峠から宮沢湖へあるくことができず大きく迂回する必要があります。
ゴールのメッツァビレッジはムーミンバレーパークだけでなく、物販やレストランのある建物や芝生広場があり、ムーミンバレーパークに入らなくても十分楽しめるはずです。
肉!!っていう気分でしたのでハンバーグの時間にお邪魔しました。
いただいたのは
ベリーベリーチーズハンバーグ(1780円)にしました。肉は地元の所沢の肉を使っているみたいで、しっかりとした肉の味と噛みごたえがあります。チェザ-チーズのコクもハンバーグによく合います。添え物のポテトやポテサラも非常に美味しかったです。
店内でもテラスでも食べることができます。
その後は近くにある宮沢湖温泉喜楽里別邸へ。
喜楽里別邸は私の家の近くにもあるのですが、宮沢湖温泉の喜楽里別邸は展望がよいのが特徴。また外にでてハンモックに揺られることも可能です。
お風呂入ってハンモックに座ってゆるキャンを読む平日の午後 pic.twitter.com/M8HE5H1vPw
— パンプキンパイ (@kabochaprim) February 22, 2021
日和田山から歩くと1時間30分はかかってしまいますが、途中田園風景を歩けたり、メッツァビレッジで食事や温泉、お買い物もできるので体力が余っていれば是非このルートを歩いてみてください。
日和田山からの眺望もよかったですし、のんびり里山ハイキングできました。
秋の紅葉の時期には男坂登って日和田山に向かったのでその時の記事はこちらになります。