定山渓温泉は札幌の奥座敷と昔から呼ばれていた由緒ある温泉街です。
札幌市内からも近いためアクセスもしやすいです。今回宿泊した旅籠屋定山渓商店は昔は保養所として利用されていた場所をリニューアルされた旅館です。友人やカップルなどで泊まることはもちろんですが1人でも気兼ねなく宿泊できる旅館です。
今回は北海道までノーザンホースパークで行われたトレイルランニングの大会に参加した後
もう一つの目的(旅籠屋定山渓商店)を達成するために訪れました
- 札幌市内から1時間で来れてアクセスもよく温泉街も発達している
- シンプルなツインルールと和室,1人でも気軽に泊まれるカプセルタイプもある
- 保養所の名残を感じるお風呂はサウナと露天風呂付き
- 遊べる・働ける・飲める・食べれる・休める・買えるロビー
- チェックアウトして白糸の滝をみてカッパ号で札幌に戻る
- 総評 お酒好きにはたまらない宿だしこういう宿があってもいいと思う
札幌市内から1時間で来れてアクセスもよく温泉街も発達している
ノーザンホースパークマラソンも終わり新千歳空港に戻ってきた私(新千歳空港には北海道滞在中毎日行っていました笑)。JRに乗って札幌駅まで戻ってきて,札幌駅から路線バスに乗っていきました。
定山渓温泉に行くためには私が今回のった路線バスの他(札幌駅だけでなく地下鉄南北線の真駒内駅からも出ている)、1日4便あるかっぱライナー
や、各宿で送迎バスも出している宿もあります。旅籠屋定山渓商店もグループ会社が運行する無料の送迎バスがあるのですが,時間が合わなかったので今回は乗るのをやめました。路線バスにしろかっぱライナーにしろ1000円弱かかる交通費がかからないので時間さえ合えば乗るのですが。
路線バスに乗って1時間強で定山渓神社前で降りました。
目の前にあるローソンに寄りたかったのもあるのですが、宿の最寄りは定山渓大橋というバス停です。ただし温泉街をぐるっと回るので時間的にはこのバス停で降りてもそこまで変わらないのかなと思います。
豊平川を渡っていると鯉のぼりが泳いでいました。
ちょっと遅い気もするのですが川を横断するようにかかっているので壮大です。
湯の滝や
足湯に入れる源泉公園
を歩いていたら定山渓と温泉の由来が書かれている看板を見つけました。
定山渓温泉は河岸や河底に露出している石英斑岩の割れ目から噴出しているようでこういう温泉は全国的にも珍しいみたい。
温泉街の中心部を通って少し歩くと定山渓商店に到着します。
温泉街からは歩いて15分ぐらいです。行き帰りに歩いたり,温泉はいった後にちょっと歩くぐらいにはちょうどいいかもしれませんね。
もともと企業の保養所だったようですが、令和元年だから2019年にリノベーションされたようです。
シンプルなツインルールと和室,1人でも気軽に泊まれるカプセルタイプもある
チェックインを済ませて部屋に向かいます。建物は3階建てでエレベーターも階段もあるので移動も苦ではありません。廊下もここは昔保養所だったの?って思ってしまうぐらい落ち着いた雰囲気です。
和室に2つのベッドがある部屋で奥にはちょっとした広縁があります。
テレビや空気清浄機冷蔵庫(中には水が入っていました,
炭酸水は自分で購入したものです。)といった必要な設備も整っています。
箪笥の中にはフェイスタオルとバスタオルが一枚ずつ,ドライヤーと館内着が置かれています。
館内着は浴衣ではなく上下セパレータ式になっているのでリラックスしやすいです。浴衣もいいですが浴衣だとはだけるのが嫌なんですよね。
コップとお猪口も置いてあります。理由は後述で。
洗面所とトイレも部屋内についています。
ちなみにアメニティは部屋内にはありません。歯ブラシやくし,化粧品などはチェックイン時に貰えます。もし予め準備していて必要ない場合はガチャコインが一枚貰えます。フロント裏のガチャガチャを回すと,中にクーポンが入っています。歯ブラシなどは持っているのでガチャ回すことにしました。
私は日帰り入浴券でした。
生ビールチケットを狙っていたので残念です。なお,ハンドソープや大浴場のシャンプーなどはあります。他人と共有しても問題ないものはあると考えていいでしょう。また,チェックイン時に次亜塩素酸も借りることができるので気になるところあればシュっシュっとやれますので安心ですね。
Wi-Fiは施設内のどこでも使えるWi-Fiです。速度もちょっとした調べ物程度でしたら問題ない速度です。
私はツインルームに泊まりましたが,この他にも和室(3人以上向け)やカプセルタイプの通称「ハタゴノナカ」という1人でも気楽に泊まれるタイプもあります。ハタゴノナカはカプセルよりも広く畳2.18枚分ほどあるようです。グループでは貸切もできるそうです。
保養所の名残を感じるお風呂はサウナと露天風呂付き
荷物を出して片付けた後お風呂に向かいます。お風呂は1Fの1番奥になります。時間は16時から24時と翌朝は6時から10時までです。
なんかどこかで見たことがあるような顔です。
浴室前にはのんびりできそうな座椅子が4脚あります。
脱衣所は広く,貴重品を入れることができる貴重品ボックス付きもありました。洗面台にはドライヤーと水が置かれています。先ほども書きましたがアメニティ類はありませんので必要ならフロントでもらう必要があります。
体重計は昔の銭湯とかにありそうなアナログな体重計でした。
温泉はナトリウム−塩化物泉で露天風呂は源泉掛け流し,大浴場は加水・循環濾過なので入るなら絶対露天風呂ですね。保温効果があるので寒い日に入ると暖かさが持続しそうです。
洗い場にはシャンプー・リンス・ボディーソープ(確かポーラ)があります。ポーラのシャンプー類は匂いがいいですよね。
サウナもついていますのでサウナーにもありがたい。温度は88℃そうですが中の温度は105℃と表示されていました。水風呂も低温で気持ちいいですし、露天風呂もあるので外気浴も可能です。
露天風呂も大浴場も昔ながらの保養所っぽさもあるので、景色は期待できないですが温泉の質は変わらないので十分です。
遊べる・働ける・飲める・食べれる・休める・買えるロビー
お風呂入った後は一旦部屋に戻り、チェックイン時にもらったウエルカムティーチケットを持って1Fのロビーまで降りていきます。
旅籠屋定山渓商店ではお茶請けがない代わりにウエルカムティーチケットというシステムを採用しているようです。
1Fのロビーは売店・酒屋定山渓商店・定山渓精肉店・酒ラウンジ・蔵という構成になっています。落ち着いた和モダンな空間です。
チケットのドリンクは肝機能低下を抑えるコーヒー、二日酔い防止のお茶、そして日本酒というラインナップです。
3つのうち「ティー」は1つしかない気もするのですが。あと、甘味物で北海道の地酒「ヒトツメ」を使用した手作りスイーツ「ヒトツメのムース」をいただけます。
ほのかなお酒の味と甘味がお茶とすごく合います。ヒトツメというお酒のなと恐らく大多数の方が定山渓商店に泊まって最初に食べるもの(ヒトツメ)が掛け合っている気がしてすごくいいです。
1階の共用スペースは遊べる・働ける・飲める・食べる・休める・買える場所となっています。それぞれ見ていこうと思います。
遊べる 定番から面白系までボードゲームがいっぱい
ロビーにはボードゲームが様々置かれています。
オセロや将棋といった誰でも遊べる定番ものから
全く見たことのないボードゲームまで取り揃えています。
シャットボックス
サイコロを2個振って出た合計の目を倒していき、その数が最も低い人が勝利するゲーム。
ロックミーアルキメデス
ルールに従って相手陣地に玉を持っていくのですが机を倒したら負けというゲーム。単純ながらもバランスを考えないといけなさそうです。
オトーリオ
大中小のサークルを並べていくゲーム。説明は少し難しいですがやってることは簡単そう
など色々あるので大人数で来たら楽しいそうです。
働ける Macもあり、電源、Wi-Fi付き
コワーキングスペースもありこちらもいつでも利用可能です。iMacが2台あるのでちょっとした調べ物をしたいとかいう時に役立ちます。
試しに私のブログを開きました。
Macは慣れてないので使いにくいですね汗。電源も各席にありますし、Wi-Fiもあるのでテレワークも快適にできます。日経新聞や北海道新聞も置いてあるので最新のニュースや経済動向も注視できますね。
飲める お酒の種類豊富で量も1人分でも気軽に飲める量。至るところにお酒が飾られているお酒好きにはたまらない場所
お酒はロビー横の酒屋定山渓商店で16時から23時まで提供されます(ウエルカムティーの場所と一緒です)。様々なお酒が飾られていて、写真右にあるのが金色ビールサーバーです。
金色のビールサーバーから提供されるビールはサッポロの黒ラベル。ハイボールやサワーも取り揃えています。特に果実酒の種類が豊富でこのあとそれなりに飲むことになります。北海道のワインや焼酎、ソフトドリンクや居酒屋では見ることがあっても宿では見たことがないウコンの力もあります。
特に種類豊富なのは「酒屋」の名がついているだけあって日本酒が豊富です。
地元北海道のお酒や全国各地のお酒を取り扱っています。熱燗や限定酒もありさすがお酒屋さんといった感じでしょう。他の人のブログ見る限りお酒の種類は行く時によって若干違うようですね。
日本酒は3寸(54ml)なので飲み比べもしやすいのも魅力です。しかも飲み物全般にいえますが1杯の値段が居酒屋並みのお値段です。ビールは390円ですし、限定酒を除けばワンコインで飲めるので酒好きには嬉しい限りでしょう。しかも追加料金払えば16時から23時まで7時間飲み放題になるプランもあります。余程高い酒でない限り飲み放題になります。
さらに嬉しいことにお酒はロビーをはじめとする共用部だけでなく自分の部屋やレストランなどでも飲めます。もちろん飲み放題も対象です。なのでお酒を注文して部屋まで持って帰って先ほどのグラスやお猪口に入れて飲むということも可能です。もちろんボードゲームしながらでも仕事しながらも飲めてしまうのです。最初に紹介したウエルカムティーからですがお酒を飲むということに主眼を置かれた宿です。ただし、飲みすぎて嘔吐するととんでもない金額取られるので程々にしておきましょう。
また、館内には至るところにお酒が飾られています。
お酒屋さんなので蔵もあります。
中はフロントに入りたいと伝えれば入れるようです。A3用紙にビッシリ両面に書かれているぐらいの種類の日本酒や焼酎が入っているようです。実際ボトルを買って飲むことが可能ですが持ち帰りは不可のようなのでその日のうちに消費しないといけないですね。
飲んだものは返却口があるので置きっぱなしにせず返却しましょう
ちなみに自販機は3Fにありましてこちらは24時間使えます。料金も市内の自販機とほぼ変わらない金額です。
食べる 輝くコロッケは絶品!夕食前に食べすぎないように注意!
食べ物もお酒と同じく酒屋定山渓商店でいただきます。
枝豆やきゅうりの一本漬けといった居酒屋定番のおつまみから、系列店の雨ノ日と雪ノ日とのコラボピザトーストやローストビーフといったラインナップです。特に540日間寝かせた倶知安のじゃがいもと精肉店が挽いた肉を使った輝くコロッケ(数量限定)が人気です。
カレー味をいただきましたが、じゃがいもがほくほくで肉の味もしっかりしてほのかにカレーの香りがしてきます。
1つ264円なのでコロッケとしては高いですが、そんじょそこらのコロッケとはまるで違いました。おいしすぎるのですが夕食もあるので食べ過ぎには注意ですね
休める 酒ラウンジはマンガや本が置かれていてカプセルもある。自分の部屋って必要なのか疑うレベル
ロビーにも椅子はいっぱいあるので食べたり・飲んだりできます。
ロビー奥には酒ラウンジというスペースがありスリッパを脱いであがります。
中にはお酒が飾られているほかに、
もやしもんやワカコ酒といったマンガや雑誌類が置いてあります。さらにカプセルルームもあるのでカプセルの中でゴロゴロしながらマンガ読めます。しかもお盆もあるのでこちらもお酒を持ってきて飲むことができます。
24時間空いていますので、ゴロゴロしてしまっていつの間にか寝てあれ・・私の部屋って必要かな?って思ってしまっても仕方ない空間が広がっていました。
買える 定山渓商店で飲めるお酒やカラフルな歯ブラシや石鹸が買える
フロント横には売店があります。定山渓商店で飲めるお酒を中心に取り揃えがあります。
果実酒の種類が豊富で今回は商店の方ででていなかったいちごや栗といったお酒も置かれていました。
お酒に合わせるお猪口や小皿類もあります。
靴下や歯ブラシもカラフル。
歯ブラシは提供されていますがガチャ引くためにここで歯ブラシ買っちゃうってのも面白いかもしれないです。
石鹸は羊羹と間違えてしまうぐらい綺麗です。
食事 焼肉の夕食とカレーの朝食 宿としては斬新だけどこういうので十分
食事は1階の定山渓精肉店でいただきます。料理は18時〜19時半までの第一部と20時〜23時までの第二部に分かれていてチェックイン時に選べます。よほどお腹が空いていない限り20時〜の第二部をおすすめします。理由は1時間半で食べきれないから。1人で食べても1時間半以上かかったので喋りながら食べると2時間ぐらいかかってもおかしくないです。
レストランに入ると肉が並んでいます。見ているだけでお腹がすきます。
今回は1人で来たのですが案内されたのは壁際のカウンターっぽい場所です。後ろも壁になっているので半個室のようになっているので1人でも周りの目を気にすることなく食べれます。
予め肉類は右側の容器で用意されているので自分のペースで肉を焼いていくことができます。ジョッキに入っているのはリンゴ酒のソーダ割です。果肉も入っていてフルーツをそのまま飲んでいるような味でしかも、アルコール度数も割元が7%でそこから炭酸水で割っているので多分3〜4%ぐらい。お酒は好きですがあんまり強くないし最近さらに弱くなったのでこういう飲みやすいお酒のラインナップは助かります。
テーブルには焼肉のトリセツがあります。
基本的にこのやり方通り焼いて食べれば最高に美味しく食べれます。口で説明されても正直右から左に流れてしまうことが多いのでこういう気遣いはありがたいです。
ご飯とスープ(とお冷や)はおかわり自由で自分でよそります。
まず1段目はお酒が進むおつまみ類。
キムチ・チャンジャ・ほうれん草のおひたし、ポテサラのスモークサーモン巻き、白菜とベーコンのミルフィーユ、もやしのナムル。キムチはあんまり好きでないのですが定山渓商店のキムチはそこまで発酵臭がしてなくて白菜の甘みも感じすごくお酒が進む味です。
2段目はチョレギサラダ。花が散りばめられていて見た目も美しい。当然美味しい。
3段目から肉になってきます。タンとマトン(羊肉)の構成です。
まずはタンから。四角いタンからいただきます。
15秒ずつ焼いてシンプルに塩でいただきます。うまい!の一言に尽きます。
お次は厚切りタン。こちらは2分間ずつじっくり焼いて定番のレモンと塩で。
厚切りなので食べ応えもあります。というかご飯を食べるのを忘れるぐらい美味しい。
お次は北海道名物のジンギスカン。
特製のネギだれでいただきます。
マトンもあんまり苦味や臭みもなく、特製のネギだれも今までこんなの食べたことのないようなパンチの効いた味でした。
4段目は野菜とミノ、カメノコ、リブフィンガーという構成です。
野菜とミノを焼いている間にお酒を頼みに
次は日本酒で三井の寿 春純吟 クアドリフォリオにしました。スラムダンクからとった名前なので気になっていました。スッキリした飲み口で日本酒が苦手な方も飲めるはずです。
お酒を飲んでつまみを食べていたらミノもよく焼けてきてそろそろ食べごろです。味がついているのでそのまま食べましたがコリコリしています。
ついでカメノコ。初めて食べる部位だと思いますがリンゴを使った津軽タレにつけて食べます。
肉厚のリブフィンガーも同じく津軽タレにつけます。肉厚で旨い!酒が進む!
5段目は昆布じめのロースかぶりと三角バラ。赤身からだんだんとサシが入っている部位になってきます。ロースの方はさっと焼いて鰹だしでいただきます。あっさりしていて肉の旨味を感じます。
三角バラはじっくり焼いていきます。
日本酒も飲み終えたのでもう一度果実酒に戻りみかん酒のソーダ割をいただきます。
そこまで脂っこい部位食べているわけではないですが果物のスッキリした味と焼肉はお口直しにはちょうどいいです。この果実酒美味しいのでオンラインで買いたいですね。飲み物はどこでも飲めるので、ご飯食べ終わって残ってしまってもそのあと部屋で飲み続けることが可能です。
バラ肉はこれぞ王道の肉という感じでご飯が進む味ですね。
最後の6段目は焼きしゃぶです。さっと15秒ずつ両面焼いてすき焼きのようにいただきます。感想が雑になってしまいますがいい肉食べているなと実感します。
通常ならここで終わりなのですが、今回はさらに追加の1段を頼んでいました
3種の肉の周りにあるのは雲丹です(スプーンが邪魔ですが)。トモ三角、サブトン、ミスジを焼いて真ん中に雲丹を乗せて、塩とワサビでいただきます。肉と海の幸のコラボは最高の一言ですね。そんなにコッテリしているわけでもなく雲丹の味を感じながら美味しい肉を食べている感じです。
最後にデザートの杏仁豆腐(別に席で食べる必要はない)をいただいて終了です。
ここまで1人で食べて1時間40分ぐらいでしたので結構時間はかかりますので第一部の方は間違いなくドタバタするはずです。
7段もあったので私は十分ですが、まだ肉を食べさせろーって方向けに追加注文できる肉もあります。おつまみは酒屋の方で頼めます。
最後に甘酒シェイクを頼み部屋でいただきました。
甘酒シェイクも系列の雨ノ日と雪ノ日とのコラボ商品です。キンキンに冷えたジョッキに入れてくれるのでぬるくならず、またデザート感覚で飲めます。定山渓商店が2周年を迎えた際あんまり甘いものがないということで作られた商品のようです。
朝食はカレーか雑炊かを選べる
朝食は8時からと比較的ゆっくりで、定山渓精肉店でいただくことができます。席は自由席なので昨日と同じ席にしました。
肉屋のカレーか鳥雑炊かを選ぶことができるようになっていて、選んだ方はおかわり自由です。カレーにしました。
お肉屋のカレーということもあって色々な部位が入っているようで辛すぎず朝からでもペロリとおかわりしてしまうぐらい美味しい。隣の味噌汁は2日酔いによく効くしじみの味噌汁。ほんと飲兵衛にはありがたい宿です。
サラダは各自とる形です。
ドレッシングは3種類あったので珍しいグレープフルーツドレッシングにしました。柑橘系の爽やかな味が朝にピッタリです。
あと、540のじゃがいもを使ったじゃがバターも取り放題です。
塩辛もあったので塩辛じゃがバターもできますし、カレーにしていたらそのままカレーに入れてカレーの具として食べるのも美味しいかった。ドリンクはオレンジジュースや牛乳、コーヒーやお茶もありました。
チェックアウトして白糸の滝をみてカッパ号で札幌に戻る
朝ごはん食べたあとは部屋でゴロゴロしたりロビーで日経新聞読んで過ごしていました。
チェックアウトの際に初めてエレベーター乗りましたが系列店の紹介がされていました。
どのお店もお洒落で美味しそうです。また、ゆっくり定山渓温泉に来た時には訪れたいですね。
チェックアウト後には一旦ファミマに寄ってカッパ号のチケットを印刷しました。カッパ号は事前予約した場合は紙を印刷して乗務員に渡さなければいけないようで(メールやPDFは不可)この作業が面倒。なんとかならないものですかね。
ただ、あっさり終わって印刷に手こずると思い早めに出てきたので近くの白糸の滝をみにいくことにしました。
正直なんとも言えないような滝でした。
カッパ号もきたので札幌に戻って寿司食べて空港にいきます。
総評 お酒好きにはたまらない宿だしこういう宿があってもいいと思う
旅籠屋定山渓商店のモットーは「もっと自由に。もっと気ままに」。馴染みの仲間とワイワイボードゲームを楽しんでもいいですし、私みたいにトレランの打ち上げ泊まってもいいわけです。お酒も居酒屋並みの料金ですし、飲み放題のプランもあるので1人でもみんなでも飲み比べができるのもお酒好きならたまらない点でしょう。
普通宿の料理というと色々な食材を色々な調理方法でいただくというのが普通で、それはそれで地方の風情を味わうことができるのでいいのですが、苦手なものがあるとどうしてもテンションが上がらないです。その点焼肉は誰もがテンション上がりますし、部位も揃えやすいし、予めきっておいてあとはよろしくってできるので毎回料理を持ってくる必要もないし、自分で焼くのでいつでも暖かい肉を食べることができるので人件費節約できる。飲み物もほぼセルフなのでその分サービスにも転移できるわけですし。こういう宿もあっていいと思いました。
大勢でも泊まれますし1人でも気楽に泊まれますし、特にお酒大好き呑兵衛さんには是非とも泊まってほしい宿です。