encourageofclimb 山登りへの招待状

Encourage of Climb  山登りと温泉への招待状

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単独登山者だったがグループ登山をするようになったので、単独登山の良さとグループ登山の良さ

山に登る時、多くの方は山仲間であったり友人や会社の同僚となどと登るはずです。もちろん1人で登るという選択肢もあります。ただ、1人で登る場合何か起きた時に不安であったり、寂しさを感じたりとネガティブなこともあるでしょう。もちろん1人ならではの気楽さもあるのが魅力的です。

私自身1人で登山をすることが多かったのですが、最近はお陰様で山仲間も増えて複数人で登ることも増えてきました。そこで今回は1人で登る時の登山の良さ、グループで登る時の登山の良さをそれぞれ考えてみたいと思います。ちなみに私は1人で登っているとグループで登りたくなりますし、逆にグループで登っていると1人で登りたくめんどくさい性です。

 

 

 

 

単独登山のメリット

 

・1人だからこそ気楽に予定変更できる

 

台風で磐梯山登れなかったので諦めて五色沼いった


単独であるということは、いつどこにどのようなコースで行くのか自分1人の意思で決めることができます。グループだと希望もありますし、全員が都合がつく日程も限られてしまうのでなかなか合わないので多少どこかで妥協してしまうとこともあります。1人であれば当然気分が乗らなければ、疲れてめんどくさくなったら登山を途中で止めることもできるし、天気が悪ければ別の山域に変更も自分の意思だけで決めることができます。グループ登山だと他の人に聞くというワンクッションが必要になる分1人登山の気楽さがわかるかと思います。私自身、暑かったり、現金がなくなったりという理由で登山をやめたこともありました。グループ登山だと気がひけてなかなか難しいと思います。日曜日にグループ登山する機会がありましたが曇りでその前の日はいい天気だったので1人だったら絶対土曜日に行っていたのにと思うのですが、メンバーに土曜仕事の方がいて登ることができずってこともありました。

その時の山行はこちら↓

 

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・自分のペースで歩ける

 

グループ登山だと誰もが歩きやすいペースになることが多いです。みんなの平均になるというかそんな感じです。なので、歩きやすい方もいればもうちょっとペース早めてよって方、逆に早すぎてついていくだけど精一杯って方もいるでしょう。1人であればそんなことは気にせず自分のペースで気ままに歩くことができます。自分のペースで歩くって1番疲れない方法ですからね。

 

・山に集中できる



グループ登山のいい点としては話をしながら登山できるという点ですが、逆におしゃべりに夢中になりすぎて山に集中できないってこともあるでしょう。1人であれば、登りおりやご飯のこと、安全に下山することなど山のことだけを考えていればいいので、山に集中出来ます。ちょっと撮ってみたい景色があれば立ち止まって写真とるのも自由ですし、普通の登山者があまりとらない山小屋や標識の写真なども立ち止まってとることが出来ます(登山ブロガー的に重要!)。グループだとなかなかこうはいかないです。

 

・行き帰りに自分の趣味と融合できる

私は、登山前後に温泉宿に泊まったり、近くの街の観光をしたり、鉄道乗りつぶしをしたり、サッカー観戦することが好きです。中には天候不順で登山やめたときに競馬場に行ったこともありました。

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温泉宿とか観光程度ならグループ登山でもしてますが、流石に雨降ったから競馬やろうぜとはならないでしょう。1人であれば自分の趣味と融合させての山旅も自分自身でできる訳です。青春18きっぷ使って東北の山1週間かけて回ろうぜってことも難しいのではないのでしょうか?

 

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グループ登山のメリット

 

では、逆にグループ登山のメリットも考えてみます。

 

・視点が複数あるから普段気づかないものでも気づくし学びも多い

 

他人の視点がグループ登山の1番の利点だと思います。1人だとどうしても行く山にある程度の傾向が出てきます。グループ登山に行くと自分自身が知らなかった山にも行けますので、いつもと違う感じで登れるはずです。日本には日本百名山を始めとする有名な山はいくらでもありますがマイナーな山でも岩場があったり景色が良かったりと自分の山の経験値も上げることができます。1人で登っていたら知らないままの山って結構あるかなと思います。

 

また、登山中でも1人では気がつかないポイントにも気づけるのがグループ登山の魅力でもあります。普段景色ばっか撮っていて下をあんまりみない私ですが、グループ登山ではお花を愛でることができました。1人だったら気づかず絶対素通りしてしまいます。

また、自ずと山の話やギアの話にもなることが多いので新たな山の発見やギアの発見もできますし、もちろん悩んでいたら相談にも乗ってくれるでしょう。欲しい山道具も出てくるのもグループ登山の魅力なのかもしれません。

 

・登山計画をしなくてもよい



絶対とはいいませんがグループであればリーダーがある程度計画を練ってくれます。登山計画を立てるのは私は好きですが、あんまり好きでない人もいるみたいですね。そういう方にとってはついていくだけで山に登れてしまうわけですから楽なものです。ただ、正直なところ登山計画を練るのは楽しいですし、グループ登山でも各々意見を出しながらルートを考えることができれば登山のレベルアップできるのかなと思います。グループ登山だと頼り切りになって下手すると地図アプリすら起動しないなんてこともあるぐらいなので。これについては頼りっぱなしはよくないと思いますので一長一短かな。

 

・万が一があった時の対処がしやすい

 

グループだと万が一何かが起きてしまった際も色々と対処しやすいです。もちろんあってはならないことですが転落や怪我をした時に救助を呼んでくれるとかです。1人だと混雑している山であればいいのですがそういうシチュエーションは少なく、もし捻挫して動けなくなったとしても最悪ひとっこ1人こない可能性もあります。また、それに限らず忘れ物をしてしまった際でも他のメンバーからもらうなど対処できます。

 

1人登山を始めた私がグループ登山をするようになるまで

 

最初に登った富士山では大学の部活の恒例行事で登ったので大所帯で登りました。だけど、ただの恒例行事と化した富士登山からでは登山を趣味としてやるような人は出てこず、せっかく登山に興味をもったのにどうしようと考えていました。近くの筑波山であれば観光程度であればいいのではと思い1人で登るようになりました。山を1人で登ることには多少の抵抗はありましたが、登山雑誌みるとソロ登山などの特集記事があるのをみて1人で登るのも悪くはないのかなと思えました。

 

それでもちょっとでも難しい山に1人で登るというのは不安が付き纏います。なので登山サークルに入ってグループ登山をするようになりました。サークルというものを知ったきっかけは忘れましたが、入るにあたってどこの山に行くのかとか年代構成はどうかとかいろいろ調べました。

 

条件としては

・初心者でも入りやすいサークルであること

・2、30代の人がメインを占めていること

・今後を見据えて日本アルプスなどにも登っていること

 

を基準に考えました。そこでビギナーがメインだけど、ガイドが付いているツアー形式で日本アルプスなどにも登っているサークルに入りました。

 

そして最初に登ったのは谷川岳です。

 



 

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登山サークルに入ったばっかでしたがツアーみたいな感じで登るサークルだったので、公認ガイドが引率する登山でした。歩き方とか岩場でのロープの使い方など教えてくれましたし、近くに咲いている花や木なども教えてくれ、山の魅力は景色だけでないということも教えてくれました。そして自分の装備の無力さを感じた登山でもあります。

 

これから頑張るぞ!って思っていた2020年、例のあれが襲来してしまい、あれよあれよと緊急なんちゃら宣言が出てしまったサークルも活動休止(今は再開)してしまいました。その結果また1人で登るようになりましたが、やはり登山サークルに入りたいってことで別のサークルに入り活動しています。幸いにも変なサークルではなく登山を楽しめているのでありがたいです。

 

ただ、そういうサークルばかりではないようです。サークル探しをしていた時に一瞬だけ入ったサークルは参加費だけで5000円取られるようなサークルでLINEグループが紛糾していたり、別の方から聞いた話ですが入ったサークルがただの飲みサーだった(しかも相当ぼったくっている)とかありました。大体のサークルではお試しができるので入ってみて雰囲気とか登山スタイルとかみて判断したらいいと思います。サークルは大体会費が無料もしくはかかっても1000円程度です。

 

1人は1人の良さがあるしグループ登山はグループ登山の良さがある

 

でも1人は1人の良さがあります。やはり日程調整が楽です。また、趣味と合わせるのもグループ登山では難しいですからね。多分グループ登山で東北地方を青春18きっぷを使った山登りツアーを企画しても誰も参加してくれないでしょう。

そして1人で登ると寂しさも感じるのでそうなったらグループでワイワイ登って楽しみます。そしてまた1人で登るということを続けていくのかなと思います。