encourageofclimb 山登りへの招待状

Encourage of Climb  山登りと温泉への招待状

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【東京発】JR東日本の週末パスでお得な山旅プラン5選【仙台・新潟発】

JR東日本が発売するお得な切符の中に週末パスというものがあります。

www.jreast.co.jp

結構広い範囲を使うことができてお得に鉄道移動できるので、私も一回使ったのですがお得に移動できました。この手の切符は乗り鉄とかには割と有名ですが、山好きにはあんまり伝わっていない気がしています。私自身鉄道に乗ってぼんやり外の景色見ながら移動するのも好きなので、週末パスを使ってできるお得な山旅を紹介しようと思います。

 

 

 

 

週末パスとは

 

週末パスとは大型連休中を除く週末2日間にJR東日本を中心とした14もの私鉄にも乗り放題となる切符です。料金は2日間で8800円です。範囲も北東北を除くJR東日本の範囲で、仙台とか山形、新潟、伊豆、松本がエリア内に入ります。単純に東京〜仙台とか東京〜新潟とかの往復でも元は取れます。長野方面は東京からでは基本的には元が取れませんが千葉とか柏とか東京よりも東側であれば元が取れる場所も出てきます。意外に紹介されていないですが、14もの私鉄の中にアルピコ交通も入っているので東京から上高地の最寄りの新島々まで4780円ですから1泊2日の登山であれば760円ほどお得に移動することが可能です。まぁ詳しくはこちらをご覧ください。

www.kzlifelog.com

 

・注意点

 

・連続使用なので3連休の中日は使わないという選択はできませんので、2泊3日の縦走では使えません。使う場合は1泊2日の登山か、日帰り×2の登山になります。

・新幹線や特急に乗る場合は別途特急券が必要です。青春18きっぷみたいに特急に乗れないというわけではないのでその点はご安心を。

えきねっとトクだ値とかお先にトクだ値とかJR東日本のインターネット専用の割引きっぷの方がお得になる場合もあります。ただ、トクだ値の場合は事前に指定した列車に乗る必要があるので行きはまだしも帰りで早くついた(遅くついた)で列車変えたいという場合は正規料金になってしまいますが、週末パスの場合は特急券はいつでも買えるので柔軟に対応できますね。

 

買い方

 JR東日本のエリア内の指定席券売機みどりの窓口えきねっとであれば購入できます。またエリア内の旅行代理店でも購入可能です。

 利用する前の日までに購入する必要があることだけが難点で、朝列車に乗る前に買うということはできません。普段からJR駅近くに住んでいたり働いていたりしれいればいいのですが、私のような私鉄沿線民には辛いところ。今は旅行代理店も予約制でふらっと行って買えるというものでもありませんし。

 また、どこかのブログで読んだのですがエリア外でも買うのには苦労するみたいですし、ちょっとでも出てるとNGみたいです。三島でも買えませんし、富山でも、盛岡でも普通は買えないみたいです。旅行会社に頼めば買えるみたいなので詳しくはインターネット等で探してください。

 

 東京発週末パスで行ける山旅

 

今回の山旅ルートで参照したのは列車に関してはJTB発行の小型時刻表(2021年冬版)とジョルダンの乗り換え案内を元に作成しています。

バスについては各バス会社のHPやジョルダンの乗り換え案内を参照しています。

山での登山時間は山と渓谷の2021年1月号の付録の日本百名山ルートマップや

昭文社発行の山と高原地図、各種HPを参照しています。

山小屋やテント泊の場合は15時までに山小屋に到着することを想定してルート組みしています。

多少(数百円程度)はエリア外に出ている場所もありますのでその点はご容赦ください。また2021年冬の段階で作っているので2022年からの減便ダイヤにも対応するつもりですが更新しきれないかもしれません。

 

今回は2日間とも山に入るプランを提案しています(登山ブログなので)。もちろん、片方だけ登山してもう1日は乗り鉄や観光列車の旅をしてもいいですし、近くの景勝地の観光をしたっていいと思います。

 

1.東北の紅葉を大満喫‼︎安達太良山栗駒山の2大紅葉スポットを日帰り登山

 

1日目 東京駅6:12ー(つばさ121)ー郡山ー(JR線)ー8:10二本松駅8:15ー(福島交通バス;時期限定なので注意)ー9:05奥岳登山口ー安達太良山登山ー奥岳登山口15:30ー(福島交通バス・岳温泉で乗り換え)ー16:46二本松駅17:00ー(JR線)ー19:07仙台

 

2日目 仙台駅7:09ー(JR線;途中小牛田〜石越間はエリア外なので別途乗車券510円必要)ー8:26石越9:00ー(宮城交通バス;時期限定)ーいわしみず平ー(栗駒山登山)ー15:00ー(宮城交通バス;時期限定)ー16:20くりこま高原駅16:58ー(はやぶさ110)ー18:56東京駅

 

秋の東北を彩る紅葉を楽しめるコースで去年の秋に実際に私が週末パスを使って旅したコースになります。

 

朝はほぼ始発の新幹線でどう足掻いても自宅最寄りからでは乗れないので秋葉原のホテルに前泊して週末パスを購入して紅葉全開の東北に向かいました。

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初日は安達太良山へ。

 

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ロープウェイを使ってある程度高度を稼いでものの数分でこの景色です。まだ見頃までは言えませんが少しずつ色づいているので頂上まで行く頃にはどうなっているか楽しみです。

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頂上近くまで行くと予測通りいい色合いになっていました。これでもまだ5分とかそのぐらいのようでしたので見頃の頃はどうなっているんですかね。言葉なんてもういらないですね。

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登っていけばいくほど紅葉の見頃に近づいでいます。

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安達太良山の頂上まで来ると荒涼とした火山っぽい風景が広がっています。

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最後に少し急峻な〇く〇の部分を登って登頂です。

ただ、稜線含め風が強い。

 

この後、牛の背まで歩きくろがね小屋方面から降っているときも紅葉を見ることができました。

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安達太良山をぐるりと一周回って下山して目の前に日帰り温泉があるのも安達太良のいい点です。

 

後は仙台までの電車移動です。19時過ぎに着くのでこのまま駅すぐの牛タンやでいっぱいやってからホテルに向かってもいいでしょう。特急料金払えば福島から新幹線に乗れて1時間早く仙台に着きます。

 

2日目は神の絨毯とも呼ばれる栗駒山です。

 

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紅葉時のみ栗駒山の登山口までバスが出ていますので乗車口の石越駅までは電車で1時間ちょっとです。駅から降りると既に多くの登山者が並んでいるのでバス停はすぐにわかるはずです。

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後はバスに揺られて1時間半と言いたいところですが神の絨毯と呼ばれる紅葉を見に多くの登山者が訪れてるので渋滞が発生します‼︎。2021年は酷すぎて途中から6キロ歩きましたがバスに勝てましたから笑。一ノ関側から登るとマシになるみたいなので次行くときはそちらから登ります。

時間の関係で栗駒山の山頂まではいけませんでしたが、完璧なタイミングで紅葉を見ることができてもうそれだけで十分です。

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帰りは順調すぎて呆気にとられるぐらいでしたね。お陰でくりこま高原駅売店で牛タンラー油を買えました笑。はやぶさなので仙台からも早くて18時30には大宮についていてびっくり‼︎私の場合ここからが長いのであれですが・。

 

双方の紅葉が楽しめるのは一年の中でも1ヶ月はありませんので紅葉シーズン限定ですが週末パスを使ってお得に紅葉を楽しめます。

 

2.  山形の百名山を巡る 蔵王山&月山

 

1日目 東京駅7:12ー(やまびこ123)ー9:04白石蔵王9:38ー(宮城交通バス;4月〜11月の期間限定)ー11:11刈田山山頂ー蔵王山登山(樹氷高原駅からロープウェイ利用)ー蔵王温泉バスターミナル16:20ー(山形交通バス)ー17:04山形駅17:40ー(バス)ー19:32鶴岡駅(JR利用だと21:41着)

 

2日目 鶴岡駅6:00ー(庄内交通バス:夏山期間中のみ)ー8:10月山8合目ー月山登山ー姥沢14:20ー(西川町営バス)ー15:10西川IC15:45ー(山形交通バス)ー16:14山形駅17:07ー(つばさ158)ー19:48東京駅

 

 

山形県には月山・鳥海山蔵王山・吾妻山と4つの日本百名山がありますがそのうちの2つを制覇するという百名山ハンターにはお得な山旅です。

 

初日はアクセスしやすい蔵王山へ向かいます。

 

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バスで一気に標高1758mの刈田山山頂へ。このバスのお陰でわずか2時間30分で蔵王山を楽しめます。刈田嶺神社で安全祈願した後は、御釜を見ながら緩やかな稜線(馬の背)を歩きます。私が行った時はものの見事にガスっていましたので全く見えませんでした。

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歩いて1時間もすると蔵王山の中で1番高い熊野岳に到着です。

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私が行った時はガスっていましたが所々でガスがなくなった時は東北らしい稜線が広がっていました。

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下山していくといろは沼という湿原に出てきます。ここまで来るとハイキングコースですね。

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地蔵岳方面に進むとロープウェイ駅がありますので疲れたり時間がなかったらロープウェイを使ってもいいと思います。

 

ロープウェイを降りるとそこは蔵王温泉。日帰りの温泉施設もいいですが、ここは共同浴場へ。蔵王温泉共同浴場は3つありましてそれぞれ泉温が異なります。硫黄泉のにごり湯に浸かって疲れを癒しましょう。

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この後はバスに乗って山形へ向かい、さらに高速バスに乗って鶴岡駅まで向かいます。JR使うと鶴岡駅着が21:41になってしまうので早く帰って休みたければバス、夕食を山形市内で食べたいという方はJRといった使い分けも可能です。

 

2日目は朝早く6時からバスに2時間揺られて月山8合目まであがります。晴れていると鳥海山がくっきり‼︎

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高山植物のシーズンにはチングルマなどが咲き誇っているはずです。ゆっくり登って3時間ほどで山頂です。

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山頂には山小屋もありますので寒くなった身体を温めたら、月山神社本宮へお参りすることを強く勧めます。参拝料払って中に入る時にまずはお清めで身を清めてからお参りしましょう。

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東北の山の尾根は木が少ないため、尾根がどこまでも続いているように見えるぐらい雄大です。

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下山する時には万年雪の上をスキーやスノボで下っている方に遭遇しました。

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個人的に折り返しのコースよりも登山口と下山口が違うコースの方が好きなので前日まで鶴岡駅まで移動するプランで提案しましたが、姥沢からの往復コースであれば山形市内泊でも可能です。姥沢から月山8合目への逆走も可能です(その場合東京着は22:29)。

 

詳しい登山記録はこちらへ

 

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3.ヤマノススメ 聖地巡礼‼︎ 霧ヶ峰谷川岳

 

1日目 新宿駅8:00ー(あずさ5)ー10:12上諏訪10:30ー(アルピコ交通バス)ー11:25車山肩ー霧ヶ峰散策ー八島湿原15:50ー(アルピコ交通バス)ー17:15茅野駅17:52ー(あずさ50)ー20:10新宿

 

2日目 東京駅6:36ー(たにがわ401)ー7:53上毛高原8:05ー(関越交通バス)ー8:50谷川岳ロープウェイー(谷川岳登山)ー谷川岳ロープウェイ15:10ー(関越交通バス)ー16:00上毛高原駅16:15ー(たにがわ412)ー東京駅17:28

 

週末パスは何も1泊2日の旅をする必要はないのです。2日連続で登るのは少々キツイかもしれませんが2週に分けるぐらいなら天気よければ連チャンで登ってもいいんじゃないかというのがこのプラン。何よりも一旦自宅に帰れるので宿泊費かかりませんし。

ヤマノススメは漫画・アニメ作品で女子高生たちが様々な山に登山をしています。実はこのブログの題名Encourage of Climbもヤマノススメ のアニメの英訳からとっています。

今回紹介する霧ヶ峰は主人公の雪村あおいが富士登山ができず途中下山して落ち込んだ後に気分転換に登った山であり霧ヶ峰で幼馴染の倉上ひなたと登った山が谷川岳だと知り、ひなたはじめ新しくできた仲間と登った山が谷川岳です。今回はヤマノススメ セカンドシーズンの後半部分のキーとなる2つの山を週末パス使って一気に登ってしまうというプランです。

 

初日はあずさに乗って上諏訪そこからバスに乗って車山肩まで向かいます。

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車山肩にはころぼっくるひゅってがあるのでついたばかりですがお昼を食べます。ヤマノススメでは物見岩あたりでご飯食べているようですが、ころぼっくるひゅってはゆるキャン△の聖地でもあるので。きっとヤマノススメ が好きならゆるキャン△も好きなはずですし(私です)。

 

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アニメでも出てくるボルシチセットは山小屋のレベルを超えていますし、

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内装もゆるキャン△にでていた通りの木目調の落ち着いた雰囲気のカフェです。

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霧ヶ峰は車山を中心とした山というよりは高原なので、登山というよりハイキング感覚で歩けます。湿原には高山植物も咲いているのでのんびり歩きながら高山植物を観察するのもいいと思います。

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もちろんヤマノススメ に出てきた場所を巡るのもいいと思います。

 

creco.net

 

どこにいっても3〜4時間ぐらいでハイキングできますし土休日なので霧ヶ峰周辺から近くのバス停から茅野駅上諏訪駅に戻れます。後はあずさに乗って東京に戻るだけですね。

 

翌日にヤマノススメ での思い出の山でもある谷川岳を登ります。

 

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上越新幹線とバスで谷川岳ロープウェイ乗り場に行きまして、ロープウェイで天神平へ。

 

天神平からは谷川岳のトマの耳とオキの耳を見ながら最初はアップ程度の緩やかな登山道です。

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熊沢穴避難小屋から岩場が出てきてロープも出てきます。正直ロープを使わなくても登れますが不安なら使った方がいいと思います。

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樹林帯を突破すると視界が開けて天狗の留まり場、懺悔岩と展望スポットがありますが、訪れた時は曇っていました。谷川岳登る時は天気があんまり良くない。

 

谷川岳肩の小屋はヤマノススメでも出てきていてあおいちゃんたちが宿泊していましたね。肩の小屋まで来ると頂上は後ちょっと。

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トマの耳が手前、その奥10分ほど歩くとオキの耳です。谷川岳周辺はガスってることが多い。

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帰りはきた道を下ります。5月下旬の訪れた時は残雪が残っていたので登山しやすいのは7月から10月ぐらいですね。晴れていると赤城山榛名山も望めます。

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初めて登った時は虹も見れました。

 

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仙台・新潟発週末パス使ったルート紹介

こういう山旅紹介系だとやはり首都圏に需要があるので首都圏中心になりがちなので週末パスの圏内の仙台、新潟発のプランも紹介します。

 

4.首都圏低山堪能

 

1日目 仙台6:07ー(やまびこ202)ー8:10上野

   新潟6:09ー(とき300)ー8:06上野

   8:25ー(常磐線)ー8:33北千住駅8:39ー(つくばエクスプレス)ー9:15つくば9:30ー(関東鉄道バス)ー10:10筑波山神社入口ー筑波山登山ーつつじヶ丘15:00ー(関東鉄道バス)ー15:50つくば駅16:11ー(つくばエクスプレス)ー16:56秋葉原

 

2日目 新宿9:33ー(中央線)ー10:26高尾10:31ー(京王線)ー10:33高尾山口ー高尾山登山ー高尾山口15:46ー(京王線)15:49高尾16:06ー(JR途中西国分寺武蔵浦和で乗り換え)ー17:16大宮17:45ー(はやぶさ39)ー仙台18:52(新潟へはとき333号で19:02着)

 

関東人がまず山登りするってなったら最初に登るであろう2つの山に登るというプラン。関東近郊の山でJRだけで行ける山って奥多摩ぐらいしかなくて週末パスも効力を落としてしまいますが東京までの往復で元がとれるのでよしとしましょう。

 

初日は筑波山へ向かいます。TX(つくばエクスプレス)のつくば駅からバスに揺られて40分ほどで筑波山神社入口です。

 

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神社までは歩いて10分ほどですので安全祈願してスタートです。一部分除いてひたすら登りですが早ければ60分、一般的なかたは90分あれば登れるはずです。男体山からは晴れていると東京都内やスカイツリー、富士山、丹沢などが見えるはずです。

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男体山から15分ほどで今度は女体山です。女体山は岩肌が露出していて男体山とは違った雰囲気です。

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下山は岩道なので所々で奇岩を見ることができます。

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下山口には温泉もあるのでさっぱりした状態で東京に帰ることもできます。

 

2日目は世界で1番多くの人が登っていると言われる高尾山へ向かいます。

JRと京王で高尾山口まで来ると登山者の多さにびっくりするはずです。

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誰でも登れる舗装道の1番道やしっかりとした登山を楽しめる6号道や稲荷山コースなど自分の好みに応じて選べます。

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頂上からは富士山も見えます。

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観光施設も多いので、山に登るというよりかは観光地に行くというイメージで登った方がいいと思います。

 

その他、小田急沿線の丹沢や西武沿線の奥武蔵など首都東京からでも電車で1時間もしたら山に触れ合える環境が整っています。意外に親近感が湧くのではないでしょうか?

 

5.なんとかいける奥秩父 瑞牆山金峰山

1日目 仙台6:37ー(はやぶさ2)ー7:43大宮

     新潟6:09ー(とき300)ー7:46大宮

   大宮7:54ー(JR線;途中南浦和、西国分寺、立川、塩山と乗り換え)ー10:36韮崎11:00ー(バス)ー瑞牆山荘ー(登山)ー富士見平小屋

2日目 富士見平小屋ー(瑞牆山登山)ー瑞牆山荘12:55ー(バス)ー14:10韮崎14:45ー(あずさ34)ー16:24新宿16:31ー(中央線)ー16:45東京17:08ー(とき335)ー19:02新潟(仙台着ははやぶさ39号に乗って18:52着)

 

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週末パスが1番お得に使えるのは端から端までいくことだと思います。場所でいうと東北地方から山梨、長野ですね。山梨、長野というと登山のメッカの場所でどこに行けるのか探しましたが、移動だけで半日かかるのでそうなってくると登山には少し不向きです。ただなんとか行けるところが奥秩父瑞牆山金峰山です。雲取山も七ツ石小屋に泊まればギリギリいけそうですが距離長いですしあんまりおすすめはしないです。

 

大宮から普通電車と特急を乗り継ぎ10時30分過ぎにようやく駅に到着さらにバスを乗り換えて12時15分には登山口である瑞牆山荘に到着。

 

瑞牆山荘から本日の宿泊場所である富士見平小屋はゆっくり歩いても1時間ぐらい。途中で瑞牆山も望めます。

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富士見平小屋ではテント泊をすることができます。ただ、シーズン中の土日は13時半とかではすでに満杯の可能性もあるので山小屋泊を予約しておいた方が無難です。

 

翌日は瑞牆山または金峰山に登ります(両方は余程の脚力があっても不可)。どちらも難易度は一緒ぐらいで距離は瑞牆山の方が短いですので今回は瑞牆山を紹介します。ただ、金峰山までの稜線も捨てがたい。

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瑞牆山までは一旦下ります。下った先にあるのは桃太郎岩という桃太郎が出てきそうな割れ目のある岩です。

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この先からちょっとした岩稜歩きです。ロープもありますが使わなくてもいいぐらいですが所々急です。頂上付近にははじごもあります。

 

こちらは大ヤスリ岩。

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瑞牆山の山頂は岩のテーブルみたいになっていて意外にひらべったい。下は断崖絶壁です。

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景色も一品で八ヶ岳や富士山、金峰山を望めます。

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帰りは折り返し下ります。下りは少し怖かったかな。

 

時間の関係で1つの山にしか登ることができないのが残念ですがそれをとってもあまりある魅力があるのが瑞牆山だと思います。

 

なお、終電は19:06のあずさなので途中の増富温泉日帰り温泉に入る時間も十分あります。

 

東京発で元がとれる山一覧

 

最後に東京発の1泊2日で元がとれる百名山をはじめとする主要な山を紹介して終わりにしようと思います。

 

東北方面

 

蔵王山

 

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月山

 

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吾妻山

鳥海山) 一部はみ出るのでその分の運賃が必要

栗駒山) 在来線の場合一部はみ出るのでその分の運賃が必要

 

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横浜や千葉でしたら安達太良山磐梯山もギリギリ元が取れます。

 

新潟方面

妙高山

火打山

弥彦山

 

長野方面

 

焼岳

上高地

 

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涸沢

蝶ヶ岳

立山

 

白馬方面は東京からでも元がとれる距離なので載せようかと思いましたが、時間がかかるので載せませんでした。千葉や横浜、仙台からでしたら長野までも元がとれるので週末パスでの登山を楽しめるはずです。