南アルプス縦走の1日目(椹島前泊を入れると2日目)、今日は聖岳手前の聖平小屋まで向かいます。
聖平小屋まで長い道のり
前日椹島ロッジに宿泊したので畑薙ダムまで行く道の途中の聖岳登山口までバスで送ってくれます。ありがたく使わせていただきます。

これでだいぶ時間も節約できました。ちなみに帰りの聖岳登山口→椹島のバス利用は不可なので歩いて50分かかる山道を進む必要があります。
聖岳登山口に着いたので早速登っていきましょう。


最初から急登です。やっぱりペース上がっちゃって既にゼーハーゼーハーいってます。毎回こんな。
途中結構なガレ場があって特に奥の木を跨ぐのに神経使います。その後はどきつい登り

沢の水の音が気持ちいいとか

ちょっとした木の隙間から山が見えると少しテンションが上がります。

聖平小屋まで1/7の標識。

まだ85%もあるのかと思うと鬱にもなります。がここからは緩い傾斜のトラバース道なので息が整います。

が、沢との交差点は水が流れていて簡易的に作られた橋がなんとも不安そうにかかっているのが怖い。

こういう道を繰り返していくと

聖平小屋まで2/7になっていました。

標識すぎると現れるのが聖沢吊橋

真ん中歩けば怖さは感じないですが揺れはしますよ。前日もかなり雨が降っていたので川の水の勢いもかなりあります。
橋渡ってツルヤのトレイルミックスと文明堂の三笠山頬張って次のセクションに臨みます。
吊橋渡るとまた急登がやってきます。

最初の急登の反省を生かしてゆっくりゆっくり休み入れながら登っていきます。そしたら当然ですがあまり息が上がらないですね。このペースでも通常の登山タイムよりも早いので焦らずゆっくりのんびりと登っていきましょう。この急登を400m登ってきて少し勾配が緩んだ先に3/7標識があります。42%進んできました。


緩やかに登って4/7の乗越。
この辺りで標高2000m超えてきました。乗越ということなので聖岳は見えたのかというとそうでもない。

乗越からはまたトラバース道。最初は吊橋あり、

水場ありで比較的落ち着いた感じの道ですが、だんだんと荒々しい崩壊したトラバースがやってきます。ロープあるんで不安なら使った方がいいですねというぐらいのトラバースが連続してやってくるのであんまり気を抜くことができない。

激しく流れる川を渡河する箇所も

山と高原地図でお花畑と表示されている箇所ですが、お花畑というよりかは雑草が生い茂っているようにしか見えない

5/7通過。後3割。この後も引き続きアップダウンのあるトラバースが続いていきます。

滝見展望台

南アルプスはどこまでも緑が続いていて歩いても歩いても主稜線に出てこない

また、渡河。

ここはせせらぎというところ。確かにさっきまでの荒々しい川よりかはテレビの広告のような川になっています。飲用可です。この日は水場も多いため2L程度(多め?)の水持っていきましたが全て飲み干すことはなかったです。
尾根超えして橋渡ると6/7。あと15%。ここまで頑張りました。

ここから先はアップダウンがほぼない川沿いを歩いていきます。快適だし気持ちいい。

途中の川を渡る箇所の橋が崩壊気味で斜めになっているけど渡れるみたい

お疲れ様でした。7/7聖平小屋到着です。

登山口から休憩入れて5時間30分ぐらいでした。

ざっくり整理すると
1/7 急登(ガレ場あり)
2/7 トラバース
3/7 急登
4/7 緩やかな登り
5/7 急なトラバース
6/7 急なトラバース
7/7 天国の道
そんな感じでした。
聖平小屋の中の様子
聖平小屋まできたので先ずは受付。予約は事前にネットで行います。テント場は予約なしで使えます。特種東海フォレスト(椹島ロッジなど)の山小屋がカード決済なのでカード決済していると思っていたのですが、よく考えたら登録してないので普通に現地支払いです。料金は素泊まり9000円、シュラフ持ってくると-1000円引きです。
1F、2Fに寝るスペースがあり銀マットの上に緑色の寝袋引いて寝るというスタイル。枕はないのでピローあるから持ってくればよかった。

水は入口にあって聖沢の美味しい水をいただけます。

飲み物はスーパードライ、氷結、ワイン、コーラ、CCレモン、ポカリ、コーヒーと冷えた状態であります。炭酸飲みたいけど甘いのは嫌なのでウィルキンソンにしました。生き返りますね。

携帯の電波は小屋周辺では

繋がらないので少し先の南アルプス主稜線までいくと繋がるみたい。
木道が整備されていてお花畑になるみたい


3分ぐらいで主稜線に合流、ここを右に曲がると聖岳、左にいくと上河内岳から光岳まで行けます。

auやソフトバンクはこのあたり、docomoはこのさき70m上河内岳側に行った先で繋がるみたい。微弱ですが電波は入ります。ただ、時間によって入らないのであんまり期待しない方がいいと思います。メールや通知見れればいいでしょうぐらい。

おトイレは宿泊棟からだいぶ離れた先にあります。一般的なバイオトイレですがめちゃくちゃきれい。独特なあの匂いもないですし、今までで1番きれいなトイレでした。

売店では食事やTシャツも売っています。聖平小屋は食事つかないのでもし持ってこなかったらここで買うしかない。

山小屋での時間はだいぶ持て余し気味ということで先ずは、家から持ってきたカルピス原液(メロン味)を聖平小屋の水に入れてカルピスを飲み、

じゃがりこやタフグミを頬張りながら、今日のルートの復習と明日のルートの予習。なんで趣味だとこんなにも予習復習するのに労働だとしないのでしょうか?不思議。
それでも時間が余るので今回は溜めていた春アニメの一気見。アマプラでダウンロードしておけばオフラインでもみれるので捗ります。
食事は素泊まりなので自炊になります。1F、2Fで時間が分かれているので時間になったら食堂に行って自炊します。ビビンバは結構ウマかったです。

モンベルのリゾッタシリーズは前サーモンクリーム食べたら人生で1•2を争うぐらいのゲロマズでしたので美味いかどうか不安でしたがお湯で戻したのがよかったのか普通に美味しかった。シーフードヌードルはいうまでもありません。
明日は聖岳に登るのでそそくさと寝ることにしたのですがなんか寝付けない。
2日目に続きます。