encourageofclimb 山登りへの招待状

Encourage of Climb  山登りと温泉への招待状

登山記録や山旅、登山道具などの山に関することや旅行や温泉のブログ

蔵王温泉湯の花茶屋新左衛門の湯で日帰り入浴。強酸性の硫黄泉の濁り湯と水風呂でととのえる

蔵王温泉は日本で2番目の強酸性のお湯で(1位は秋田の玉川温泉)、硫黄泉の濁り湯です。

蔵王温泉には3つの公共の浴場があるので是非とも入っていただきたいのですが、共用浴場は石鹸の使用がNGなど地元住民や他のホテルやペンションに泊まっている宿泊者であればまだしも、登山やハイキングや観光、スキーなどで訪れた方には使いづらいのは否めないです。

日帰り温泉で入る場合おすすめしたいのが蔵王温泉湯の花茶屋新左衛門の湯です。一般的な日帰り温泉施設ですが、源泉も楽しめますし、肌が弱い方向けでも安心して入れるようにもなっていますし、そしてととのえます。

 

 

 

アクセス・料金・中の様子

 

新左衛門の湯は蔵王温泉のメイン通りの蔵王ロープウェイや蔵王中央ロープウェイなどがある通りにあります。どちらのロープウェイ駅から徒歩数分なので登山やスキーで疲れきっても歩いてそのまま向かうことができます。駐車場もあるので日帰り温泉メインでもいいですし、バスの蔵王温泉ターミナルまでも徒歩5分ぐらいだったので、温泉入った後でも余計に疲れる必要もないですし交通アクセスは良好です。

外には足湯もあるので温泉に入らなくても温泉気分を味わえます。

規模の大きいお土産屋もあり中でソフトクリームも買えるのでアイス食べながら足湯に浸かることができますね。

中は鍵付きの靴箱が何十個もあります。登山靴やブーツなど足首を覆うような靴は別途置くスペースがあります(鍵付きではないですが)。

 

料金は1人800円、タオルつけると+200円(持ち帰り可)、バスタオルセットもありましたが料金は忘れました。

 

浴室は階段を降ります。階段を降りると待合ブースになっていてイスやシュースやアイスの自販機があります。外に出れるスペースもありましたので天気いい日はいいかもしれません。

 

水風呂ありの温泉でととのえるし、肌が弱い方でも入れるように調整されたいる

 

脱衣場のロッカーは100円いれる方式。年季は感じますがそこまで汚いわけではありません。デカいロッカー使えばマムート デュカン30であれば入りました。土日は多くの観光客がいるので登山ザックを置くスペースはないでしょう。預かってくれるかどうかは不明です。

 

中に入ると洗面台が10箇所程度と内湯がありました。内湯は透明です。蔵王温泉というと白濁した濁り湯が特徴なのでえってなりました。透明な温泉はミネラル豊富な人工温泉となっています。蔵王温泉は強酸性すぎて石鹸が使えなかったり、硫黄の影響で黒ずむような場合もあるそうですが、源泉を使っていないので清潔でした。米糠を使ったシャンプー、コンディショナー、ボディーソープがあります。

 

身体を綺麗に洗ったのち露天風呂に行きましょう。

新左衛門の湯 HPより

まず、源泉風呂に入りました。

新左衛門の湯 HPより

pH1.9と理科の授業で酸性といわれているものの中でも高い部類に入るぐらいのpHです。切り傷や火傷、皮膚病などに効果があるといわれています。入った瞬間は硫黄の匂いが温泉入っているなと感じますが、ちょっとピリピリしてきました。温泉温度も高いため数分して出ました。

 

次に入るのは水風呂です。特にサウナがあるわけでもないですが水風呂がありました。温泉で温まった後に入る水風呂はいいものです。温泉がちょろちょろと流れていて水の量も調整できるので自分好みの温度にすることができます。

 

水風呂入ったら外気浴! よくサウナに行くと置かれている椅子もありますが、コールマンのキャンプ用のイスもありました。

 

温泉→水風呂→外気浴。サウナでいうととのうような循環は温泉でも効果的であると書かれていましたし、実際いい気分になりました。

 

また、強酸性なので肌が弱い方だとピリピリしたり逆に肌の状態が悪くなってしまいます。そういう方向けに源泉と水を6対4で割った64風呂があります。それでもキツいという方向けに内湯の人工温泉があるのでしょう。

 

日帰り温泉ながらもクオリティの高さに驚かされました。

 

十割蕎麦と蔵王牛が食べれる食事処

 

蔵王山登山した後にまだご飯を食べていないので、食事処でご飯を食べました。

食事処は15時まで営業しています。温泉に入らなくても食事処は使えるようです。

十割蕎麦と蔵王牛を使った料理がメインとなっています。

十割蕎麦は山形名物の肉そばや南蛮納豆蕎麦が食べれます。

蔵王牛を使った料理はすき焼き御膳と牛丼がありました。

アルコールやドリンクメニューも豊富です。

ざるそばと牛丼のセットにしました。

蕎麦はツルツル食べることができますし、少し硬く食感もいいです。柔らかい蕎麦よりも硬い蕎麦の方が好きなので。牛丼も当然ですがチェーン店の肉とは雲泥の差で、甘いつゆとよくあっていました。

 

ととのえる温泉と美味しい食事と蔵王山に登った後にはまた来たいと思える場所でした。

 

この日の蔵王山登山記はこちら

 

過去の蔵王山登山記です。

 

www.encourageofclimb.com

 

この後蔵王温泉のおおみや旅館に宿泊しました。源泉掛け流しで共同浴場にも入れましたし、部屋もアップグレードしていただきました。

 

www.encourageofclimb.com

 

新左衛門の湯は登山口からすぐ近くの日帰り温泉5選でも紹介しています。

 

www.encourageofclimb.com