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Encourage of Climb  山登りと温泉への招待状

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山形かみのやま温泉果実の山あづま屋で1人泊 山形牛と飲み放題とマンガでぐうたら休日

山形県のかみのやま温泉にある果実の山あずま屋はインクルーシブ(飲み放題)の旅館で山形ワインやビール、ソフトドリンクなどが深夜を除いていつでもどこでも飲めます。料理も山形牛を使った料理なども美味しかったです。今回は1人で利用したのですが土日でも1人泊用のプランがあるので1人でも利用できるのもありがたい限りです。今回泊まってみたのでリポートします。

 

 

 

 

かみのやま温泉は山形駅からJR線で10分ちょっと、東京からのつばさ号ですと山形駅の1つ手前の駅です(一部通過列車あり)。この日は新潟から快速海里で列車の旅をして鶴岡から高速バスで山形駅でわずかな乗り継ぎでかみのやま温泉にきました。ちなみにSuicaは使えません。

駅前から歩くこと7分ぐらいでかみのやま温泉の新湯通りに入ります。

駅から10分ほどで果実の山あづま屋に到着です。

 

 

 

1人泊の場合訳あり部屋に通されるが全く訳ありではなかった。

 

今回1人で宿泊したのですが、1人の場合おまかせ部屋(訳あり)の部屋となります。じゃらんのプランではシングルルームになっていたのですが、今回泊まったのは和洋室でした。

ツインのベッドルームに

和室は5畳弱でテレビが置かれています。

一般的な設備はありますし、どこが訳ありなのかよくわかりません。洋室のベッドからテレビが見れないぐらいしかありません。もしかしてあそこかと思い向かったのが

ごく普通のユニットバスでした。ちゃんと水も流れました。

 

年季は感じますが、部屋の中に訳ありがあるわけがなくて、推察ですが、部屋でたちょうど目の前がスタッフの作業スペースでした。うるさいわけでもなく特に気にすることなく宿泊することができるはずです。Wi-Fiも室内で標準的な速さで問題なく使えました。

 

展望よしで熱めの湯とぬる湯を楽しめる温泉

温泉は7Fにあります。なので展望はよくて温泉街はもちろんですが蔵王方面の山も見えました。

かみのやま温泉は鶴脛(つるはぎ)の湯と呼ばれていたそうです。

温泉は加温、加水はないものの循環湯なのが少し残念。

大浴場は熱めのお湯とぬるめのお湯の2種類に分かれています。熱いお湯でも暑すぎるわけではありませんでした。お湯としては一般的な大型旅館って感じです。

外には露天風呂が2箇所あります。朝は6時前に行きましたが誰も来ませんでした。温泉宿に行っても朝早くからそれなりに人がいるのですがたまたまでしょうが。

 

飲み放題にマンガも読み放題

 

果実の山あづま屋はインクルーシブスタイルとなっています。日本語でいうと飲み放題。チェックイン時から23時まで、翌日の朝7時からチェックアウトまで飲み放題となっています。

 

種類も豊富です。1Fのラウンジにあるのですが、ビールはクラフトビールが4種類

山形のワインは赤白合わせて6種類

ソフトドリンクはちょっと高級なタッチパネル式の自動でミックスもできるタイプのやつです。

インクルーシブ限定でバンドが必要って書いてあったので、一回自分の予約プラン確認しましたがちゃんと飲み放題になっていましたのでまずはクラフトビールを流し込み、その後はワインを炭酸で割って飲んでいました。今から予約すると全てインクルーシブになるのでその点を気にする必要はないかなと思います。

 

あとはコーヒーサーバーとハーブティーのコーナーがあります。こちらは無料です。ハーブティーの種類は多かったです。飲みたかったですが急須で入れるのが面倒だったのでやめました。

もちろんロビーで飲んでもいいですし、部屋に帰って飲んでも構いません。夕食前の時間は混んでいましたが、最初の夕食時間となる6時以降は誰もいませんでした。

 

カップケーキも食べ放題となっていました。果実の山らしくケーキの上にフルーツが載っています。

7Fには自販機(こちらは有料)があります。飲み放題だからいいやって思って明日の山行の水を買い忘れたのでこちらで調達しました。

1Fの奥の方にマンガコーナーがあります。冊子数は6000冊もあります。

6000冊あると大抵の有名なマンガ(ワンピースとかキングダムとか)はもちろんですが、ゆるキャン△もありました。

ゆるキャン△は岩盤浴とかサウナとかの読み放題スペースにもないところが多いというかゆるキャン△あるところ初めてです。もう持っているのでわざわざ冊子で読む必要もないので、これまたこういうところで初めてみたウマ娘シンデレラグレイを読んでいました。まだ読んでいなかったのでこれぞとばかりにあるだけ全て読んでしまいました。

 

マンガは読むスペースもありますし、部屋に持って帰って読むこともできます。

 

程よい量がちょうど良い夕食と朝から生ビールが飲めるバイキングの朝食

 

夕食は2Fの食事処で18時、18時30分、19時からとなっています。到着が遅かったので1っ番遅い19時からとしました。

 

もちろん夕食も飲み放題となっていますが、少しメニューが異なります。

ビールは1番搾りのみ

ワインは3種類ありますが、1Fのラウンジで飲めるものとはちょっと違います。

レモンとさくらんぼと洋梨の原液があるので

サワーやハイボールで割ることができます(ハイボールってもう割っているか)。

日本酒も3種類あります。

写真撮っていませんがもちろんソフトドリンク類もあります。

 

食前酒はワインです。ワインが食前酒で出てくるのは私の経験では初めてですし、このワイン飲み放題で飲めるワインなのでできれば飲み放題で飲めないようなものがよかった。ワインは結構渋い感じでした。

前菜は6種類です。1番左にあるのは桃の果肉が入った大根のすりおろしです。面白い味でしたがどれもお酒が進む味です。合掌造りの容器にはずんだが入っていました。

メインの山形牛の竹筒焼きとなっています。好きなタイミングでお水を入れて蓋をします。

料理のお供には赤ワイン(銘柄忘れた)を炭酸で割りました。アルコール度数も低くなりますし、炭酸で割ると爽やかになり飲みやすくなります。

お刺身はタイ、イカ、マグロ、あとは山形牛(多分)のローストビーフ。

刺身食べたらグレープフルーツの切り身が出てきて果実の山を感じます。

竹筒も蒸されて蓋を開けると、いい感じの色になっています。

肉もあんまり脂っぽくなくてポン酢のスッキリさもあっていい意味で肉らしくありません。好きなものを後に残したいタイプなのですが、肉は早く食べないと冷めて固くなって不味くなるので、早く食べました。

 

ビーフシチューは肉が柔らかい。宿で最近ビーフシチュー食べる機会が多いのですがなんかあるんですかね。旅館とビーフシチューって正直あんまり合わないような(もちろん美味しいのですが)。

ワインの炭酸割りも終わったのでさくらんぼのサワーにしました。氷入れすぎて混ぜるのが難しかった。

 

山形名物の芋煮

と桜海老と豆ご飯。


芋煮は里芋がゴロゴロ入っていて醤油味の内陸風でした。

 

デザートのマンゴープリンで〆です。

料理の数としてはあんまり多くないですが、宿の料理って多すぎて食べきれないって方が多いのでこのぐらいの量がちょうどいい量です。ん?ってものもあったですが、全般的においしかったです。ただ、果物感があんまりなかったのでもっと果物を押してほしいですね、せっかく果実の山を名乗っているのですから。

 

朝食

 

7時以降から2Fの食事処でいただけます。いったら一番乗りでした。

 

昨日の夕食にも出ていた芋煮に玉こんにゃく、

肉豆腐、

焼き魚類

中華料理や洋食もありました。品数は30種程度でしょうか。

 

朝から中華って感じでもないのでこういう感じのプレートになりました。

左上のプレートはだし巻き卵でライブキッチン形式で作っていました。個人的にはあんまり好きなタイプの卵焼きではなかったです。だしの味が弱く卵もちょっと甘めでした。

 

温泉も食事も並以上なので飲兵衛であれば楽しめる

 

温泉は循環ですし、食事もすごくいいって訳ではないですが、クオリティ自体は高いです。なので温泉や食事メインというよりかは飲み放題なのでお酒好きの飲兵衛さんであれば温泉や食事を楽しみつつお酒をガブガブ飲める(飲み過ぎだけは注意してね)環境です。マンガの蔵書数もなかなかですので、チェックインからチェックアウトまで飲んで、マンガ読んでっていう理想?的な休日を過ごしたい方にもおすすめです。ただ、もうちょっと果実の山ですから果実感は欲しいなって思いました。さくらんぼは時期過ぎているので仕方ないですが。

 

 

 

チェックアウト後、私は駅前から出ている蔵王山へのシャトルバスに乗って蔵王山登山に行きました。

 

www.encourageofclimb.com

なんと無料で蔵王の御釜まで行けてしまうので、観光にも使えます。山形駅から御釜に行くのに片道だけでも2000円かかってしまうのでお得以外の何物でもありません。

 

蔵王はまだまだ夏山を感じましたが、徐々に気の早い葉っぱは色づき始めていました。