encourageofclimb 山登りへの招待状

Encourage of Climb  山登りと温泉への招待状

登山記録や山旅、登山道具などの山に関することや旅行や温泉のブログ

紅葉直前の蔵王山登山記録 まだまだ夏山のような雰囲気だったが少しずつ色も出てきました。

蔵王山は昨年の8月に登りましたが晴れていたのは最初だけで、終始ガスっていて山頂は踏んだものの蔵王といったら外せない御釜もガスって何も見えませんでした。

 

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今回はそのリベンジってことで御釜を見に行きました。

 

ただ、天気は曇りで、午後からは雨が降ってくるかもという予報でした。果たして私は御釜を見ることができたのでしょうか?

 

 

 

 

かみのやま温泉から無料シャトルバスで御釜まで行ける

 

この日かみのやま温泉に宿泊していたので、かみのやま温泉から出ているバス(グリーンエコー号)に乗車して蔵王までむかいました。

nogupen.com

料金はなんとタダ‼︎特にペンションを使わないといけないとか、かみのやま温泉に宿泊しないといけないとかそういう制約は一切ありません。山形駅から蔵王の御釜に向かう場合2000円超えますのでお得すぎます。時間的にも1番早く着くのがこのシャトルバスなので使わない手はありません。

 

途中ライザワールドというスキー場を通るなど寄り道は多かったですが、

 

コスモスとひまわりの共演も見れましたし、1時間ほどでつきました。

ただ注意点は到着する場所は御釜からちょっと離れています。バスがつく刈田山頂ではないのです。歩いて30分ほど登ればつきますが、今回は450円払ってリフトに乗りました。

無料シャトルバスを使えたのでリフトに乗ったとしてもバスの4分の1の値段で御釜まで行けます。

 

御釜は見れたけど曇ってしまって去年と同じようになった熊野岳

 

リフトは1人用で落下防止ベルトがあるわけでもなくなかなか怖かくてカメラ構える余裕がありませんでした。少しずつ葉っぱにも色がつき始めていてこれからが本格的な紅葉シーズンを迎えることになるでしょう。

まずはまだ登ったことのない刈田山頂まで登ります。

このあたりは車やバスでも来れるので観光客が8割型占めています。ちゃんとした登山ザックを背負っている人は稀でした。天気は雲行き怪しいのでとりあえずちょっと御釜の方へ向かいます。火山が噴火してできたカルデラの中に水が溜まりできたのが御釜ですが、綺麗な色をしています。そして周りの緑が少なく荒涼とした大地との対比がすごいです。一旦登ってまた近くで見ましょう。

刈田岳までの登山道は観光客にも登れるようになっています。

登頂したので神社でお参りして戻ることにしました。

御釜まで戻るとやはりというか雲が出てきてしまいました。

が、僅かな隙間から御釜を望むことができました。山なので雲との戦いにはなってしまいますが、次来るときは晴れていてほしいところです。

 

登山道は火山っぽい色になっていますが、足元しっかりしているので歩きやすいですし、霧がてていても柵があるので柵沿いに進んでいれば看板も出てきてなんとかなるはずです。

一瞬一瞬で雲の切れ間が出てきますが、なかなか遠くの展望までは期待できないです。

稜線上まで出てきました。

このあたりまで来ると人はまばらですが、比率的に登山者が多くなります。逆に観光客はこの先いっても辛いだけなので引き返しましょう。そしてこの前来た時のように霧がかかっていて前が見えません。

 

この稜線私が行く度にガスっていますが晴れていたらどんな景色なのでしょうか?歩きやすいし晴れた時の景色も見てみたいものです。

なので自然と目線が下に向かいます。これはヤマハハコかな

熊野岳までも比較的歩きやすかった(避難小屋経由するより遥かに楽でした)です。あとちょっと。

無事登頂(1年1ヶ月ぶり)。

前回もこんな感じで曇っていました。何にも見えないので水分補給してお煎餅摘んで下山します。

 

下山時には晴れてきた

 

下山の岩道もガスが出ていて視界が悪いです。

岩道の場合どこを降りればいいか毎回悩んでしまって結局最適なルートだったのかと自問自答することもあります。結局は無事であればいいと思うのですが、もうちょっとスマートに降りたいと思うばかりです。

 

ワサ小屋まで戻ってきましたが相変わらずのガスの中です。

ハーって思っていたら少し視界が良くなってきました。

そして完全に雲が取れました‼︎地蔵岳はよく見えます。

秋になる季節ですがまだまだ空の色含めて夏山って感じですね。この前登った時もワサ小屋では雲が取れていたのでなんかの奇跡なのかそれともワサ小屋周辺の鞍部では雲が出にくいのでしょうか?まだ、熊野岳方面は雲が出ていて見えませんでした。

今回は地蔵岳には向かわずロープウェイの樹氷高原駅まで下ることにしました。このまま縦走を続けていたら紅葉が始まった三宝荒神山などが見れましたがロープウェイに乗ってから知ったので後の祭りです。

 

ちょっとガレていて怖い(写真ほどではありませんが)。

基本歩きやすかったですが2箇所ほど怖い箇所がありました。

リンドウも時期が終わりに近いですがまだまだ咲いていましたし、ロープウェイ近くまでリンドウを見ながら下山できました。

下山しているうちに熊野岳の方も雲が取れました。始めて見るような気がします。頂上手前のカールっぽくなっているところが印象的です。

下山しながら山形市内方面も見ることができました。いやー最高ですね。御釜方面はどうなっているか気になりましたが考えなくてもいいぐらい晴れてくれました。

今はまだ緑色の沢ですが秋が深まるとどんな感じになるのでしょうか?

こんだけ晴れてくれると写真撮るのも捗ります。

こちらは地蔵岳。

色ずき始めた葉っぱと熊野岳。

まだまだ夏っぽさを感じさせながらも色づき始めている葉と山形盆地の景色。

少し笹丈が高くなってくると樹林帯に入ると御田神です。

もう熊野岳は雲が出てきてしまいましたね。

すすきが出てきてやっぱり秋なのかと思います。

降りてくるといろは沼。去年も訪れましたが秋になると茶色になっていました。

これはこれで良きです。

木々の紅葉もいいですが、湿原の草紅葉もいいですね。

リフトが出てくると登山も終わりゲレンデを下ります。山形盆地も綺麗です。

天空のブランコやベンチもありました。

樹氷高原駅に到着で登山は終了です。

 

ロープウェイに乗って新左衛門の湯で日帰り温泉

 

このあとロープウェイに乗って降りました。やっぱりちょっと山頂あたりは色付いているのかな?って思いました。

お風呂はロープウェイ駅から蔵王温泉駅まで新左衛門の湯で日帰り温泉に入りました。

露天風呂は蔵王温泉の源泉掛け流しでした。蔵王温泉の源泉は温度が高いのですが、水風呂があるのであったまって冷ましての整いができました。

 

レストランも併設されているので蕎麦と牛丼をいただきました。

蔵王山はロープウェイやバスなので山頂近くまで行けるので簡単に縦走歩きができますので初心者でも比較的歩きやすいです。そして東北ならではの風景と火山の魅力がありますので今度こそは晴れの時を狙ってまた登りにくるとは思います。