新潟県の弥彦温泉は2400年以上の歴史がある弥彦神社の門前に湧く温泉となっていて弥彦神社の門前町と共に栄えています。新潟県の中でも代表的な温泉地とも言えます。その中でも「弥彦温泉」でググると1番最初に出てくるみのやに宿泊することにしました。食事も美味しく、部屋も綺麗で快適でしたが奇跡的なことが起きてしまいました。※今回割と前置き長いので宿泊記については目次からクリックしていただけると幸いです。
- 高速バスと弥彦線で弥彦までのんびりの移動
- 弥彦神社でどうでしょうキャラバンの軍団と遭遇
- 広々とした部屋で快適なのだがWi-Fiが繋がりづらかった
- 館内探索しながらのウェルカムドリンクと1000円の館内利用券がついていた
- お風呂は誰にもやさしい単純温泉
- 新潟の味覚がたっぷり詰め込まれた食事
- まとめ 食事が美味しく、宿の雰囲気も良かった
高速バスと弥彦線で弥彦までのんびりの移動
弥彦までのアクセスは公共交通機関であれば弥彦線というローカル線がありますが、2〜3時間に1本程度なのでアクセス面ではよくありません。まぁ、電車の時間に合わせて行動すればいいだけですし、翌日観光列車の海里に乗るので公共交通で向かいました
池袋からまずはバスで三条燕まで向かいます。
バスはスピードこそ遅いですが、途中のPA・SAで買い物できますし、新幹線とは違う景色も見れますし、3列シートでゆったりなので急ぎの旅でなければいいのかなと思いました。
4時間半ぐらいで三条燕バス停に到着。バス停から歩いて10分ちょっとのところに新幹線の駅としてもお馴染みの燕三条駅があります。同じ名前なのに名前の順が逆なのは市境界の境目でどちらを先にするか揉めに揉めて新幹線と高速道路で順が別々になってなんとか妥協点を見つけたそう。
電車の乗り継ぎまで2時間ぐらいありましたので近くのラーメン屋のラーメン勝で燕市名物の背脂ラーメン食べました。麺はつけ麺を思わせるぐらい太いラーメンで、背脂といってもドギツイ訳ではなく魚介の出汁が効いたあっさり系のラーメンでなかなか美味しかったです。
ラーメンの容器燕名物の洋食器ですね。燕三条の駅や道の駅には燕市のメーカーの商品が陳列されているコーナーがあります。キャンプでもお馴染みのユニフレームもありました。この他にもスノーピークとかキャプテンスタッグなどのキャンプ用品も燕三条周辺に本社がありますね。
赤く神社の本殿をイメージした駅舎はふるさとの駅百選に選ばれています。
弥彦神社でどうでしょうキャラバンの軍団と遭遇
弥彦駅から弥彦神社までは歩いて15分です。道中にはおもてなし会館というカフェやお土産屋があるところもあります。
弥彦で水曜どうでしょうキャラバンやるんですね。
って見てたら明日ではないですか‼︎キャラバンを3年ぶりにやるってことは知っていましたし、茨城と静岡の会場は知っていましたが他はノーマークで(多分宿の予約自体大分前にやっていたので)ええ‼︎って感じですよ。キャラバンのトレーラーもいましたし。これはもしかしてD陣がどこかにいるのでは。でもまさかと思ったら
嬉野Dと遭遇してしまいました。どうでしょうのD陣を芸能人というとどうなのかと思いますが、長年どうでしょう藩士をやっているので興奮してしまいました。もう1人(ヒゲのほう)は弥彦山に登っているとのことでした。
弥彦神社でお参りしまして(弥彦神社は2礼4拍手1礼です。)、
弥彦山に登るのは時間的に難しいのでロープウェイの手前までいってみることにしました。緑の中を登っていきますが、暑い。
汗かきながら駅につきましたが、登る訳でもないのできた道を戻ります。
弥彦山自体はさまざまコースがあり、標高も634mと高くないので新潟県の登山者でいう高尾山的なところでしょうか、初心者から年配者まで楽しめる山だそうです。
一通り観光もしたので宿に向かいました。といっても神社のほぼ目の前でしたが。
そしてさっきはおもてなし広場にいたどうでしょうトレーラーも宿にいました。
ということはまさかの本陣が一緒です笑。たまたま行きたくて予約していた宿に自分がよくみる番組の方々と一緒に泊まるなんてもう運を使い尽くしたはずです。
広々とした部屋で快適なのだがWi-Fiが繋がりづらかった
チェックインしてエレベーターまで見送りしていただきました。最近の旅館はこのパターンが多いですね。4階の部屋に宿泊しましたが取手がなんか洋食器の柄っぽい。
扉開けると長い廊下と障子が3枚ありましたので部屋の大きさは広いのかなとちょっと期待します。
やはり広かったです。15畳程度あるのでしょうか。こんな広くなくてもいいのにと思いましたが、広いことに越したことはありません。
部屋のライトスイッチ上では洋間となっていましたが畳が敷いているので改装したのでしょう。
和室は2間あります。
三角だるまという縁起が良いとされている置物も置いてありました。
部屋全体がなんかレトロチックな気がしたのですが、どうやらこの階自体浪漫館といわれるフロアになっているようです。どうにて廊下も大正〜昭和初期を彷彿とさせるものが多かった訳です。
部屋からは弥彦神社の鳥居も見えました。
鳥居が見えるということはこの部屋自体建物の1番端っこでそれが原因なのかWi-Fiの接続が時々切れてしまいました。食事処やフロントなどなどは安定していたのでちょっとなんとかしてもらいたいです。写真はないですが十分な長さとタップ数の延長コードがありましたので充電も問題なくできました。
トイレとなんだかファンシーな感じのバスルームです。
館内探索しながらのウェルカムドリンクと1000円の館内利用券がついていた
館内は写真のようになっています。
荷物を置いて館内をぶらぶらしました。外には足湯があり日中は入ることができます。
玄関も高級感のあるシンプルさです。
18時まではウェルカムドリンクサービスをやっています。どこにでもあるドリンクバーの系統でした。ネスカフェのコーヒーだけいただいて帰ることにします。
部屋に備え付けの浴衣はありますが女性やサイズが小さい方向けの浴衣があります。ここで嬉野Dが浴衣を持って行っていったので二度見してしまいました。確かにあのお方意外に背高いですよね。
弥彦神社周辺にコンビニはありませんので飲み物はホテルの自販機が頼りになりますが種類いっぱいありました。2階に1個の自販機があるので、気軽にいけます。
今回インターネット予約をしたので館内1000円クーポンをいただきました。売店で使えるようなので売店を物色しました。なぜか売店はチェックイン前と19時〜21時と微妙な時間の営業です。
つまみになるサラダホープとどうせ今後消費して消えるコーヒーのドリップを購入しました。また、居酒屋もあります。つまみからラーメンまであるので夕食後小腹がすいた時とか、夕食なしのプランにした時など使えますね。クーポンも使用可能でした。
お風呂は誰にもやさしい単純温泉
お風呂は7Fにあります。7階なので展望も良いです。
夜は周りが田舎なのでアレですが遠くには燕三条のあたりの明かりまで見れました。
マッサージチェア(有料)と風呂上がりに最高な冷えた麦茶も自由に飲めます。
弥彦温泉は結構歴史がある温泉ですね。
脱衣所も広くロッカーもあるので安心です。どうでしょうキャラバンのスタッフさんが入れ替わり入っていました。確証はできないですが藤村Dみたいなガタイの人がちょうどパンツ履いていました。
浴室は内風呂と露天風呂が1種類ずつ、あとサウナがありました。サウナに必須の水風呂がなかったので今回は入りませんでした。洗面スペースも多いのでゆとりを持って身体を洗うことができました。
露天風呂は畳敷きされていました。また、目の前に弥彦山を望むことができます。
泉質は単純アルカリ性温泉。源泉掛け流しのお湯となっています。単純アルカリ性温泉は無色透明なお湯であんまりテンションがあがりませんが逆にいえばそれだけ普遍的な温泉で誰もが入ることができる温泉となっています。なので家族の湯とも呼ばれているそう。確かに温泉で人気の濁り湯なんかは強酸性なので肌が弱いとピリピリしてしまって万人に入れる湯なのかというとそうとも言えないですし。朝も同じく入りましたが、やはりどうでしょうキャラバンスタッフいました。どうでしょうスタッフ及びどうでしょう好きは温泉好きが多いです。
温泉から出てきたあとは、部屋に戻り、買ってきたあんころ餅を食べました。
あんこ好きでよく食べますが、結構あまったるかった。決してどうでしょう軍団が本陣を構えているとはいえ○福対決っぽいことをしたかった訳ではありません。
新潟の味覚がたっぷり詰め込まれた食事
食事は7階のレストランでいただきました。別会場もあるらしくどうでしょう班はそちらでいただいたっぽいので比較的落ち着いて食べることができました。
ドリンクメニュー
ドリンクメニューは部屋でも同じものを注文できるので部屋で写真を撮りました。ビールは主要4メーカーのものをとり揃えていました。旅館では2社程度のところが多いのでなかなかすごいことです。ウィスキーや酎ハイもまぁ種類豊富です。
日本酒は1合からで、焼酎、ワイン、梅酒です。ノンアルのカクテルが結構揃っているので下戸の私でも楽しめそう。
新潟といえば日本酒ですが、お試しセット(いわゆる利酒)があります。12種類から選べるのは魅力ですね。佐渡のお酒もあります。
弥彦神社に奉納しているお酒の飲み比べもあります。
利酒しようと思いましたが忘れていましたので今回は飲みませんでした。今回はこしのはくせつの梅酒ソーダ割りにしました。
夕食 三台味覚懐石
お品書きです。
まずは食前ドリンクの紫蘇ジュースを。
紫蘇の香りがしてきますが、くどい訳ではなく割とあっさり飲めました。
前菜のSHOKADOー9です。これが最初きた時にドーンと置かれているので結構ビビりました。
中は色々入っていました。見た目も美しい。
葉っぱの下は舞茸かきのもとという料理でした。食用の菊のことをかきのもとというようです。
新潟の味覚がいっぱい入っていてどれも美味しかったのですが、真ん中右側の海老麹漬けが1番美味しかったです。海老の甘さと塩麹のしょっぱさがよくあっていました。
刺身は鰤と鯛、南蛮海老、サーモン
新潟3大味覚の1つ新潟和牛を使ったしゃぶしゃぶです。
胡麻ポン酢と合わせていただきます。いい肉食べているなーと思える美味しさです。安い牛肉にありがちな脂っぽさや硬さは一切ありませんでした。
2つ目の3大味覚の海鮮陶板焼き。鮭と海老、ホタテ、アスパラ、鶏肉が入っていました。開けるとほんのりとバターの匂いがします。こちらはポン酢でいただきました。
最後の三大味覚のノドグロの奉書焼きです。いわゆるホイル焼きに近いものです。
のど黒は脂乗っていまして身も柔らかかったです。のど黒自体食べても刺身ないし寿司で火が入ったもの食べたことがなかったのですが、火が入った分美味しさは増しているのかもしれません。
ご飯は皇室に献上している弥彦米と南蛮海老のお頭が入った味噌汁です。
贅沢にも南蛮海老のお頭のだしも効いていて美味しかった。味噌汁は最高です。
酢の物はずわい蟹の甲羅もり
茶碗蒸しは松茸と海鮮がメインですが、ベタな茶碗蒸しに入っている具材は大抵全部入っていました。茶碗むしは最後に食べたい派なのでできれば最後に持ってきてもらいたいですが、仕方ありません。
デザートのマロンプリンとほうじ茶で終了です。
朝食はバイキング形式
朝焼けが眩しいです。今日もいい天気です。
弥彦神社も朝早くだと誰もいなくて厳かな雰囲気を醸しています。
朝食は7時ないし8時からバイキングとなっています。時間はチェックインの時に選べるようになっています。
小鉢に入っていそうなおかずや
こちらは鯛のあら煮
他にも和洋問わずありましたし新潟名物のイタリアンなんかもありました。
悩みつつこういうプレートになりました。
味噌汁は子どもの頃はあんまり飲んでいませんでしたが、最近はあると絶対飲みたいものになってきました。あの味はどんな具材が入っても美味しいですし、落ち着きます。
オープンキッチン形式でオムレツがありましたのでいただきました。ふわふわでした。ホテルの卵料理ってなんであんなに美味しいのでしょうか?
お腹いっぱいになりました。どうでしょうキャラバン軍団の方達もご飯食べてキャラバンに向かっていました。
まとめ 食事が美味しく、宿の雰囲気も良かった
どうでしょうキャラバン軍団とまさかの遭遇に興奮してしまいましたが、宿として食事がすごく美味しかったです。食事の量も調整できるようでより豪華にしたり、より品目少なくしたりとかできるようです。
大型旅館すぎるとどこにいけばいいか迷ったり、他の宿泊客がうるさかったりとあんまり私自身好きではないですが、このぐらいの規模だとちょっと探検気分で館内回るなどできるのでちょうどいい規模感ですし、ちょっと高級感もあって部屋も年季が入っていましたが、気になるほどではなかったです。
帰りながら弥彦山を撮影しました。
本当は弥彦山に登る予定でしたが、諸事情ありで登ることができなかったので、機会作って登りに行きたいですね。