東北ビンビン山登りツアーも3日目です。前日は一つ目の山である月山登山をしてきました。
3日目は移動日です。そしていよいよ青春18きっぷの出番です。鶴岡から秋田まで移動したのち観光列車リゾートしらかみに乗車して弘前まで移動します。
まず鶴岡駅から
酒田行きはボックスシートで景色も見やすいですが、秋田行きはロングシートのため景色も見ずらい。ただ、鳥海山を近くから見ることはできました。
今回は時間がなくて登れませんでしたがわざわざ鳥海山だけ登りにくる価値はありそうなので時間作って訪れたいですね。
電車に揺られて3時間で秋田駅に到着。乗り換え時間は1時間以上ありましたのでスタバで軽くブログ書いてリゾートしらかみに乗車します。
リゾートしらかみとは五能線という青森県と秋田県を結ぶローカル線を走る観光列車で世界遺産にもなっている白神山地や風光明媚な日本海を見ることができます。
今回乗る列車はくまげらという車両でこのほか青池と橅という車両があります。
中はこんな感じでリクライニングシートと前の方はフリースペースとなっていて反対側の景色を見たいってなった時にこちらのフリースペースから景色を見れるようになっています。
2号車はボックスシートになっていてグループで使うには最適です。イスの形になっていますがシートを伸ばして床にすることもできるので寛ぎやすさもあります。
先頭車両はラウンジスペースになっていて前面(後面)展望を楽しめます。
また、イベントもこの場所で行われますので常時混雑している印象です。
東能代駅で向きが変わるので8分ぐらいの休憩時間があります。さらに次の能代駅では15分ほどの停車時間があります。車内販売がある列車もありますが、このくまげらの車両は車内販売がないので、駅の中にあるニューデイズが最後の買い出しスポットとなります。本来であれば駅からでた瞬間指定席券は紙屑となってしまうのですが、特例で出ても問題ないようです。
ニューデイズにも駅弁なども売っているのですが、今回は「ごのたび」というモバイルオーダーサービスを使ってみました。
前日までの予約となるのですが、当日駅で作りたてのお弁当やスイーツをいだだけますし、カード決済も可能です。なので能代駅で弁当を受け取るために降りたのです。見た感じ「ごのたび」を使っている方は数人しかいなかったのですが、使ってみて暖かい弁当や飲み物を食べ飲みできるのと、わざわざ一旦途中下車しないと食べれないもの食べれますし、駅弁も好きですがお目当てのものがない時もあるので(ごのたびであれば確実に好きなものを食べれる)リゾートしらかみに乗る際には是非利用していただきたいサービスです。まだまだあんまり知られていないので軽い宣伝です。
また能代はバスケの町。バスケットのフリースロー大会も停車中にやっていたので我こそはという方は是非チャレンジを。
再び列車は走り出して引き取った弁当をいただきます。今回はのしろ牛弁当(1200円)をいただきます。
中を開けると
のしろ牛のステーキが6枚と玉ねぎ、ナスの天ぷらなど意外に栄養面も配慮がされています。後は白神山地の水で入れた紅茶をいただきました。
デザートはこちらは秋田駅で注文したフルーツタルト。
ネットで見たときの写真映えが良くてつい買ってしまったのですが特に東北っぽさがあるわけではなさそうで、いちご、ぶどう、パインなどが乗っています。まぁ、でもおいしかったですが。
風力発電が見えるともう海も近いんだなと感じ、
しばらくすると日本海が現れます。晴れていればもっと青い色になっているでしょうが、台風が来ている関係上どす黒い色になっています。
リゾートしらかみは観光列車ということもあり途中の絶景ポイントではゆっくり徐行してくれますので徐行箇所では多くの方がシャッターを海の方に向けています。
列車はその後も日本海と共に走っていきます。
大体中間点の深浦駅に到着。
五能線にはスタンプラリーがあり、停車駅ごと数分の停車時間しかないので毎回ダッシュでスタンプ押しに行く→ダッシュで席に戻るを繰り返します(別に参加強制ではありません)。
この後も風光明媚なところを走っていきしばらく行くと千畳敷駅。駅からすぐの場所に千畳敷という観光地があり一部のリゾートしらかみが停車してどうぞ観光してくださいとばかりに15分ぐらい時間をとってくれます。
ただ台風がきているこの日は雨と風が強くて写真何枚か撮って退散です。mont-bellのトレッキングアンブレラ使っていましたが、この程度の風ではびくともしないのがすごかったです。
鯵ヶ沢駅あたりから日本海から離れ、田園地帯を進んでいきます。
本来であれば百名山の岩木山が見れるはずなのですが、裾ぐらいしか見れないです。津軽平野では列車のラウンジ部を使って津軽三味線の生演奏や津軽弁の語り部が行われています。ラウンジ行ってもいいですし、自席でも聞くことができます。
列車はこのまま弘前まで向かいます。一部の列車はさらに折り返して青森方面に行くので新幹線との乗り継ぎも可能です。その気になれば東京から日帰りで五能線の旅をすることも実は可能です。乗車時間5時間ですが飽きなかったですし、携帯電話すらほとんどみることがないぐらい楽しい列車の旅でした。
弘前でおりてホテルに向かいたいのですが、その前に寄りたいところがありまして、バスに乗りさくらの百貨店へ。行くのはモンベル弘前店。山道具が壊れたとかいう緊急の案件ではなくmont-bell青森県限定のTシャツが欲しかったからです。お目当てのTシャツのLサイズがなかったのですがMでも着れるので仕方なくMにしました。
その後安定のドーミーインに宿泊しました。ちょっと古めのドーミーインでしたがルームキーとテレビ以外古さは感じませんでした。リンゴジュースが美味しい。
夕飯は近くの中三という百貨店の中にある中みそというラーメン屋にしました。弘前市民なら誰もが一度食べたことのある味のようで私が頼んだすぐ後で売り切れとなりました。味噌ラーメンにコーンとバターをトッピング。これで790円ですから安いのではないでしょうか。野菜もたっぷりですし味噌もコッテリしていることはなくて食べやすい味でした。
明日は岩木山登山ですが台風が来ていて天気は悪いので弘前市内の観光かな
次の日は結局弘前観光と休養日になりました。
たまにはこういう日もあっていい。