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Encourage of Climb  山登りと温泉への招待状

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日光湯元温泉奥日光森のホテル宿泊記 雪見風呂の硫黄泉と工夫を凝らした食事が楽しめる宿

日光湯元温泉は観光地日光の最奥にある温泉街で、バスを降りた瞬間から硫黄臭漂ってきて温泉気分が上がります。周辺には戦場ヶ原や日光男体山、日光白根山もあるので登山やハイキングしたあとに温泉宿に泊まるってことも可能な温泉です。今回はスノーシュートレッキングをしに日光湯元温泉まで足を運んだので日光湯元温泉に泊まることにしました。今回泊まった奥日光森のホテルでは雪見風呂と工夫を凝らした食事、快適なお部屋とゆっくりと過ごすことができました。

 

 

 

冬のオフシーズンにも30分に1本バスが出ている。混んでるけど

 

冬の時期の日光はオフシーズン。バスの時刻も夏と比べると少なくなってしまいますが、それでも30分に1本バスが出ているのでアクセスは大変しやすいです。今回、奥日光森のホテルに宿泊するにあたり宿から半額で乗れるフリーパスの紹介をもらったので通常片道だけで1900円する日光湯元温泉までの運賃が往復フリーパスで1750円と大変お得になりました。

宿に泊まる際はどなたでも使えますが、宿に申告する必要があるのでネット予約の際は備考欄に書いておくか電話連絡しましょう。そうでなくとも日光にはフリーパスの類がいっぱいあるので湯元温泉までバスで移動する際はフリーパスで移動しましょう。

今回は日光東照宮の観光をしてから湯元温泉に向かいましたので13時過ぎぐらいのバスに乗りましたがバスはインバウンド客や国内観光客中心に混んでいて中禅寺湖までは立ちっぱなしでした。

 

湯元温泉までつくと雪が数十センチ積もっていました。

日光湯元温泉はコンパクトにまとまった温泉街なのでどの宿までも徒歩で移動できます。

森のホテルまでも5分ぐらいでした。ただ、周辺にコンビニなどはないので飲み物やつまみが欲しい場合は予め日光駅や東照宮周辺pで買っておきましょう。

 

チェックイン時にはお茶とぜんざいをいただきました。美味しかったですが寒かった中歩いてきたのかちょっとぜんざいがぬるかったのが残念だった。

フロントは吹き抜けなので開放感があります。

ピアノも置かれていて、ライブなどもやるようです。

フロント隣には売店があり、特にお酒コーナーが充実していました。日本酒からワインまで様々置かれていてました。この後の食事時に飲めるものも扱っています。

 

 

アップグレードでツインルームに宿泊

 

奥日光森のホテルは週末でも1人用の宿泊プランがあります。ひとりの場合はシングルルームに宿泊となります。機械室の近くにあるため音がうるさいようですが、今回は他の部屋に空きがあったためツインルームにアップグレードしていただきました。ちなみに機械室の近く通りましたが廊下にいると音が多少気になるぐらいですね。部屋の中に入ったら多少はマシになるのでしょうか。

 

今回泊まったツインルームは2階の奥の方の部屋でした。宿の方に案内されて中に入りましょう。

リビングはソファにテーブル、テレビがあります。2人でも広いぐらいのスペースです。

窓の外は雪景色です。

リビングからベッドスペースをみてみましょう。

障子などでの区切りはないので部屋にはなっているわけではないのですがリビングとベッドスペースは畳とフローリングで区切られているのでスイートルームっぽいです。床暖房なのでどこに行っても暖かいです。

 

ベッドにはACコンセントもあり、ライトの調整もできます。

ポットには水は入っていないので自分で入れます。

水道水から直接汲むようです。お茶とコーヒーパックも置かれています。

冷蔵庫には水が入っていますし、1Fにはソフトドリンクの自販機があるので飲み物欲しかったら自販機から調達となります。

 

お茶請け

洗面台はスキンケアグッズとドライヤーなどが置かれています。

その奥にはバスタブがあります。温泉が出るわけではないので使いませんでしたが。

 

 

硫黄の香りが漂う雪見風呂と温度差を楽しめるサウナ

 

部屋で荷物整理した後お風呂に入りにいきました。温泉は1Fにありフロントの開放的なロビー部の奥を進むとあります。

男女の風呂の入り口の間にはちょっとした休憩スペースがあり日光のお水を飲めました。風呂上がりには最高です。

脱衣場の化粧品はポーラでした。

お風呂は内湯と露天風呂、サウナがあります。身体洗ってまずは内湯へ。内湯は硫黄泉ならでは白く濁った温泉です。源泉掛け流しですし、冬の寒い日にはちょうどいい湯の温度でした。ある程度温まった後露天風呂に行きました。

 

露天風呂は公式HPのように雪が積もっていて雪見風呂となりました。お湯の色もHPのような緑色でした。お湯の色が変わっているのは脱衣場に案内がありました。

公式HPより

空気(というか酸素)と温泉の中に入っている硫黄成分が反応して白くなるようです。

硫黄臭が漂うぐらいの温泉ですが、pHはそこまで低いわけではなく、中性から弱酸性で、美肌効果、糖尿病、神経痛などなどに効くようです。

 

サウナもついています。サウナ自体は何の変哲もないサウナですが、外の空気は−10℃の極寒ですので、サウナ入ってシャワーで汗だけ流せば外気浴は極限の状態でととのえます。というか寒いぐらいなので、そのまま温泉にドボンしてしまってもいいのですが。椅子とかはないので岩に腰掛けて足だけ温泉入って気持ちよくなっていました。

 

温泉は24時間入れますし、サウナも夜22時まで使えます。日帰り入浴もやっていますが17:00から20:00までなのでちょっと使いにくい時間ですね。ただ、食事の時間と被るので多分空いています。

 

一品一品工夫を凝らした料理をいただく

 

温泉入ってテレビみてブログをぼちぼち書いていたら夕食の時間になりました。レストランでいただきます。

夕食の時間は18:00からが基本だったかと思いますが、後から来ていた人もいたのでチェックインの時間で変動するのかもしれません。

 

ドリンクメニュー 

 

ドリンクメニューを見ると最初のページには栃木の地酒が載っています。ミニボトル(180ml)なのでひとりでも何とか飲める量です。

 

ビールも大手メーカーのものからギネスやハートランドといった海外もの、地ビールもあります。焼酎も栃木のものがあります。

グラスワインにウィスキー、果実酒も豊富

ノンアル系も揃っているので飲めないかたも楽しめます。

って思っていたらもう一つ冊子を見つけまして、こちらはワインリストでした。

ボトルが主なのでひとりで空けるのはきついですがグループで分けるにはいいかもしれませんね。ドンペリある旅館は初めてです。

 

夕食 睦月の御献立

 

今回の献立はこんな感じです。

食前ドリンクとして森のドリンクです。アルコールは入っていません。栃木のゆずを使っているようで(何が入っているか説明してくれましたが忘れました)、スムージーのように飲みやすかったです。ひとりの場合窓を見ながら食べるようになっていて、私の他に3人ぐらいのひとり客がいました。

先付の柚子湯波豆腐

日光名物の湯波とさっきの森のドリンクにも入っていた柚子が入っています。

前菜は5種類でどれもお酒に合いました。

お酒はいちご酒のソーダ割。そこまで甘ったるさはなくて酸味もあって料理にも合います。

煮物は韮すいとんがメインで野菜と鶏の唐揚げが入っています。

すいとんももちっとしていて韮の味の濃さも相まっています。唐揚げが入っているのはどうなのかと思いましたが(揚げたのに煮るのって)味がついているので意外にいけました。

 

お造りは足尾頂鱒のカルパッチョ。

野菜を巻いていただきます。見栄えもいいですし、わさびソースがかかっていて、鱒の味も濃くて美味しかったです。

 

揚げ物は海老団子と玄米団子、ごま団子。天汁につけていただきました。

メインの肉です。

肉は日光牛という黒毛和牛となんかの肉を掛け合わせたものです。色も和牛よりも赤いですし、肉質も和牛のようなとろけるようなものでなくしっかり噛みごたえのある肉です。焼いていきましょう。

お酒無くなったので2杯目でゆず酒のソーダ割りにしました。

本当はお酒はもういいやって思ってゆずスカッシュにしようと頼んだのですが売り切れていて、仕方なくアルコールいりにしました。

 

たれがなんと5種類もあり、左からオニオンソース、柚子胡椒、岩塩、わさびと辛子、胡麻味噌です。

ちょうどいいことに肉も5個あります。オニオンソースが1番美味しかったですね。

 

ご飯は炊き込みご飯なので特におかずなくとも食べれます。

お新香苦手で極力食べない人なので最後に白米だけ出されても、食べるものなく困ってしまいますが炊き込みご飯であれば問題ありません。

 

味噌汁も飲んで

最後のデザートはみかんゼリーと抹茶小豆。さっぱりとお口直しには良かったです。

スタートから終わりまでは1時間半程度かかりました。どの料理も普通の和食の会席料理とは少し嗜好が異なっていて、随所に工夫されていましたので、見た目も味も楽しめました。

 

朝食は種類豊富のバイキング

 

朝は7時半からでバイキングとなります。

 

和食から洋食までいろいろありました。で、とったものがこんな感じ。

だし巻き卵だけはライブキッチンで作ってくれて各テーブルまで持ってきてくれました。

個人的にはカレーが美味しかったです。

 

コーヒーはTOARCOというインドネシアのコーヒーを飲むことができてバイキング会場はもちろん、朝6時からチェックアウトまでロビーで飲むことができます。

外には氷柱ができていました。


さすがマイナス−10℃の世界です。

 

トレッキングに釣り、スキーと季節によって様々なアクテビティを楽しめる

 

 

日光湯元は日光白根山の麓の温泉街ですが、日光白根山までは往復で8時間かかるので健脚向けです。湯の湖の散策や近くの戦場ヶ原はトレッキングしやすい道ですし、歩いてでしかいけない切込湖刈込湖はエメラルドグリーンの湖が広がっていました。

 

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湯の湖はシーズン中は釣りもできるようですし、冬になったらスキー場でスキーやスノーシューを履いてトレッキングをすることもできるので季節に関係なく様々なアクテビティを楽しめます。

 

奥日光森のホテルは正直、気軽に泊まれる値段ではないのですがだからこそ設備面や食事面も素晴らしく、硫黄泉とサウナは最高でしたのでまた戦場ヶ原をハイキングするときなどに訪れたいですね。

 

今回は初日に日光東照宮と日光珈琲にいき、翌日チェックアウト後に湯本温泉周辺をスノーシュートレッキングしました。よければ読んでください。

 

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