日光湯元温泉は日光市内の奥にあり、歴史の長い温泉です。湯元の街に入ると硫黄の匂いがぷんぷんするような温泉街です。以前日光森のホテルに宿泊しましたが
今回は日光グランドホテルほのかな宿樹木に宿泊してきました。
アクセスは日光駅ないし東武日光駅から東武バスに揺られて75分ほど。終点の湯元温泉で降りて歩いて5分ぐらいです。日光地区のバスは便数も豊富ですし、フリーパス類も充実しています。日光湯元温泉までであればフリーパスを買った方がお得になりますよ。
スマホでも購入できるので行きの電車の中で買いました。
部屋は一般的な和室で延長ケーブルもある。口コミほど酷くは感じなかった。
チェックインして部屋に案内されました。部屋は本館と樹木棟(新館)の2棟構成で真ん中にフロントがあるっていう感じでした。
今回は本館に宿泊しました。本館なのでちょっと古めです。口コミにも正直あんまりいいことは書かれていなかったのでちょっと不安でしたがどうでしょうか。
部屋は8畳ほどの和室です。
もう布団はひいてくれていました。確かに畳なんかはちょっと汚れているなといった感じ。ただ、硫黄の匂いがぷんぷんする中なのである程度の汚れは仕方ないのかなって。
トイレもウオシュレット付きで、どうしても金属部は黒ずんでしまいますが汚いなって思うことはあんまりなかったですね。口コミほどではありませんでした。
部屋にはポットもありますし、
延長コードもありましたので布団にゴロゴロしながらDAZNすることができましたし、特に案内があったわけではないですがフリーWi-Fiも完備されていますので、ネットワーク関係で困るようなことはありませんでした。
窓からの景色は芝生でした。
日光湯元温泉の周辺にはコンビニなどはないので飲み物の調達には苦労しますが、自販機は一般的な標準価格です。
売店も一般的なお土産とかが完備されています。
本館と新館をつなぐ間には中庭がありまして、夜になったらキャンプファイヤーのように火(擬似でしょうが)が灯っていました。
日光湯元温泉の硫黄泉が楽しめて鹿が出てくる露天風呂
部屋で浴衣に着替えて温泉に行きましょう!
脱衣場にはロッカーはありませんが、入り口付近にコインロッカーありますのでご安心を。
100円かかりますが、ロッカー用の100円玉も用意されています。
盗む輩もいそうですが、完全に硫黄のおかげで黒ずんでいるので、使いたくても使えないでしょう。
中は内風呂と
露天風呂の2つです。
どちらも日光湯元温泉の源泉から引っ張ってきた乳白色の硫黄泉の掛け流しです。2022年に改修されたそうです。どうにてシャワーがあんまり黒ずんでいなかったわけです。内風呂は源泉が近いところは熱くて入れないですが、離れているところは適温になっています。
露天風呂からは庭そして反対側にある奥日光ゆの森さんの露天風呂に入ろうとする男性も見えました。もちろん見えたのは頭だけでしっかり仕切りもあるのでその辺はゆの森さんに宿泊していてもほのかな宿樹木さんに宿泊していても見えないです。
どうやら庭は獣道になっているらしく鹿がぶらぶらしながら草むしっているのを見ることできました。人間に危害を加えるようなことはなさそうですが、動物を見ながら風呂に入るのは貴重な経験でした笑。
濁り湯はやっぱり温泉入っているなという気分にしてくれますね。硫黄の匂いもそう。服にこびりついてしまって洗濯しても取れないこともありますが、それでも来たい‼︎って気持ちにさせてくれる温泉です。
温泉の入り口には「龍神の水」という館内から湧いている水を汲むことができるようです。
ポットも用意されているので自室に持って行きました。
豆乳しゃぶしゃぶが美味しかった食事
夕食時間は6時からと7時からが選べます。食事処でいただくことになりますが残念ながら1人だからっていう配慮は全くありません。
テーブルに着くと料理が並べられていました。冷えてもいいものは予め用意されているようです。
お品がきはこんな感じ
飲み物メニューです
正直そそられるものがないというか1人だと地酒も飲めないですし、ビールはアサヒとキリンがあり、ソフトドリンクは地元のものがなかった。何もないのはちょっとなと思ったので巨峰サワーにしました。
食前酒は栃木名物のゆず。
先付の
カニ味噌豆腐と手前は前菜三種です。柚子餅はさっぱりしていて美味しかった。
刺身は日光名物のゆば刺しとこんにゃく刺しです。手前にあるのがマグロに見えましたがこんにゃくでした。
ニラッコってどんな感じなのかなと思いましたがお酒のつまみに合いそうなピリ辛具合でした。
メインは豆乳しゃぶしゃぶです。
自分で火つけて食べるので自分の食事のペースで暖かいものを食べれるのはありがたい配慮です。
ちゃんと説明書きもあるのでいつ野菜入れればいいかとかもわかります。豚は地元の霧降豚を使用しているそう。豆乳鍋と比べるとあっさりしていて食べやすかったです。最後はうどんを入れて〆ました。
温かいものはちゃんと温かい状態で仕出してくれるので冷めてて美味しくないなんてことはありません。
南瓜のつつみ煮と
鮎の塩焼きです。
洋皿は三元豚の黒胡麻豆乳ソース。
豆乳感はあんまり感じませんでした。
最後は豆乳プリン。
結構豆乳やゆばが入っている豆乳ゆばコースでした。
正直に書くと可もなく不可もなくって感じです。料金に見合った料理かなって感じでしたし、とびきり不味かったり、冷めたピザを食べさせられるようなこともなかったです。かといってすごく美味しいっていうものもなかったのも事実。あと料理を置く際乱雑に置いているスタッフもいたのが気になりました。そこに置くの?ってことや音立てて置いたりとか。気になる人はいるよな〜って感じでした。
朝食
同じテーブルでいただきました。時間も7時半から30分間隔で選べたかと思います。目の前の大きな焼鮭に目が行ってしまいます。
卵焼きにきんぴらごぼう、マカロニサラダと朝ごはんの定番の品が並びます。
温泉卵は卵かけご飯にしていただきました。
左奥の陶板には昨日食べたであろう霧降豚を使った陶板蒸しがありました。朝から肉を食べられるのはありがたかった。
帰りは雨の湯の湖と戦場ヶ原を少しだけハイキング
チェックアウトした日は雨がしとしと降っていましたが、雨の中歩くということをあんまりしていなかったのでこれからの夏山での登山対策として傘さして、カリマーのジャケットきて湯の湖とその先の戦場ヶ原までハイキングしてみました。
昨日は晴れていた湯の湖も曇天で少し濁っているような。
道は整備されていて歩きやすいです。
湯の湖から流れる水は湯滝として下に流れていきます。
雨のため勢いが違うような気もしなくないです。
このまま戦場ヶ原まで歩きましたが雨の中のハイキングは不快以外の何ものもなかったので少しだけ歩いて帰りました。長期山行で雨が降ってしまうのは仕方ないですが、わざわざ雨が降っている中山を歩く意味はやはりないですね。