6月に有給1.5日分使用して北海道の最高峰旭岳に登ってきました。
旭岳登山の拠点として旭川の星野リゾートOMO 7旭川に3泊しました。サウナ漬け&食べまくりの3日間でしたので1人ぼっちの旭川旅も大満足でした。omo7満足度かなり高くてブログ記事書いていたら7000字超えていました。旭岳登山記録はこちらです♪
はてなブログで有料記事化されたので、ものは試しとばかり有料記事としていますが全文無料です!この記事が良かったりクソだったり、ただの駄文に金を払いたい狂人だけ払ってください。
初日は旭川への移動だけです。午前中に健康診断受けてきてそのまま家に帰って準備して羽田空港へ。
この日は天気が荒れていましたが空の上はご覧のように日が沈みかかっている夕焼けを終始見ることができました。時間は過ぎていくのに日は沈みそうで沈まない。北へ向かっていることを実感します。
今回は星野リゾートOMO 7に3泊することにしました!
星野リゾートは軽井沢の日帰り温泉には入りましたが、宿泊するのは初体験。昔は旭川グランドホテルという名前で星野リゾートが買い取ってOMOというブランドでリニューアルしました。
入り口で早速動物たちに迎えられます。
旭山動物園にもいきたかったですが、土曜日にぼっち動物園は寂しいので平日に行けたら行ってみたかった。
チェックインカウンターにも動物がいます。
ぬいぐるみは買うこともできますよ
テレビ以外は完璧な部屋
お部屋は客室階では最高峰の16階でした。中に入るとカーペットになっていて靴を脱ぐスタイルです。
今回はスタジオルームに泊まりました。ベッドが縦横に配置されているホテルではあんまりみない珍しい形です。
枕だけでなくクッションもあって一方のベットを寝るようにもう一方はソファにみたいな使い方も可能です。ベッドを挟むようにテーブルが配置されているので、ベッドに座ってテーブルの上に地図とかガイドブックとか並べてこれからの予定の作戦会議を練るのもいいでしょう。ぼっちなので完全に携帯とか朝食券とかおく場所にしかなりませんでしたが。
テレビとポットです。
テレビは昔からのアナログテレビも映るようなもので、少々残念。部屋の中で過ごすというよりかは共用スペースとか街の中に繰り出そうっていうのがOMOのスタイルなので仕方ないのかな。ぼっちなのでテレビみる時間は必然的に多くなりますし。
トイレとバスルームも完備されています。ここらへんは昔のグランドホテルの面影を感じさせてくれます。
タオル類はハンガーにかかっています。粗い網も動物園を想像してしまいます。
OMOにチェックインすると「OMOしろくなる過ごし方」というパンフレットをいただけます。
ホテルや街での過ごし方がかいてあって参考になります。
泳ぎたくなるぐらい広いウオーキングバスで究極のサウナ体験
お風呂は地下1階のサウナプラトーという場所になります。
地下の入り口があったり受付があったりして昔は外来も使えたのでしょうが、今は宿泊者専用です。なので混雑することがなくて終始快適に過ごすことができました。
入り口には暗証番号がかかっているのでメモとかとっておいて忘れないようにして中に入ると早速ペンギンがお出迎え。プラトーでも動物はたくさんいます。
水の他にアップルビネガードリンクとハスカップライチのドリンクもあるので水分補給も問題なし。
パウダールームには化粧水と乳液が置かれています。男女別で朝と夜で別れるのですが、パウダールームの大きさが夜の場合女性が、朝の場合は逆に男性側が多くなります。
ロッカーもサウナにありがちな縦に長いロッカーでした。
ではお風呂に向かいましょう。
昔からあるサウナって感じでところどころに星野リゾートにこんなの置く?っていうものもあります(裸体の女性像とか)。結構複雑で初見ではどこに洗い場が?ってなるかと思います。
サウナは男性は夜、女性はあさの場合オートロウリュになっていて20分おきに自動でロウリュの熱波がきます。結構室内も暑くいつもよりかは短い時間で出てきてしまいました。ミストサウナはミストがガンガン出ていてこれはこれでよきって感じ。
もう一方の方のサウナ(男性は朝、女性は夜)はセルフロウリュができるようになっています。ロウリュの水は自動で補給されるみたいです。
サウナの後の水風呂は1人が入れるぐらいの大きさで結構小さい。水温も16℃程度なのでちょうどいいです。
水風呂でキンキンに冷やした後外気浴をしたいところですが、地下なのでそういう場所がなく代わりにウオーキングバスとなるお風呂があります。水温は30℃程度なので普通に入ると冷たいと感じますが水風呂後は暖かく感じるという温度。小学校の低学年プールぐらいの大きさなので泳げてしまうのですが、残念ながら遊泳禁止。10分ぐらい歩くとリラックスできるので泳ぐか歩くかの微妙な感じでぐるぐる回っていました。また奥にはインフィニティチェアなる枕と水に浮いている椅子が用意されているので腰をかけると、まるで宙に浮いているかのような凄まじい浮遊感を感じます。程よく暖かく感じる水のおかげでめちゃくちゃ気持ちよかったです。
男性は朝、女性は夜に入ることになるお風呂の場合、ウォーキングプールは小さめサイズです。インフィニティチェアもないです。だけど、ととのいスペースが充実していてヴィヒタの香りがするととのいスペースがあって香りがよかったです。
もちろん椅子やベッドといったととのえるスペースもありますのでこちらでボケーっとしてもいいでしょう。
ジャグジーや寝湯もありますが、あくまでサウナ施設って感じです。温泉ではないですし、大浴場のような場所もないのでサウナが好きではないとあんまり心惹かれないような場所でしょうね。サウナ好きには逆にたまんない環境でしょう。
サウナ入り終わったら昔の休憩室であったであろう場所が開放されていて、
アイスキャンディーが食べれたり、
動物たちとごろ~んとできるスペースがあったりします。
サ飯マップもこのあとどこに行こうかなって思ったら参考になります。
昔の香りをのこしながらも楽しめるスポットがいっぱいの館内
お次は館内をみにいきましょう!
チェクイン時にはウェルカムドリンクが振る舞われ自分で蛇口ひねっていただきます。ただの蛇口ではありませんでしたよ!
蛇口ひねると水ではなく、アップルティーが出てきました。
奥は売店になっていて旭川お土産やサウナグッズを販売していました。サウナハットはほしいなって前から思っているのですがどこで買おうかな。
ラウンジスペースもありましてこちらには19時から22時の間にはスパークリングワインやジュースが飲めるようになっています。
チェクイン時はちょうど提供されていた時間だったので駆けつけ1杯やってから部屋にいきました。ちなみにこのワインはセイコーマートのものです。
ジュースはグリンティーライムとホワイトピーチウオーターでした。
どちらも爽やか系な味でした。座るスペースもたんまりありますし、ボードカーリングゲームできるようなスペースもありますのでワイワイしながらお茶やワインを楽しむのもいいでしょう。
ホテル周辺の案内地図もおしゃれで大きいので見やすいですし、オススメのお店もかかれているので出かけるときは参考にしました。
この案内板ですが、夜の8時頃になると180℃回転して
熊の話しかない旭山動物園のクマ講座が開催されるボードになります。
1階の共用スペースはリノベーションされていて木目調の落ち着いた感じですが、他のところは割りと昔のホテルの重厚さを感じさせてくれます。トイレも高級感ありますし、
エレベーターホールも高級ホテルっぽい雰囲気です。
ギャップがありますが昔のホテルも大切にしながら共用スペースは使いやすく改修するって感じでした。
食事はグッドだけどベストとはいえず
今回朝食と2日目は夕食をomo7でいただきました。
見た目が美しくてしかも美味しい朝食
朝食は1階のカフェでいただきます。
私が泊まったときは6時から9時まででしたが、日によって変わるようなのでフロントに時間が書かれているのを確認しておきましょう。2日目は旭岳に登るために朝イチで向かいましたが混んでいました。おすすめは朝イチで食べた人が食べ終わる6時半頃だとスムーズに入れます。7時以降は基本待ちがあるので早めに食べることをおすすめします。
案内された席に座っておすすめはサーモンワッフルとマグロの山ワサビご飯ということです。食事中の表示もクマです。
サーモンワッフルは焼きたてのワッフルに紫タマネギとサーモンをお好みの量のせてサワークリームかけてルッコラと黒胡椒載せ最後にオリーブオイルかけて完成。
ワッフルの生地に甘さがあって、サーモンや黒胡椒のショッパさと相まっていてかなりうまいです。ワッフルは何もサーモンにする必要はなくて目玉焼きやベーコンもあるのでベーコンワッフルにしたり、クリームや果実がゴロゴロ入ったジャムもあるのでデザートワッフルにもできます。
こんなアホみたいなワッフルも作れてしまいます。
パン類も種類豊富で1個1個小さいのでたくさんの種類食べれます。並べられている見た目が綺麗なので食べたくなってしまいます。
今回は3泊するので3回に分けて食べることができたのでほぼ全種類食べれました。個人的なおすすめは紅茶のマフィンとシナモンとレーズンのデニッシュです。たまたまでしょうが土曜日だけ紅茶のマフィンのクリームの量が多かったです。
和食類も一通り揃っています。
スープは味噌汁とコーンスープでした。
野菜やフルーツも見た目が綺麗です(もちろん味も確か)
バナナは房ごとでした。初めて見ましたし、バナナとっている人かなり多かったです。
ドリンク類も豊富でした。写真撮り忘れてしまいましたがデトックスウォーターが3種類ありました。ただ、コーヒーがすでにドリップされたものしかなかったのがマイナスポイントでした。今時はビジホでも豆から引いたコーヒーメーカー使っているところ多いですし、カフェラテとか飲めますしね。
期待してたけど正直ガッカリな夕食
夕食は事前予約制となっています。
料金は4500円。ホテルのディナーバイキングの相場よりも少し安いかなっていう相場でしょうか。星野リゾートのディナービュッフェっていうことで結構期待していました。
ただ、4500円払うなら旭川の街に繰り出した方がよかったなっていう内容のレベルでした。料理は美味しかったですよ!ただ、3000円から3500円が妥当な価格なのかなって感じです。あんまり人もいなかったので写真も撮りやすいのですが全然とってなかったのは期待していた自分がバカだったのかと思ってしまったからです。
旭川は海から遠いのですが、海鮮が多めのメニュー構成。
ザンギや豚丼などの北海道名物も食べれます。料理は美味しいので豚丼はおかわりしました。
名物は旭川ということもあってしんこ焼き(鶏の半身焼き)と炉端焼き。取ろうとしたら後で持って行くからまってろって言われて、そのまま忘れ去られました。
結構腹一杯になった後に思い出したかのように持ってこられたのでなんとか腹に押し込みました。
デザート類も少なかったですし、セイコーマートのワインはありましたがアルコール類はそれだけでした。
期間限定のラーメンどんぶりビアBARで旭川ラーメンの食べ比べができた。
OMO7には17階にバーがあるのですが、期間限定でラーメンビアBarが営業しています。普段は〆パフェとかをやっているみたいです。
ただラーメンが食べれるバーではなくて、旭川ラーメンのお店の味をそのまま出しています。
天金さんや青葉さんなど5店舗のラーメンを出していますので、ラーメン屋行かなくても食べ比べできますし、ここで食べて見て美味しかったら具材は共通ですが、ハーフサイズで料金500円なので〆としても最適です。旭川のラーメン屋は夜8時には閉まってしまうお店が多いので、1杯引っ掛けた後に食べるのもいいです。
バーとしての雰囲気もよかったです。旭川の街は想像以上に大きくて最北の都ですね。
夜の街をぱとろーるするのがコンセプト
OMOのコンセプトは街に繰り出そうなので2日目のご飯たらふく食べることになったのでその足で旭川の街中を歩くことにしました。
市役所すぎてちょっと歩くと、交通界隈には有名な旭川常磐ロータリーです。
1週歩きましたが車が容赦なく来ますし(スピード落とさずに)、信号があったりなかったりするのでバチくそ怖かったです。
旭川の歩行者天国の買物公園。この通り歩いていたら何かしらのお店に巡り会えます。
ビールバーや角打ちのお店、オイスターバーも気になりましたね。
孤独のグルメでも話題になった自由軒。
3日目は自由軒にしようと考えていましたが、お隣の薄口政治評論家プロデゥースの商業施設に行ってしまいました。
ネット上では一部酷評しているレビューもありますが、カウンター席が多くて1人でも気軽に入れますし、色々食べ比べできますので薄口政治評論家が関わっている点を除けばいい施設だなと思います。
おはぎや気になって翌日食べようと思ったらなんと休みでした。残念。
海鮮系が食べたかったのでまずはお寿司屋へ。
ウニ祭りをやっているということです。サロマのウニと積丹のウニの味比べができます。サロマはちょうどシーズンが終わって積丹は今からなので今の時期だけのようです。三井の寿の吟醸酒があったのでそちらにしました。なみなみ入れてくれたので今回はこの一杯だけで終了。
サロマのウニ(左)は甘く今まで食べていたものはなんだったのかというぐらいのウニでした。それに比べて積丹はまだシーズン初めなので割と淡白。ただウニが苦手な方でも食べれそうな味でした。
ホッキ貝のバター焼きも一緒に注文しました。
バター醤油が美味しくつまみにピッタリな味でした。
もうちょっと食べたかったのですが、ワンオペでやっていて人も混んできてなかなか料理回ってこないだろうなということで退散。
お次は肉系に行きたくなったのでK Dinnerというお店へ。
鹿肉のステーキとか北海道和牛のステーキとかありますが、厚切りのローストビーフにしました。
厚切りなのでローストビーフというかステーキ食べている感じです。
ポテトはインスタフォローするとタダになりました。ボリュームたっぷり。
夕張メロンのシェイクも頼みました。
暗くてメロンの色わかりづらいですが、夕張メロンのオレンジ色でした。美瑛の牛乳を使ったシェイクでメロンの味もありますがそれでも牛乳のコクを感じました。
最後は何回か通ってめちゃくちゃ声をかけられたお茶のお店に行きました。
お茶を使ったお酒も多くて、お茶を使った一品料理もありますが、〆にはちょうど良いお茶漬けもあります。
だけどここは北海道。〆はスイーツです。
〆パフェにすればよかったですが、白玉あんみつ(お茶つき)にしました。
お茶は色々と選べます。説明書きもあるのでそれを見ながらでもいいですが、地元のものを選びました。
静岡丹那のいわきグリーンにしました。しぞーか県東部の人間は学校給食で丹那牛乳を飲んでいるので丹那と言ったら酪農なのでお茶というイメージはあんまりありませんでした。
一口飲むと結構な渋みを感じます。ただほのかに甘さも感じてゴクゴク飲めるというよりはまったり飲める味です。あんみつは甘味なので意識していませんでしたが飲み合わせとしてはよかったのかな。
最後にはお茶っぱをポン酢と塩でいただきます。
食べてみましたが一口目は美味しい。ただ、何口も食べるものではないです。
最北の都ということもあって夜は良さげなお店がいっぱいあって楽しかったですね。
昼間も街中歩いているだけで楽しい
旭川で昼間を過ごすとなると旭山動物園とかちょっと遠出で富良野や美瑛に行くかと思います。ただ、美瑛に行くだけ行ったのですがどんより曇り空とインバウンドの影響で観光する気がなくなったのでちょっとだけ降りて旭川に戻ってきました。
買物公園は高校生たちの催し物やっていて人通りも賑やかでした。空き店舗がちらほらあるのが残念なところですが、活気はあります。買物公園を歩き少し外れたらーめん屋天金さんへ。OMO7で食べたラーメンが美味しかったので食べにきました。
メニューは醤油だけでなく味噌や塩もあります。ハーフラーメンもあるので味比べするのもいいかもしれませんね。今回は醤油チャーシューメンにしました。
豚骨を少し感じるスープです。ただ、食べた感想としてはOMO7で食べたときほど感動は薄かったです。これは、2日前に食べてしまったからなのかな。
お次はバスに揺られ男山の酒造り資料館へ。バスの頻度も多いので行きやすいです。
男山は江戸時代から兵庫県伊丹で作られてきたお酒で浮世絵などにも書かれていた由緒正しいお酒だったのですが、代がつだえてしまいました。それを明治時代になりここ旭川で再興させ今では正当な後継となっているそうです。
色々と資料を見学した後は無料で試飲できます。
コインを入れてお好きなお酒をいただくという新潟のぽんしゅ館のようなスタイルです。蔵元に来ないと買えない甘口の純米酒が特に美味しくて買うかどうか迷いましたが、北の稲穂スパークリングにしました。家で飲みましたが爽やかで甘さもあり氷入れてサワーのように飲めました。
他にも男山アイス買いました。
蓋を開けると蓋だけ外れて金箔が落ちてきます。
男山の延命長寿の水が無料で飲めるみたいですが、エキノコックス怖いですよね(消毒されているので問題ないですよ)。
駅周辺にも国土無双の酒造があったり、阪神ファンのお店もあります。
駅から歩いて行ける範囲に北海道名物コーチャンフォーで本を嗜みコーヒー飲むのもいいですよね(つくばにもあるのに行っちゃいました)。
駅からすぐ近くに公園があってスタバなんかもあってお散歩やジョギングには最高って場所もあります。
全然美瑛や富良野に行かなくても一日楽しめました。
街を楽しむためのホテルってこういう物なのだなと感じた。
動物がいたるところにいてそれだけでも癒されますし、サウナのクオリティも高かったのでサウナ好きならそれだけで満足。街中ホテルって無骨なビジホがメインですし、シティホテルは設備はいいけど高い。OMOはビジホよりかは高いですが(OMOにもクオリティがあって中にはビジホ並みのお値段で泊まれるところもある)、シティホテルよりかは安めです。ホテル滞在も楽しみつつ街中で飲み歩きたいとか色々と観光したいってかた向けの宿でした。