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Encourage of Climb  山登りと温泉への招待状

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まさかの桜に出会えてまさかの春の訪れを感じた6月の日光白根山登山

今年は百名山登頂数を増やすことを目標としていますが未だすでに登っていた美ヶ原だけという惨状。

 

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そろそろ登山シーズン!ってことで日光白根山に登ってきました。本来は同じ日光の男体山に行く予定でしたがサークル登山が最低催行人数に達せず中止になったのでやむなくのぼっち登山です。

 

 


宇都宮駅から日光線と東武のバスに乗り継いでいつもの日光湯元温泉へ。この先のバスの乗り継ぎ時間もまだありますので、一つ前の停留所で降りて湯の湖を少し散策。


多くの釣り人が釣りを楽しんでいました。ニジマス釣りもちょうど6月から開始されたので今シーズン初って方も多いのでしょう。

 

この先は関越交通バスに乗り換えて40分ほどで日光白根山のロープウェイ入り口に到着です。


バスに乗ると漏れなく400円のロープウェイ割引チケットをいただけます。


土日なので往復で2500円するのですが2100円になります。今シーズンから自動券売機の導入でJAFやモンベルの特典は使えなくなったようなので最安でロープウェイ使えるのはバス利用みたいですね。ロープウェイで15分の空中散歩した後、ロックガーデンに着きます。目の前にはこれから登る日光白根山が見えます!

足湯やカフェなど白馬のどこかと似たような感じですが、後で巡るとしてまずは目の前に聳えている日光白根山に登ることにしましょう。

っとその前に二荒山神社で安全登山の祈願です。

最初は八ヶ岳の苔の森と似たような雰囲気の森を歩きます。この辺りは観光でも歩けるように整備されているので傾斜も緩やかで歩きやすい。

 

七色平への分岐を過ぎると登山道となってきます。直登するわけではなく斜面を少しずつ登っていくような道。時々トラバース状の道もあるのですが、怖さはほとんど感じません。急斜面があるわけでもなく淡々と一定ペースで登っていけます。

 

森林限界越える直前ぐらいでサトザクラがさいていました。


下見たら花びらが落ちていてなんでだろうと上を見上げたら桜が咲いていました。下界はもう梅雨のジメジメした時期ですが、山の頂上近くはまだまだ春が来たといったところですね。

 

森林限界越えると岩の道から富士山のような砂の道になってきます。

日光白根山も近くなってきました。

この登山道から見る稜線も意外といいものですね。

奥に見える山はどこかわかりませんがあの先には皇海山があります。いつか登らないといけない山ですが、登山道が崩壊し険しいクラシックルートのみになってしまったのでいつになることやら。

 

多分火口の跡でしょう。広場っぽくなっています。テント張るのにも良さそうですし、山小屋あればな〜なんて思ってしまいます。

 

最後は岩道を登って(皆さん荷物もって登っていたのですが、戻るルートだったのでデポってもよかった)日光白根山の山頂です。

関東以北では最高峰。ニペソツ山に深田久弥が登れなかったことから一転して百名山のえ栄誉を得た山ですが、歴史も風格も標高も展望も百名山にはふさわしい山だと思います。谷川岳や浅間山、富士山や北アルプスも見えるみたいですが、今日は曇りなので下の五色沼ぐらいしか見えません。これで百名山は18座目で今年の新規山は一座目です。

五色沼に行くためには一旦戻って下っていきます。途中、本来なら登るはずだった日光男体山と中禅寺湖を見ながら下っていきます。

曇っていましたが見えてよかった。日光白根山は漢字の山みたいになっていて真ん中の山が1番高く両サイドにも大きなピークがある山です。

このあと下っていったのですが、後ろに終始おっさんにストーキングされました。離してもついてくるので少しゆっくり目に下っていったらほぼ降りおわったあたりで追い抜かされました。

ちょうど桜もさいています。満開って感じではないですが、6月に桜が見えるとは思いませんでした。

 

ここらへんとかのどかな里山って雰囲気。この辺りにも春が来たということは登山シーズンの到来ですね。

今まで雪があるような道はありませんでしたが、五色沼へ行く沢沿いの道を歩いていたら残雪に出会いました。アイゼンが必要ってわけではないぐらいの道でした。五色沼まで降りてくるとまた、日光白根山がどーんと現れてきます。


五色沼は沼の周辺部が平なためここでキャンプできたらさぞ気持ちいいでしょう。


一旦休憩してコンビニおにぎりとスープ飲んで再出発。一旦登り返すのでキツいですがそんなに長くはないので頑張りどころです。高山植物も咲いていました。

弥陀が池も五色沼のような感じ。こちらはより森が近い感じがします。

あとは下るだけですが、まあまあ急な坂を下っていきました。1時間ほどで入り口まで戻ってきました。

山頂駅周辺は観光地化されていて登山客に限らず多くの観光客で賑わっています。まずは名物の天空の足湯へ行って足の疲れをとります。

温泉ではないですが、丸沼高原の湧水を使っています。


最初入ると熱いのですが、そのうち慣れてきてちょうどいいぐらいの温度で出れない。

 

今日は曇っているので見れないですが、谷川岳や巻機山、至仏山などなど晴れていると百名山10座ほど見えるようです。

まだ谷川岳と至仏山にしか登っていないのでそのうち色々いきたいです。

 

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やる気なければこの辺り散策しているだけでも十分楽しいかも。14時以降はロープウェイのチケットも半額になるのでふらっと訪れることも可能ですのでこの後も多くの観光客がロープウェイに乗ってきました。

 

カフェもあってホットドックやケーキセットも気になりますが、

この後夕食もありますしどうしましょう。喉が渇いていたのでサイダーにしました。サイダーだけでもマンゴーやレモンジンジャーなどなど種類がありすぎです。運に任せてパインにしました。

山頂とストローを合わせた状態でパシャっと。

ちゃんと食事をしたい方向けにレストランもありますよ。

帰り際に岩陰にシラネアオイを発見。

五色沼まで行って戻ってくるのでも休憩入れて5時間ぐらいなので初心者から脱したい中級者であれば楽々登って色々楽しめる山かなと実感しました。

 

ロープウェイから降りた後すぐに温泉があるのもいいところです。


今回は日光湯元温泉に泊まるので入りませんでしたが、登山終わってそのまま汗を流せられるのはありがたいです。