encourageofclimb 山登りへの招待状

Encourage of Climb  山登りと温泉への招待状

登山記録や山旅、登山道具などの山に関することや旅行や温泉のブログ

日光刈込湖・切込湖 トレッキング エメラルドグリーンに輝く神秘的な湖までゆるふわトレッキング

 

日光には日光男体山日光白根山といった日本百名山になるような名山や戦場ヶ原のようなトレッキングコースまであるので多くの登山者が訪れます。

しかし、登山者の中で刈込湖、切込湖を知っている方は多くはないでしょう。 刈込湖・切込湖はその昔湖の南側にある三ツ岳の噴出物が沢を堰き止めてできた湖で、エメラルドグリーンの神秘的な湖です。

刈込湖・切込湖 へはハイキングコースが整備されており起伏が大きいのでトレッキング始めて次のステップに進みたい方やリハビリ登山にも向いています。休憩含めて4時間ほどで歩くことをできました。

 

 



 


バスで日光湯元温泉に向かう


前日は日光季の遊 に宿泊しました。



日光季の遊は素泊まりが主のビジネスホテルのような旅館なので日光に遅くついた時や逆に朝早く出発する時に便利な宿です。もちろん登山や釣りなどのアクティビティメインで宿にこだわりない場合も利用する価値はあるでしょう。

宿からはバスで向かいました。日光季の遊の目の前にはバス停があるのでギリギリまで宿で寝れました。

いろは坂を経由して中禅寺湖や日光男体山を見ながらバスは進んでいきます。

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バスに揺られて1時間半で日光湯元温泉につきました。料金は1750円です。

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今日は日光湯元温泉から三岳を中心に時計周りに周って光徳牧場に向かいます。

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トレッキングコースのスタートは日光湯元温泉の源泉です。

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温泉がブクブク湧いていました。

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日光湯元温泉の源泉は日光湯元温泉だけでなくこの先にある光徳温泉や中禅寺湖方面までパイプラインを通じて運ばれています。

刈込湖の道は整備されたトレッキングコースだが侮ってはいけない道


トレッキングコースいえども国道を渡るまではいきなり登りが続きます。

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国道を渡ってシングルトラックの道を進んでいきます。

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トレッキングコースいえども標高差は250mほどありますし、急な階段や狭い箇所などがあるので油断は禁物です。なので、登山の装備で出かけた方がいいでしょう。

最初は登りなのですが小峠を越えると下っていきます。こちらも急な箇所があるので注意が必要です。
コメツガの木や苔むす森は幻想的で自然の中を歩くということは素晴らしいと思えますね。

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日本では見られないようなエメラルドグリーンの幻想的な湖が現れた


日光湯元温泉から1時間半で刈込湖に到着です。

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歩いてでしかいけない湖ですし、しかも1時間以上歩いてきた価値のある湖です。息をのむほどの絶景でした。

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湖面はきれいなエメラルドグリーンになっており
 

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温泉ヶ岳が湖面に写っていました。

刈込湖でしばし休憩した後、切込湖へ向かいます。湖沿いを歩くのではなく少し山沿いを進みます。
刈込湖と切込湖は地図上ではつながっているように見えるのですが実際はほんのわずかだけ堰き止められています。

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左側が刈込湖、右側が切込湖です。

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刈込湖の東端から温泉ヶ岳を望みます。しっかり湖面に写っていますね。

こちらは切込湖です。

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反対側から切込湖を見てみると

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こちらはこちらで素晴らしいです。
刈込湖・切込湖ともにエメラルドグリーンに輝く湖で幻想的な雰囲気が漂っていました。刈込湖・切込湖は昔このあたりに大蛇が住み着いて村人たちを苦しめていました。それを聞いた日光開山の祖、勝道上人は早速大蛇征伐に向かい見事勝利、大蛇は斬り殺されて湖へと沈められました。名前の由来はそこからきています。
なぜか刈込湖も切込湖も流れ出る沢がありません。恐らく地下に流れ込んできているのでしょう。

こんな幻想的な湖はなかなか日本では見られないですよ!!


涸沼を通って光徳牧場でアイスを食べる


切込湖からはアップダウンがあるものの歩きやすい道が続きます。30分ほどで涸沼に到着。

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涸沼は昔は湖でしたが長い年月をかけ湿原そして今では木々も少しずつ生えて森になり始めている感じでしょうか?

詳しい説明が光徳牧場にありました

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涸沼からはまた急な登りです。
今回のトレッキングの1番高い山王峠には木道が整備されていました。

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木道にトンボが止まっていたのでパシャっと

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山王峠まできたらあとは下りです。

階段が続きますが最後の方は森の中という雰囲気を感じる道でした

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光徳牧場ではアイスクリームをいただきました。

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登山するときにはソフトクリームを食べている写真がSNSでよく見られているのでアイスクリームはよく考えると珍しいですね。味はミルクの味が濃くて美味しかったです。

光徳牧場からはバスで日光湯元温泉に戻ります。冬用のバスの時刻表を見ていたのでバスがないことに気づいて着替えでもするかとトイレに行きかけた時にバスが遅れてきたました。


 


日光周辺の山に飽きたら是非訪れてもらいたい


日光湯元温泉に到着後はあんよの湯に行ってきました。

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 源泉は非常に暑かったのですが場所を選べば適温のところもあります。

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 日光湯元温泉は乳白色のにごり湯が特徴で20種もの効能があるようです。

刈込湖、切込湖は登山者の間でもあまり知られていないかと思います。私も日光湯元のキャンプ場でキャンプしようかなと思っていて調べていたら見つけました。
日光には男体山白根山といった有名な山があるので登りにいったことがある方は多いかなと思います。
登山者もあんまり多くはないので日光周辺の山でどこか新しいところに登ってみたいという方は日本ではなかなかみることができないようなエメラルドグリーンの幻想的な湖を眺めに行ってみたらいかがでしょうか?