encourageofclimb 山登りへの招待状

Encourage of Climb  山登りと温泉への招待状

登山記録や山旅、登山道具などの山に関することや旅行や温泉のブログ

日本最高地点の温泉。立山みくりが池温泉の宿泊記と虚無の立山撤退記録

7月の三連休、そろそろ梅雨が明けるかなと思っていた立山のテント泊計画ですが、北陸方面はまだまだ梅雨って感じの天気。立山も行くタイミングでは雨の日が多い予想でした。南アルプスの方は晴れているなとかやっぱり悪くなったとか、いっそのこと西に飛んで行くかとか色々検討しましたが、2日目は曇りで天気も良くなるということで立山に向かうことに。

 

ただ、天気が悪くてテント泊は出来なさそう。行くのは決めたのは2日前ですが幸い、立山の室堂周辺には山小屋やホテルがたくさんあります。その中でも前から気になっていたみくりが池温泉に宿泊しました。

 

予約はじゃらんからできましたので、今回はじゃらんポイントを使った結果9000円程度で宿泊しました。山小屋ではありますが、山小屋にはない旅行サイトからの予約ができるのは気楽に予約できるのでありがたいです。みくりが池温泉は山小屋ではありますが、温泉旅館の雰囲気もある山小屋です。

 

世界一美しいスタバを求めて富山側からアクセス

 

みくりが池温泉の最寄りの室堂までのアクセスは立山黒部アルペンルートを使っていきます。富山から北アルプスを貫いて長野に抜けていくこのルートは登山者にお馴染みのルートでもあります。東京からだと長野からの方が距離は近いですが、長野方面からのアクセスはトロリーバス(寝ても死にません)やロープウェイやら色々と乗り換えるので乗り物マニアには夢のような空間かもしれませんが、結構乗り換えはめんどくさい。ってことでケーブルカーとバスでアクセスできる富山側からアクセスしました。新幹線使う場合、料金も時間も長野からでも富山からでもあんまり変わらないというかちょっと富山側の方が安くて早いです。

www.alpen-route.com

また、室堂までは東京から直行のバスも運転されています(季節限定ですが)。大正義の毎日アルペン号もありますが、ちょうど7月の三連休から東急バスも乗り入れるようでバスマニアにもちょっと話題になっていました。

 

www.tokyubus.co.jp

 

朝の7時に着くので朝から即活動できるのが深夜バスのいいところですが、4列シートでの運行みたいですね。深夜バスの4列は何回か乗りましたが、まぁ寝れないんだよ。キツいんだよ。ってことで新幹線利用です。

 

都内から2時間で富山駅に到着。そのままアルペンルートにいってもいいのですが、15分ぐらい歩いてスタバへ。わざわざ行ったのは世界一美しいと評されるスタバが富山にあるからです。

 

secure.j-bus.co.jp

 

もちろん中は普通のスタバなのですが、外から公園や運河が見える絶好なロケーションにあります。

今の時期だけ限定のピーチフラペチーノ飲んでゆっくりしてからアルペンルートに向かいます。



まずは、富山地方鉄道に乗って立山駅まで向かいます。


所要時間およそ1時間。まだ、この時強風の立山の怖さを知らない私であった。ここからは少し水曜どうでしょうネタが多々入ります笑。ホラ吹き天パ登山家のせいでホラが多くなります。

hdylw-note.com

 



立山駅からはケーブルカーで美女平駅に行きます。結構急な角度です。ケーブルカーってケーブルを引っ張って登って行くからケーブルカー?

 

美女平からはバスで室堂へ向かいます。上が窓になっている開放感あふれるバスでした。周りは猛者ばかりではなく遊び気分で来ているインバウンド客ばっか。称名滝や

弥陀ヶ原を通りすぎて

天パの登山家さん曰くこのバス寝てはいけないのですが何回かうとうとしてしまいました。死ぬの確定です。もちろん寝たぐらいで死ぬことはないので何事もなく室堂に到着。

 

降りたら猛暑の夏から一気に冬のような寒さ。また、一気に高度が上がって2450mなので、唇がブルブル震えてた。すぐに治りましたが、高山病の初期症状っぽいのが出ていました。やはりこの山は危険ですわ。

お昼どきなので目の前の立ち食い蕎麦屋に入ることにしました。多分日本で1番高い(標高が)立ち食い蕎麦屋ですかね。

富山名物の白エビのかき揚げそばにしました。

1200円でこちらもなかなか立ち食いそばの値段としてはお高い。ですが、味は格別です。富山でとれた白エビは甘味があってこんなに小さいのに身の感触もあります。味は標高高いので濃いめです。

 

立山や剱岳の登山情報もあります。


今日は雨ですが、私が登山している間は雨にやられることはなかったです。

 

2階は売店とホテル立山のロビー、カフェやレストランもあります。

カフェはなかなかいいお値段がします。レストランも同様。登山後のご褒美で食べるのはアリですが、何も達成していないのに入れない。

ノースフェイスのショップもあって登山道具は大抵揃います。忘れ物あっても大丈夫。私もライト忘れましたがここで買いました。別に山小屋泊なので使うことはなかったのですが。

3階に登ると室堂への入り口となります。やたら写真無料という宣伝があってなかなか強烈でした。ブツクサ言っていたり、やたらと声変えたりと日本人でも外国人でもあれは引きますね。もちろん誰も取っていませんでした。

 

立山の看板もこのさきに立山が見えるのでしょうが、何も見えません。

立山玉殿の湧水があってこちらで水をくんでみくりが池へ向かいましょう♪



徒歩10分で山小屋の雰囲気を味わえて雲上の温泉で悦に浸る

室堂平の案内図です。

この範囲内であれば道は石畳や階段で整備されているので、足元しっかりした靴であれば問題ないですね。

 

雲のなかに入っているのでちょっと歩いただけでホテルも見えなくなるぐらい。

みくりが池まではゆっくり歩いても5分ぐらい。ちょうど雲が取れました。

もう池の部分はほとんど雪がなくなっていました。奥に見えるのが今回泊まるみくりが池温泉です。普通に歩けば10分ぐらいでつきます。まだ時間的にチェックインの時間ではないのでもうちょっとお散歩。チングルマやコマクサ、シナノギンバイ、ゴゼンタチバナなど、ちょっと歩くだけで色々な花が咲いています。

 

散歩したところでチェックイン時間になりましたのでチェックインしましょう。

富山では旧暦の七夕で短冊を祝う習慣が残っているようで、短冊が飾られていました。

靴はロッカーの中に入れて、チェックイン。新聞が売られているのは山小屋では珍しいから思わず撮影しました。

1人の場合は相部屋が割り当てられます。今回は下段の端っこでした。

3×2の2段ベッドになっていますが、今回は真ん中の列は空きでした。ベッドにはコンセントが2つとライト、カーテンが付いているので最低限のプライバシー権はありそうですし、充電も問題ないです。ただ、少し高い位置にあるので短いコードだとスマホが宙ぶらりんになってしまいますね。1.5mぐらいあれば問題ないでしょう。ベッド部分は敷布団1枚なので正直硬いっていうのが印象でした。寝られないって感じではないですがね。寝心地は良くないっていうのが正直な感想です。

 

館内にはゴミ箱もあるし

トイレも水洗トイレなので山小屋感は共用部では感じないですね。

山雑誌類も豊富ですし、トランプやオセロもあります。

暇を持て余してもなんとかなりそう。携帯の電波はドコモのahamoで4Gや5G入っていたので現代っ子はスマホで暇を潰すことになりそうですが。

 

売店ではみくりが池温泉グッズやモンベルのショップも併設されています。忘れ物してもリカバーはききます。

 

柄は右の方が好きなんですけど

値段も安かったんですが、一般的なポリエステル100%だったので左側にしました。ウイックロン最強で最高ですから!あとスタックザックも買ったので5600円、みくりが池温泉に還元しました。

 

館内を一通り見た後に温泉に向かいました。



みくりが池温泉は日本で最も高い場所にある温泉になります。目の前の地獄谷から供給される単純酸性泉となっています。源泉掛け流しで加温も加水もしていないパーフェクトな温泉です。

脱衣所にはロッカーもあるので貴重品も安心です。



なかは洗面スペースと浴槽が2つ。浴槽は1つが熱くて、もうひとつが少しぬるめ。通気孔が広いので常に心地よい風が中に入ってきます。

 

洗面スペースはリンスインシャンプーとボディソープが置かれています。場所柄なのか洗剤は普通に使えてこちらもありがたい。

 

タオルはありませんので持参する必要がありますが、200円で購入することも可能ですし、バスタオルもレンタルが可能です。この辺りは山小屋のような感じでもあります。

 

海の幸を味わえる食事と美味しい珈琲が飲める喫茶みくり

 

温泉から出て冷たいもの食べたくなったので、喫茶みくりに向かいました。

名物はえんま様のホットピザですが、さっき蕎麦を食べたばかりなのでやめときます。飲み物もコーヒーだけでなくてお酒やジンジャーエールなどもあります。

 

ケーキ類も気になりますが、アイス食べたいのでクリームぜんざいにしました。あと水出しのアイスコーヒーも頼みました。

あずきは富山の有名なお店のものを使っているそうです。かなり甘かったですが、アイスの甘さはそこまででもなく、コーヒーとも合いますね。

 

喫茶室みくりとお隣のレストランでは無料のWi−Fiがあります。速度も速いです。


館内は携帯の電波は十分に入りますが、Wi-Fi使えるのはデータ容量的にもありがたいですね。本読んでる人やパソコン作業している人など様々でした。隣のレストランも食事の準備が始まるまでの間は自由に使うことができますので、食べ終わったらレストランに移動して作業していました。

 

夕食は2部制で海の幸も味わえる

夕食は2部制です。宿泊人数にもよるでしょうが。この日は17時30分からと19時からとなっていました。喫茶室みくりでなんかしら食べるのは確定していたので19時からにしました。それまでは暇だったので1年ぶりに映画ゆるキャン△見てました。映画版のゆるキャン△には日本一標高の高い場所にある露天風呂(八ヶ岳の本沢温泉)が出てきますので、日本一高い場所の温泉から日本一高い場所の露天風呂を見ることになりました。

映画見てたら19時になりましたので夕食です。本日のメニューはこちらです。

どれも美味しそうです。


見た目もなかなか山小屋では見えないようなものばかりです。特に刺身なんて山小屋ではまず出ませんからね。交通の便がいいから刺身も持ってこれるのです。

また、山小屋としても(多分旅館としても)珍しく、翌日のメニューはまったく異なるものになっています。連泊すると気を利かせてメニュー変えてくれるところもありますが、ガラッと変わるのは珍しいですね。

個人的には2日目の方が量が多そうな気もしますが。

 

サスの昆布〆なんて初めて食べます。

標高2400mの山の中で初めて食べる海鮮ものは歯ごたえがしっかりしていてかなり美味しかったです。

 

ローストビーフは思いの外固かったです。美味しいのですが顎が疲れました。

ご飯と味噌汁はおかわり自由です。さらにこれだけじゃ足りないよって方向けに追加メニューもあります。白エビのお造りやげんげの唐揚げ、おつまみなどなど、もちろんお酒も追加注文可能です。

ってことで白エビの唐揚げとクラフトビールのKOBO Brewaryプレミアムピルスナーを頼みました。富山の海の玄関口だった岩瀬浜の蔵を改装して作られたビールで少し苦味もありましたが軽快な口当たりでした。白エビの唐揚げはつまみには最適ですね。身も食感ありますし、程よい塩分がビールと合います。

 

朝食はバイキング形式に戻ってた

 

朝食は6時から8時までの間でバイキング形式となっているので特に時間指定はありません。山に近いので朝4時過ぎぐらいからガサゴソと音がなりはじめ、5時過ぎには皆トイレに行ったり洗面したりするので普通の旅館気分でいると朝の騒音が気になるかもしれませんね。温泉旅館でもありますが、山に近いので理解していただきたいところです。

 

例のあれの時期はセットメニューになっていたみたいですが、今はバイキング形式に戻っています。

ウィンナーや野菜炒め、焼き鮭などのおかず、豆やなめ茸など


の小鉢にあると嬉しいもの、スイカや自家製のカスピ海ヨーグルトなど30種類ぐらいはあったかと思います。


東横インとかのビジネスホテルの朝食よりもクオリティの高いものが揃っているといってもいいでしょう。朝から山に登る人が大半だと思いますのでしっかり食べて栄養をとっておきましょう。

 

残念ながら飲み物にコーヒーがないのですが、お隣の喫茶みくりで300円で飲むことができます。


ちょっと天気が悪かったので珈琲飲んで待つことにしました。

 

雷鳥沢経由で立山に登ろうとしたら強風過ぎて撤退

 

雨も上がったのでそろそろ登りに行きます。今回は雷鳥沢から富士の折立に登り立山に縦走、一の越から室堂に降るというルートを選んだのですが、結果的には強風で撤退しました。一の越から登っていたら幾分ましだったそうで素直に一の越から登っておけばよかったです。

 

まあ、雷鳥沢キャンプ場の下見もできましたし、

登っている途中で雷鳥にも出会えたのでヨシとしましょうか。



雷鳥沢キャンプ場までは室堂から1時間もかからず着くのですが、スニーカーでもなんとか歩ける道ながらも絶景が広がっています。


みくりが池も昨日の霧とは一転全容がよくわかります。

この時は立山は曇っていたのですが、富士の折立は雲かかってなかったので行けると思ったんですけどね。

みくりが池温泉に戻ったあとは、レストランにおいていた荷物整理して即お風呂へ。宿泊した方は翌日も16時までの間であれば無料で入ることができます。日帰り入浴だと700円するのでありがたい。温泉で冷たくなった身体を温めて、汗を流したら、ちょうどお昼です。

 

ラーメンなどのベタな商品から

富山ならではの白エビ使った料理や蜃気楼御膳なんてのもありますが、

富山名物のブラックラーメンにしました。

魚醤の香りと味噌ラーメンのようなちぢれ麺。まずいわけがありませんね。

 

帰りは地味に登るのでちょっと辛いですが、15分もあれば室堂に着きます。あとは行きと同じようにバスとケーブルカー、電車と乗り換えて富山の街に戻るだけです。

 

富山駅まで戻ったらやはり夏。さっきまでの涼しい気温から一転、暑い空気が襲ってきます。みくりが池温泉で海鮮を我慢したのは駅前にあるすし玉に行きたかったからです。ちょうど16時からだったので少し待ってから入店することになりました。

富山湾の海鮮がふんだんのかがやきセブン。白エビにホタルイカ、ぶり、カニ、ノドグロ、甘エビ、ひらめとオールスター揃いです。どっかのチームにF1セブンなるものいましたが遥かにオールスター感ありますね。

あら汁も鯛のお頭にカニやエビも入っていてこちらもオールスター。

他にも鯵や、炙りもの食べました。

これで約3000円。回転寿司はコスパいいです。

 

立山のみくりが池温泉は立地もいいので、登山の前後にも寄れますし、みくりが池温泉拠点に山登りも楽しめます。温泉の質も高くて尚且つ周辺であれば気軽な格好で歩ける(もちろん平地と比べたら寒いので防寒着は必須ですが)のであんまり登山はできないけど温泉は楽しみたいって方にもおすすめできます。

 

喫茶(1200円)や追加料理(1600円)、お昼(1100円)、グッズ(5600円)で10000円ほどみくりが池温泉に課金しました。別に使えるものとお腹に入ったと思えばとプラスに考えます。