2023年J2リーグ第27節の栃木SC🆚清水エスパルスを観戦しにお隣の栃木まで行くことにしました。
ただ行くだけじゃもったいないので宇都宮に泊まってついでに那須の山にも登ろうってなったのが今回の遠征目的でもあります。1日目は宇都宮の餃子とサッカー観戦、2日目に那須の山に登って帰るという流れです。
- 食べ歩きもいいけど暑い時は来らっせで餃子の味比べ
- ドラマやCMの撮影現場で有名な大谷資料館で涼む
- 国体スタジアムとはこうあるべきを提示してくれたカンセキスタジアムへ
- 2日目は牛が首をまわっての朝日岳登山
- 帰りも宇都宮餃子で〆る
食べ歩きもいいけど暑い時は来らっせで餃子の味比べ
宇都宮駅に10時過ぎに着いた私。
試合開始は18時なのでまだまだ時間があります。コインロッカーに山登るための道具を預けて身軽になって街中を歩きます。目的はもちろん餃子です。お昼時になると行列することは確実なので開店直後を狙います。途中宇都宮餃子通りなるものもありました。
みんみんや正嗣という人気店が1つの通りにある夢のような場所でもありますが、開店前ですでに行列ができていました。クソ暑い時に並ぶのは試合開場前だけにしておきたいのでもう少し先に進みます。こういう時は歩いて20分ぐらい、ちょうど二荒山神社の目の前にあるドンキホーテに逃げ込むのが吉。
ドンキホーテの地下一階には来らっせという餃子のフードコートがあります。幸い11時過ぎの開店直後は並ぶことなく入ることができました(写真は出てきた後に撮影)。
来らっせには大きく分けて常設店舗と曜日別の日替わり店舗と分かれます。
今回は常設店舗に行きました。常設店舗にはみんみん、めんめん、香蘭、さつき、龍門という5店舗があります。
フードコートなので各々好きな店舗の餃子を注文することができるので、暑い中歩き回ったり、行列に並んだりする必要がないのが魅力です。
注文は各店舗でしますが、その際、着席した場所を店員に伝えて番号札をいただきます。そうすると自分の席まで持ってきてくれるというシステムです。ちょっとややこしいですが慣れます。
各店舗のメニュー表も自分の席にあるので自分の席でゆっくり考えながら決めることができます。
まずは、さつきの青じそ餃子とライスセット、
めんめんで羽つき餃子を注文しました。
さつきの餃子は皮がモチっとしていて自分好みの味でした。青じそが入っているのでさわやかで胃もたれしません。めんめんの羽付き餃子は餡が甘いですね。これはこれで好きな味。さつきの席に座ったのでさつきの案内でいっぱいでした。
席も昨今のあれの影響が残っていて幅広くて餃子がいっぱいおけました。
まだまだ行きます。香蘭で焼き餃子と
ビビンバ風スープ餃子をいただきます。
餃子の皮はもちっりしていてかつ餡には甘さも感じるタイプの餃子でした。スープ餃子になっても皮が崩れることなかったです。ビビンバ風スープ餃子にするとほんのりとした辛みと餃子が意外に合います。具も豊富なのでこれだけでも軽い食事であれば十分でした。ってことで餃子を24個食ってかなりお腹いっぱいです。
出てきた頃には30分待ちでしたので開店直後を狙うことがおすすめ。お土産ブースもあって他のお店の冷凍餃子も売っています。もちろん宅急便で送ることも可能ですよ。何人か同士がいますね。
ドラマやCMの撮影現場で有名な大谷資料館で涼む
まだ時間は12時なので宇都宮市内での代表的な観光スポット大谷資料館に行ってみました。バスで20分か30分ぐらいで、30分から40分ぐらいに1本出ています。
大谷石は宇都宮の大谷周辺でとれる凝灰岩(火山灰が石になったもの)の採掘場跡で昔から人がほった跡や機械での大量採掘時代を経て今は観光資源として利用されています。
中に入っていくと冷気を感じてきます。坑内はなんと気温12度‼︎一年通して2℃から12℃ぐらいで推移しているそう。夏に来ると涼しさ以上に寒さも時たま感じるぐらいです。
昔は石を採掘している場所も時代の変遷とともに今となっては観光資源、もとより多くのドラマやCMの撮影スポットとしても有名になっています。
ドンペリのレセプションやレクサスやBMWの車の発表会も行われているそう。
ここで栃木SCの3rdユニフォームの発表会とかやったら結構合いそうだなと思ってしまいます。
わずかな光を当てて黒を立たせてば際立つし、黄色の文字が浮かび上がってカッコいいと思うんだけどな。
假屋崎さんコラボレーションも行っていて暗い中のプロジェクションマッピングなどもやっていました。
正味1時間弱でしたが、涼しくて快適でした。
国体スタジアムとはこうあるべきを提示してくれたカンセキスタジアムへ
ざっと観光も終わったのでスタジアムへ向かいます。今回の試合はカンセキスタジアム(以下カンスタ)で行われてます。栃木SCは他にも栃木グリーンスタジアムも使っているので間違えないように。宇都宮は今年LRTができてグリーンスタジアムもそれに合わせてなのか開業後はしばらくグリーンスタジアムでの試合になるようです。
最寄りは東武宇都宮線の西川田駅なので東武宇都宮(JRの宇都宮駅からは歩いて30分かかるのでJRの場合は雀宮駅まで行ってシャトルバスに乗った方がいいと思う)から電車に乗って行きます。
10分ちょっとで到着。多くのサポーターが降りて行きます。
カンスタは昔競馬場だったところに国体をやるということで数年前にできたスタジアムです。Jリーグのスタジアムで国体用で作られた場所をそのまま本拠地として使用しているところってJ2、J3だと多々あります。そのほとんどが無機質な陸上競技場でお世辞にもサッカー観戦には向いているとは言えないのですが、最新のスタジアムは色々と違いました。試合開始2時間前ですが、すでに多くのサポーターファミリーがいます。
いざ入場‼︎
清水サポは1400人(ゴール裏だけで)らしいです。大宮に2500人、町田には4000人きたらしいのでそれと比べるとちょっと少ないですが、なかなか多い数ではないかな。土曜の夜にやってくれるので行きやすいですしね。
ゴール裏から見るとこんな感じです。
陸上競技場なのでピッチが遠いことは変わりないですが、高いところにスタンドがあるので角度があり、(陸上競技場の中では)比較的見やすい。個人的にサンショー(3000m障害)の水濠が内側にあるかないかで陸上競技場の場合見やすさは大分変わってくると思っています。カンスタや国立は欧米のトラックのように内側に水濠があるのでトラックのすぐ脇にスタンドが設けられる利点があります。全層2層式のスタジアムなので2層からは高い視点でサッカーを見ることができます。座席は全席背もたれがついていますしトイレも着替えスペースやウオシュレット付きでいたって快適。携帯の電波も問題ありませんし屋根あるから雨の日も安心です。
試合前ですが我が軍の圧がすごい
餃子でだいぶお腹いっぱいでしたが、甘いものはまだまだいけるのでスタグルいただきます。暑いし、こういう時はアイス系に限ります。550円ぐらいだったかな。見た目はお店のもののようです。
ハーフタイム中はパチパチレモネードをいただきました。
ただの炭酸入りのレモネードだと思っていたらパチパチの正体はラムネでした。飲むと顔に当たるしめちゃくちゃ攻撃的な飲み物です。
試合は引き分けでした。
やけに疲れた試合でした。カンスタがきれいだった。
国体(今は国スポだっけ)とjリーグは切っても切れない関係ですが、こういうスタジアムであれば歓迎。当然サッカーはサッカー場でやるべきですが、碌に改装せずダラダラと無機質な陸上競技場でやるぐらいならこういう形でもいいので改装して欲しいです。
今日の宿は南大門にしました。北関東最大の温泉施設です。最大級とだけあってサウナも入って左右にドーンと部屋があって軽い衝撃を受けましたよ。
2日目は牛が首をまわっての朝日岳登山
2日目少し寝坊しました。昨日のなんだかやるせない疲れはとれましたので一本遅い電車で那須に向かいます。清水サポ1人いましたがどこに向かうのでしょうか?
那須には前回は雪が降った翌日に登りました。
この時茶臼岳には登頂済みなので今回は茶臼岳の周りをぐるっと4分の3まわって峰の茶屋跡に向かって、お隣の茶臼岳まで向かいます。
ロープウェイで9合目まで向かいますがこの時の添乗員さんがなかなか面白かった。前回はいなかったのでたまたまかな。ロープウェイの頂上はもう平地とは別世界で雲海が広がっていました。これほどまでの雲海は出会ったことがないです。
この先に見えるのは那須岳の最高峰茶臼岳です。
頂上までは50分の距離です。ゴロゴロした岩が多くてかつ風も強いので登るならキチンとした登山装備が必要です。アイスタまでの長い坂でへばっているようではダメですね。
今回は茶臼岳には用事はないので途中からは周回コースに入っていきます。気持ちの良い道を歩いていきます。
茶臼岳は天空の城のようです。
あっという間に峰の茶屋跡に到着してしまいました。目の前に見えるのが朝日岳です。
雪をかぶっていた時もいいですが夏山の緑もいいですね。東北の山(那須は栃木だからギリギリ違うのかな)は森林限界が低いのでちょっと登っただけでも木々のない山の風景を観れるのはいい点です。
では朝日岳に登っていきましょう。
高山植物を見ながら登っていきます。リンドウかな。
朝日岳までの道はちょっとした鎖場(あれは鎖なのか登りくだりを分けているだけなのか?って思うぐらい鎖なくても登れます。)があるなど茶臼岳と比べるとちょっと難しいかなって思うぐらいです。
徐々に朝日岳が近くなってきました。
あちらは三本槍岳ですね。
ちょっといくのは遠いので今回はパス。
さっきまで登ってみた道を振り返りながら
頂上につきました‼︎
帰りは峰の茶屋跡まで同じ道を戻っていきます。片側が崖になっているところも通るので慎重に進みます。変なことに夢中にならず集中していればなんの問題なし。
峰の茶屋跡まで戻ってきました。ちょっと曇ってきたかな。
ここで少しだけ休憩して下山します。左にさっき登ってきた朝日岳、左は茶臼岳という景色を見ていきながら下山します。
樹林帯に入ってしまいますと展望もなくなってしまうので単調になります。
山の神の神社まで降りると登山道は終了。正味3時間ぐらいの登山でしたが夏山の開放的な雰囲気と登り甲斐のある山でした。ただ、とんでもなく汗かいた。トレッキングパンツまでびしょ濡れは初めてでした。混んでそうだけど紅葉の時期に登りにいきたい。
帰りはもう少しだけ降って大丸温泉旅館の日帰り入浴で汗を流して
詳しいことは上の記事見てもらいたいですが、自然をそのまま生かした温泉になっています。混浴がメインですが、女性専用の露天風呂もあるので女性でも安心です。茶臼岳では硫黄臭がぷんぷん漂っていましたが、泉質は意外にも単純温泉です。
帰りも宇都宮餃子で〆る
バスと電車乗り継いで宇都宮に15時半にはつきました。このまま帰ってもいいですが、ご飯食べていなかったのでご飯食べていなかったので昼食なのか夕食なのかわからん時間ですがご飯食べに行きました。全ての行程を終えているのでちょっとサクッとお酒を一杯引っ掛けたいって思っていましたので、餃子だけでなくお酒も楽しめる宇都宮駅1階の巴莉龍へ行きました。
すごく微妙な時間に伺いましたが、待ち時間があるぐらい混んでいました。
焼き餃子は3種類。宇都宮餃子とするとちょっとお高いかなって金額ですね。
水餃子は色々種類がある!どれもこれも美味しそうです。
お酒を楽しめるお店なのでお酒に合うおつまみや
串物も揃っています。
お酒も日本酒からクラフトビールまで色々ある‼︎
栃木は意外なのですが、焼酎も盛んに作られているので焼酎ハイボールも多いです。
今回はキウイサワーにしましたよ。さっぱりしたものが飲みたかったから。
最初にニラ玉を頼みました。
栃木のニラと極みの卵を使っているみたいで食べようとメニュー決めていたのですが、注文にきたお姉さんにおすすめって言われて少し複雑な気分になりながら頼みました。ただ、卵が濃くてニラもうまくて、こんなニラ玉食べたことがないぐらい美味しかった。お酒も進みますが、ぶっちゃけご飯にそのまま乗せて掻き込みたいぐらい。
餃子もやってきました。普通の焼き餃子とエビ餃子にしました。
ちょっとお値段が張る分味は確か。肉も少し赤身が残っていても食べれるぐらいのようで、豚肉の旨みを感じながらパクつけます。エビ餃子のエビもプリプリで美味しくいただけました。
1時間弱飲み食いして、帰りました。
試合はモヤっとしましたが、カンスタは素晴らしいスタジアムでしたし、朝日岳にも登ることができてこれからの夏山シーズンに向けてのトレーニングもできましたので遠征としてはいい収穫だったのかな。
これからも登山に併せてのアウェイ遠征なのか、アウェイ遠征に併せての登山になるのかわからないですが、やって行こうと思います