10月の中旬、丹沢の三ノ塔まで登ってきました。っていうのも友人に山行きたいー‼︎って言われたので山にいくことにしましたが、体力には自信があるというもののあんまり経験がないみたいなのでどこにしようか悩みましたが、山に行って美味しいものを食べてもらいたいって思って丹沢の鍋割山にいくことにしました。
それがなんで三ノ塔になってしまったのかというと、標高差が約1000mと大きく登るのは体力勝負とはいえ登山初心者には山を楽しむ前に疲れてしまうでしょう(というか私がめんどくさかった)。朝早くから山に登るわけでもないので、鍋焼きうどんも売り切れているかもしれませんし。
だったら登山時間も短く、晴れていると絶景が楽しめる三ノ塔になったわけです。今回はヤビツ峠から三ノ塔に登る往復コースで山を楽しんできました。帰りに時間が余っていたらヤビツ峠に新しくできたレストハウスに行ってみようと思います。
今回の行程
日時 2021年10月9日
行程 ヤビツ峠ーニノ塔ー三ノ塔 往復
人数 2人
頂上まで約2時間!お手軽ハイキングだけど晴れていたら景色も楽しめる
秦野駅でロマンスカーを降りて友人と合流して、バスに乗り込みます。バスはヤビツ峠から山に入る登山者を満杯にして向かいます。バスの中からは走ったり、自転車でヒルクライムに挑んでいる方が数多くいました。そういえばろんぐらいだぁす!でもヤビツ峠ヒルクライムに挑んでいるんですよね。斜度は結構ありますし、アニメながらも登り切れるのはすごいなと思います。
丹沢は登山者が多いので様々な自然情報が発信されています。登山道の至る所にありますので見つけた際は確認すると自然はもちろんクマなどの注意情報も確認できます。
最初は清川村へと向かう県道を歩きます。登「山」をしているのに関わらず、ヤビツ「峠」なのでこの道は下っているのです。しかも25分ぐらいかかるのでウォーミングアップにはちょうどいいのですが、下っている分帰りは登らなければいけないのが辛いですね。帰りは地獄までとは言いませんが、だらだらと登らないといけないですし、舗装路入って終わった感で延々と歩かされるのはキツいので余力があれば岳の平経由でもいいでしょう。
舗装路から登山道に入る護摩屋敷の水が最後の給水スポット兼トイレなので忘れずに。
最初は林道ですが、徐々に登山道となります。最初の分岐さえ間違えなければ道は一本道なので迷わないはずです。
この日は曇りだったので海は見えませんでしたが、大山や下界の街ははっきりと見下ろすことができました。朝は富士山も綺麗に見えていたんですけどね。
少しキツいところもあったので休み休み登ってニノ塔到着。丹沢名物のテーブルみたいなベンチ(実はヒルよけ)がご登場です。
曇っていて遠くまでは見えませんがまだまだ丹沢山系は奥深い。
この先の三ノ塔。
鞍部にいるときは晴れ間が見えて東名高速道路や湘南平も見えました。
ニノ塔からは20分ほどで到着。ヤビツ峠からも2時間ちょっとで来れるので初めての丹沢山系で下手に塔ノ岳とかいくぐらいなら三ノ塔は楽に景色を満喫できる場所かもしれません(塔ノ岳の適度に山小屋があるのも捨て難いですが)。
本来であれば富士山を拝むことができるのですが、あいにくの曇り空のため見ることができませんでした。なんなら塔ノ岳の尊仏山荘も見えません。
お昼は焼きそばを炒める。案外山でもおすすめかも
三ノ塔にはトイレと避難小屋がありますが雨はまだ降ってこなさそうなので外で食べることにしました。初心者を誘う上で山での料理は意外さ(普通山で料理しようと思わないから)を見せることができますので、簡単な料理とかでもカッコよく見えます。というかバーナー持ってきて、ライターつけて火がつくだけでも感心されるはずだと思っています。
モツ鍋にしようか、ラーメンにしようか悩みましたが今回は焼きそばにしました。
材料は
・焼きそば麺 2人前(好みに応じて)
・セブンイレブンの肉入りカット野菜
・水(麺ほぐす用なので少量で良い)
以上。まだまだ暑い時期なので保冷バックに保冷剤大量投入して腐らないように持っていきました。
フライパンはユニフレームの山フライパンを使用しました。今回油を持ってくるのを忘れましたが、油なしでも焦げることなかったので優秀なフライパンです。
後は麺と具材を炒めてソースをかけるだけ。5分あればできてしまいます笑。
焼きそばは炒めるだけでささっとできますし、具材もいろいろ選べますし、塩分もある。さらに、ラーメンのような残り汁も出ないですし、平皿持ってきていれば分けることもできます。山で焼きそば焼いている人は見たことないですが案外山でも使い勝手の良い料理かもしれませんね。
この後コーヒー入れようと思ったのですがコップを忘れてしまいました。
ヤビツ峠レストハウスでロールケーキで打ち上げ
お腹を満たしたところで来た道を下山して行きます。
登っていく時は気づかなかったですが、下っていく道は開けているので気持ちいいものです。のんびり歩いて1時間ちょっとで護摩屋敷の水まで下山できますが、この後は登りです。30分ぐらいかけて登ってヤビツ峠まで戻ってきました。バスの時間まではまだ1時間ほど時間がありましたので、新しくできたヤビツ峠レストハウスに行きました。
カレーや豚汁(特にカレーは天皇陛下も頂いたものなのでお昼食べていなければ是非‼︎)もありましたが、すでに焼きそばを食べていたのでロールケーキとアイスコーヒーをいただきました。
ケーキは季節によって変わるようですし、コーヒーもこだわりがあるようです。できたばっかなので中もキレイで山岳写真家の方が撮られた山の写真も豊富にあるので山への意欲もそそります。
下山中にキャンプの話になったので、キャンプに誘いながらまた山に行けたらと思います。