埼玉県の奥武蔵地域は西武線沿線沿いに登山道がよく整備されています。なのでよく西武線沿いの山には登っていますが、
飯能アルプスと呼ばれる山々の中で1番高い伊豆ヶ岳には登っていませんでした。ちょうど、山の知り合いも登りたいということで一緒に登ってきました。
最初は舗装路、徐々に傾斜のキツい岩道に
伊豆ヶ岳に登るコースは正丸峠を回るコースや子の権現(ヤマノススメ にも出てきましたね)を通るルートもありますが今回はシンプルに頂上までの最短コースを歩きます。
スタートは西武秩父線の正丸駅。トイレや売店(9時半から)、自販機もあります。
最初は舗装道を15分ほど歩いて正丸峠へといく道から分かれます。分かれているところにはミツマタが咲いていましたが、すでに枯れています。
一昨年の台風の影響で木々が倒れています。
また、鉄製のはしも数カ所あります。
実谷のふたまたを過ぎると徐々に岩がちになっていきます。
とはいっても傾斜が急なだけなので登りに関しては辛いだけです。
新緑が美しい時期ですね。
尾根の上に乗ると少しだけ景色が広がります。
山の上にある建物はなんなんですかね。西武や国道の正丸トンネルや丸山の方になのですが丸山の展望台はあんなビルにはなっていなかったような。秘密結社のビルでしょうか笑。奥武蔵の山(どこかはわかりません)がよく見えます。どこまでも山が続いているようなそんな気がします。
五輪山を越えて少し下ると男坂が現れます。
写真では全くわからないのですが岩場ですし、危険なので自己責任で登ってくださいって書いてあったような。いっちゃだめというわけではないけど行かないでという感じでしょうか?手前には一応立禁の鎖があります。今回は同行者が怖いということで女坂(こちらも今は崩壊で登れず間の道を登っていきます)で登ってきました。女坂はくねくねしているぶん少しだけ傾斜は緩やかです。ロープもありますが、使わなくても登れる程度です。
正丸駅から休憩入れて1時間30分程度で登れました。
頂上からは展望はありませんが少し下ったところでわずかにひらけているところがありそこから都内方面を一望できます。が、今回は曇っていてあんまり見渡せませんでした。
下りは慎重に
帰りは正丸峠を回って下山を考えましたがもう少しで雨雲が近づいてくるということで行きと同じ道を戻ります。帰りは下りが急なぶん登りよりも慎重に降りないと滑って転びます。ロープを使って転ばないように転ばないように下ります。
なんとか転ばず下山することができました。幸い雨も全く降らず
1人だったら登って温泉入って帰宅ですが、一緒に行った同行者から秩父の芝桜が満開を迎えてるから行こうと誘われました。
電車に乗って15分ほどで西武秩父駅に到着。
駅から芝桜が咲いている羊山公園までは歩いて15分ほど(1.5km)。芝桜の時期だからなのか100mごとにあと何mの表示があってわかりやすいです。距離間隔は所々おかしくない?ってところもありましたが。
山と名がつくだけあって駅からいくと登りますが途中、牧水の滝という滝もありました。
さらに歩いて羊山公園到着
正面には秩父を代表する山である武甲山が見えます。セメントの産地で山肌がえぐれていることがわかります。
大きな芝生広場があるなど市民の憩いの場所にもなっているのでしょう。
もちろん、「羊」山公園だけあって羊もいます。
入場料300円払って入場します。
最初はチューリップの花壇があり、
チューリップ畑を過ぎると一面芝桜が満開です。
想像以上に色づいていました。
上から望める場所もあるので行ってみることに
ピンクだけでなく白いものやさらには青い色の花も咲いています。
雨どころか晴れ間も見えてきました。
下から上の方を写真で撮るとより迫力があります。
一周ぐるりと回りましたが大満足です。
特に雨にやられることなく山と芝桜を満喫できてよかったです。今回は同行者がいたので普段では気づかないところ(羊山公園)にも連れて行ってくださり、いい山旅になりました。伊豆ヶ岳もこれからアルプスの岩陵に挑戦したいけど不安という方におすすめです(ただし、男坂は一応通行禁止なので自己責任でお願いします)。これで飯能アルプスも大高山から子の権現までを残すのみとなりました。やはりなんだかんだ奥多摩とか丹沢よりもいきやすいから結構登ってますね。
今回のGPSログはこちら
五輪山 / perauupさんの五輪山(埼玉県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ