encourageofclimb 山登りへの招待状

Encourage of Climb  山登りと温泉への招待状

登山記録や山旅、登山道具などの山に関することや旅行や温泉のブログ

水芭蕉のシーズンの尾瀬ヶ原をハイキングして温泉小屋に泊まって硫黄泉を満喫した山旅

突然ですが、私が初めてちゃんとした装備を買って登ったのは富士山でした。

ただ、その後あんまり登山はしていませんでした。せいぜい近くの筑波山に登った程度です。それが、3年前に尾瀬にいってから本格的に登山を行うようになりました。なので尾瀬は私にとっての登山の原点でもあります。

 

そんな尾瀬に山に興味ありそうな友人を連れて行こうとしたのですが直前で金がないとか言い出してトンズラされたので結局1人でいくことになってしまいました。まぁ、その分気楽なのでいいでしょう。今回は尾瀬を気楽にハイキングして途中の尾瀬小屋ですごいと評判の山小屋グルメを堪能し、1回泊まってみたかった温泉小屋に宿泊するというお手軽ながらも日頃の運動不足を解消できるランドネ的な企画です。

 

 

 

 

 

6月10日金曜日の新宿で友人とご飯を食べた後バスタ新宿から深夜バス尾瀬号で尾瀬に向かいます。



バスタ新宿から深夜バスがうじゃうじゃと走っていて興奮はしますね。



今回の深夜バスの車内では隣に人がいなくて、その点は良かったですが深夜バスなので全然寝れません。ネルノダとめぐリズムのアイマスクしてもダメでした。

 

開けて6月11日の午前4時にバスを降ろされます。

前までは鳩待峠行きのバスが来るまでバス車内で待機できたのでそのつもりでいたのですが今は全員降ろされるようです。トイレが新しくなっていて

水洗で着替えもできるぐらい大きいのでここで登山用の服に着替えてシャトルバスを待つことにします。シャトルバス乗り場も2019年ではバス降りた近くにあったのですが、2022年では橋を渡った駐車場から乗るようになったようです。

 

すでに結構な人が並んでいますが、シャトルバスはすでに何台も待機していてさらに乗り合いのタクシーもあるので座れないということはなさそうです。



鳩待峠までは30分ほどで着きます。くねくねしている道ですが寝ていたのでほとんど記憶がないです。

 

鳩待峠には朝は無料の休憩所もありトイレもあるので(100円のチップが必要です)最終の準備は鳩待峠でできます。

飲み物は少し相場より高いぐらいなので、少ないと思ったら買っておいた方がいいでしょう。この先山小屋はいくらでもありますがこの2倍程度はしますので。



最初は1人になったのでアヤメ平に行こうとしたのですが、数分歩いて獣の音がしてサッと逃げていく音がしました。この先あんまり人がいないところですし、まだまだ雪も溶けていないところも多いようなので今回はやめました。

 

至仏山方向も6月中は残雪期間中なので登山禁止です。またいつか登りにいきたい。



水芭蕉が見頃だった鳩待峠から山の鼻までゆるーく下る。

 

尾瀬ヶ原への道は終始下りです。普段から山登っていると最初から登りなので変な感覚です。昨日雨が降ったのか地面は濡れています。

 

最初は階段ですが、しばらくすると木道に変わります。ここから尾瀬ヶ原までは木道オンリーです。右側通行になります。

 

川の水量も雪解けの影響で多いです。



木々に囲まれながらも至仏山が望めるのですが生憎の天気なので雪が積もっているぐらいしか確認できません。



晴れているとこんな感じです。



テンマ沢湿原には水芭蕉の群生地となっています。ちょうど見頃なのか白く咲き誇っています。



大きな白い花びら(実際は仏炎苞と呼ばれる葉っぱが変形したものと、花序と呼ばれる小さな花が集まっている部分で構成されています。

水芭蕉は綺麗ですが、綺麗なものには毒があるといいますか葉っぱや茎に毒があるので触らないようにしましょう。意図して触るようなことはないかとは思いますが。また、クマの大好物でもあるので腹を空かせたクマが来る可能性もあります。そういう可能性を考慮してか近くにクマよけの鐘があります。



2019年に来たときは雪解けが早かったからかもう緑が多いですね。



桜(ヤマザクラ)も咲いていました。



川上川を渡ると山の鼻までは後少しです。



山の鼻は至仏山登山の拠点にもなる場所ですし、山小屋も3カ所あり、ビジターセンターもありますので休憩スポットとしてもちょうどいい場所です。

ビジターセンターは尾瀬の自然について学ぶことができるので休憩がてら是非入ってほしい場所です。

 

ちょうどトイレに行きたくなりましたのでトイレにいきました。尾瀬の山のトイレは1回100円の協力金が必要です。尾瀬のトイレは浄化槽式ですし、年間に○百万かかるようです。莫大な金額がかかりますので協力金がなくなると下手したらトイレの数も減らされ死活問題になりかねませんのでご協力をお願いします。ただちょうど100円玉を持ち合わせていなかったので申し訳ないですが、小銭が出てきたらまとめて入れることにしました。

 

朝の8時ということで売店や喫茶店でコーヒーをいただこうと思いましたが、営業時間が変わっていて(多分例のアレの影響)9時からのようです。

 

この日は午後から天気が悪くなるということでいつから天気が悪くなるかは気になるところ。尾瀬は携帯電波が繋がらないのですが山小屋周辺であればauの電波はつながりますし、ドコモも最近では繋がるようになったようです。フリーWi-Fiもあるのでちょっと雨雲の動きを調べる程度ではあれば時間はかかりますが可能です。

 

晴れはしなかったけど至仏山も燧ヶ岳も両方望むことができた

 

山の鼻からは尾瀬ヶ原と呼ばれる地域に入っていきます。尾瀬ヶ原は木道以外の人工物がほぼなく大自然を自分だけのものにすることができる空間が広がっています。

 

初めてきた時こんな状態でしたからね

 

こんな景色を見てしまったら山に夢中になるのも納得です笑。2019年はミズバショウの時期は過ぎてしまってはいましたが、平日で人も少なくすごくいい天気の時に訪れることができて本当に良かったです。

 

山の鼻には1周約30分程度で1周できる研究見本園があります。

 

一面ミズバショウが広がっていました。

土曜日なので人はそれなりに多いですが至仏山も見えて最高の空間です。

燧ヶ岳も雲が取れて見えるようになりました。

 

ルート上わざわざ通る必要がないところですが、写真撮るスポットも多いので是非歩いてもらいたいです。

 

いよいよ尾瀬ヶ原の核心地に入っていきます。

それにしても水芭蕉が美しいこと。

前には燧ヶ岳、

後ろには至仏山百名山を2つ同時に見ることができるっていうのも尾瀬の魅力でしょう。

木道しか登山道がありませんので周りの人に配慮しながら写真を撮る必要があります。

 

カエルの大合唱が聞こえるのですが、カエルは見当たらず。どこにいるのか探しながら写真撮っていったら、いつの間にか逆さ燧が撮れるスポットまでやってきました。曇っていましたがしっかり水面に燧ヶ岳が写ってくれました。



晴れているとこんな感じです。

 

そういえば今年はまだ雪が残っていますね。

 

実は逆さ燧のポイントは至仏山もキレイに見えるポイントでもあります。

ちょうど木道がないので人工物がないポイントでもあるので、忘れずに後ろ側も振り返りましょう。

 

前に燧ヶ岳を見ながら歩いていき1時間ほどで牛首の分岐まできました。牛首から先はヨッピ吊橋の方に向かいましたが、真っ直ぐ竜宮方面に進むとこれぞ尾瀬っていう写真撮影スポットがありますので初めての方は竜宮方面に進むことをお勧めします。



湿原の中をテクテク歩いていきます。高低差はほとんどないので足の疲れはありませんが深夜バスのせいで眠いです。

 

ヨッピ吊橋までの道も湿原がだいぶ沼の感覚に近づいていたり、ヨッピ川があったりとこちらはこちらで風光明媚です。



ヨッピ吊橋に到着です。

吊橋は10人は渡れるぐらい頑丈なので安心して渡れますが揺れます。

 

このまま本日の宿泊地の温泉小屋まで進んでもいいかなと思いましたが、眠くて早くコーヒー飲みたいですし、まだチェックイン時間ではないため見晴方面に向かうため一旦竜宮にいきます。

 

今度は乾燥したサバンナのような湿地帯です。尾瀬ヶ原でも場所場所で全然風景が違います。



竜宮小屋はトイレがあり、休憩スポットもあるのでこの辺りで休んでいる方も多かったです。鳩待峠からは3時間の場所にあるので日帰りであれば竜宮で折り返してヨッピ吊橋見て帰るぐらいがいいのかもしれないです。

 

竜宮からは一旦森の中に入って



沼尻川を渡ります。



だんだんと燧ヶ岳は大きくなっていき、至仏山は小さくなっていきます。


そして建物が見えてくると

 

尾瀬ヶ原の東の端で尾瀬全体の真ん中あたりの見晴に到着です。見晴は山小屋だけで6軒もあるのでさながらちょっとした集落というか村です。



山小屋グルメを超越した尾瀬小屋のレアステーキ丼をいただく

 

今回の目的の一つである尾瀬小屋にきました。



尾瀬小屋は半世紀以上前から営業している山小屋ですが、ここ最近山小屋グルメに力を入れているようです。テラス席から至仏山も見えるので霧ヶ峰のころぼっくるヒュッテみたいです。

 

www.encourageofclimb.com

 

やっとありつけたコーヒーはすぐ近くでわいた湧水を使っています。



前菜のマッシュポテトです。見た目の時点で山小屋とは思えない見栄えです。もちろん味も良かったです。



ステーキ丼がやってきました。



肉はかみごたえありまして、今私肉を食べているっていう感じの赤身です。1600円しましたが街中のカフェでこの金額払えって言われても納得できるぐらい美味しいです。山小屋なので輸送面や調理面でハンディキャップがあるのにこの価格でこの美味しさは山小屋の料理のクオリティを超越しています。

 

食べ終わってもう少しいてもいいだろと思いましたが混んでいるようなので弥四郎小屋の喫茶室でケーキ食べてから行こうと思いましたが雨が降ってきたので、先に本日の宿泊地の温泉小屋に向かうことにしました。

 

 

 

尾瀬で唯一温泉に入れる山小屋温泉小屋に宿泊

見晴から温泉小屋までは歩いて20分ほどで到着しました。

温泉小屋には尾瀬小屋と同じようなテラス席があるのですが雨に繊細なため雨天は休止で本日はありつけず。また来ます。



今回は相部屋で泊まったので料金は1泊2食付きで11000円でした。部屋は8畳ほどで結構キレイで電源コードまでありました。



温泉は内湯のみですが、鉄分を多く含んだ硫酸塩泉で皮膚病などによく効くみたいです。



夕食は素朴なオリジナルカレーと牛すき小鉢などのおかずもいっぱいです。品数豊富でご飯をおかわりしました。

朝食も品数豊富で朝からお腹いっぱいでエネルギーをチャージできます。



詳細はこちらをご覧ください。

 

www.encourageofclimb.com

 

鳩待峠まで本当のRTAを実行

 

次の日は雨予報でした。尾瀬沼まわって帰ろうかと思ったのですが、雨が降っているのでとっとと帰ることにしました。何分で鳩待峠まで戻れるのかリアルタイムアタックRTA)してみました。

 

温泉小屋をでたときは霧で何も見えません。

 

20分ほどで東電小屋に到着。実は東電小屋は新潟県にあります。

 

だんだんと霧も晴れて雨も上がっていきました。尾瀬沼行けたかもしれません。



ヨッピ吊橋の川も増水していました。

 

曇っていて遠くまで望めないからかアフリカのサバンナのような感じです。

湿地帯もゲームとかに出てきそうなクオリティですね。



牛首まで戻ってきました。至仏山は雲に隠れて裾しか見えないです。



ただ、また雨も降ってきました。雨の尾瀬も悪くはないのですがこの日は終始レインジャケットを着ていました。



山の鼻までは1時間50分ほどでした。休憩しようかと思いましたが、フリーWi-Fiで雨雲レーダー見たら1時間後に強い雨雲がやってくるようなので、休憩せず鳩待峠まで登ります。

後ちゃんと、前日のトイレ費用とこの日使用したトイレ料は払ってきました。

 

鳩待峠への最後の登りはそこまで辛くはありませんが最後に登るのは普段の登山とは違う感覚です。

 

無事鳩待峠まで帰ってきました。2時間45分でした。


山の中ではTwitter全然見ていなかったので久しぶりにみたら上の看板のツイートで200いいね以上ついていました笑

 

鳩待峠で軽く汗かいたTシャツを着替えて、ちょうどシャトルバスが出る時間でしたのでほぼ待ち時間なしで戸倉に戻ることが出来ました。戸倉に戻ったら温泉です。



戸倉の湯は単純硫黄泉で透明ながらも硫黄の香りがしてきます。内湯と外に同じぐらいの大きさの露天風呂があります。



汗を流した後はバスで沼田駅沼田駅上越線に乗り換えて高崎駅でランチというプランを立てていたのですが、沼田駅で乗り換えようとしたらちょうど接続が悪くて1時間15分も待ち時間がありました。さてどうしようかと考えてしまう時間ですが、ちょうど駅前に松乃家という蕎麦屋があったので寄ることにしました。



まいたけ天ぷらのざるそばをいただきました。



舞茸3つ乗っていましたし、大葉もありました。そばも十割そばなのでつるつるっといただきました。乗り換えの時間の関係で寄りましたがいいお店を見つけたかもしれないです。

 

私が登山にのめり込むようになった場所の尾瀬を歩きましたが、正直ぶっちされた時は行くのやめようかと思いました。ただ、曇っていてもいい景色で行ってよかったと思える場所でした。素敵な山小屋もありますしテント泊もできますし、まだ至仏山も燧ヶ岳も登っていないので登りに行かなくてはいけないですね。